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2018年11月03日 18:00 更新

トイレの壁紙を張り替えよう! 選び方のコツから費用、段取りまで

部屋の印象を左右しやすい壁紙ですが、比較的小さい空間のトイレならチャレンジしやすい! ということで、今回はトイレの壁紙選びのポイントや疑問にお答えします。トイレの壁紙を選ぶポイントや、張り替えにかかる時間や金額など、詳しく紹介していきますので、参考にしてください♪

こんにちは。「壁紙から始める新しい暮らし」ライフオーガナイザー®の前田梨絵です。

最近でこそ、アクセントクロスや、輸入壁紙をちらほら見かけるようになってきましたが、それでもまだ白い壁紙が主流です。いざ白以外の壁紙を張ってみようと思っても、面積の大きな場所だと、イメージがわかなかったり、思っていたのと違ったら……なんて思うと少々勇気がいりますよね。

そこでオススメしているのがトイレです。今回は、比較的面積が小さく気軽に張り替えられるトイレの壁紙選びのポイントと、オススメは? 費用は? 日数は? 段取りは? などの疑問にお答えします。

【機能別】トイレの壁紙の選び方

トイレの壁紙は、汚れやすいから張り替えるというのはもちろんのこと、リビングなどと違って家具などの移動もほとんどなく、常に目につく場所ではないので、少し冒険したものを選んで張ってみることができるのがいいところ。

最近では、汚れ防止・臭い防止・湿気防止・抗菌など、さまざまな機能の壁紙がありますが、特にトイレの場合はこんなタイプがオススメです!

「湿気防止タイプ」ではないものを選ぶ

一瞬「湿気防止タイプ」は、臭いも一緒に吸収してくれそう! と選んでしまいがちですが、汚れが飛び散る便器横の壁には、オススメしません。なぜなら、壁紙が湿気と一緒に汚れを吸収してしまい、取れにくくなったり臭いの原因になったりしてしまうから。

「汚れ防止タイプ」がオススメ

「汚れ防止タイプ」は、表面がコーティングされているので、汚れが飛び散るトイレにはオススメです。汚れが壁紙の中へ染み込むこともなく、拭くだけできれいになるので、トイレの壁を清潔に保つことができます。

「凹凸の少ないタイプ」を選ぶ

壁紙があまりにもデコボコしていると、たとえ「汚れ防止タイプ」でコーティングされていても、凹凸部分に汚れが残ってしまい、拭き取りにくくなってしまいます。

この3つを押さえて、あとは気に入った色や柄を自由に選んでみてくださいね!

壁紙張り替えの疑問【Q&A】

Lazy dummy

Q.そもそも壁紙張り替えの費用ってどのくらいかかるの?

わが家のトイレは、1面だけをストライプのアクセントクロスにしています!

1帖のトイレ全面張り替えなら、
「壁紙代約9,000円」+「職人さんの日当:約2万円」=約3万円
が相場です。

壁紙は通常、幅約90cmのものがロール状になっていて、それを天井から床の長さにカットして張っていきます。そのため見積書ではトータルで必要な長さ「@単価×○m」という表示になります。

輸入壁紙や特殊な壁紙になると単価の高いものもありますが、一般的な壁紙の単価は500円/mほど。1帖のトイレだと@500円×約18m=9,000円となります。

このほか、別途費用がかかる場合の例として、今ある壁紙を剥がしたときに下地の状態が悪いと、そのまま表面の仕上がりに反映されてしまうため、パテなどで平らに整える処理が必要になります。

よほど状態が悪く、下地の処理に追加で1日かかってしまうという場合なら、「職人さんの日当:2万円」が別途必要と考えられます。

Q.施工はどれくらいの時間でできるの? 段取りは?

トイレの壁紙の場合は、約半日ほど。「既存の壁紙をはがす→養生→糊付け→施工」という流れで行っていきます。

【既存の壁紙はがし(30分〜)】
まず、今張ってある壁紙をはがしていきます。例えば、何か商品を買ったときについている値札。簡単にはがれるもののあれば、はがしてもすぐに破れて跡も残るはがしにくいものもありますよね。壁紙も同じで、大きくぺろんとはがれる場合もあれば、はがしてもすぐに破れてチビチビはがしていかないといけない場合もあります。比較的古いお家などは、はがしにくい傾向があります。

【養生〜糊付け(約1時間)】
糊づけの機械を室内に運ぶ場合などは、床に傷がつかないように養生を行います。そして専用の機械で壁紙に糊をつけていきます。

【壁紙張り(1.5時間)】
1帖のトイレなら、全面張っても1.5時間ほどです。

Q.施工時に必要な場所の確保は?

Lazy dummy

トイレの場合は不要ですが、通常は脚立を立てるため、張る面の壁から約1mほど空けておく必要があります。また、糊づけ専用の機械を置く、2帖ほどの雨に濡れない平らな場所が必要です。

家具などは壁から1m離す、もしくは別の場所に移動させます。糊づけ専用の機械を置く場所は、平らなガレージなどでも大丈夫です。

まとめ

壁紙を張り替えたいと思っても、費用も時間もまったく見当もつかない……という方は多いと思います。小さな空間であるトイレは、壁紙を張るのにチャレンジしやすい場所! ぜひ記事を参考に、取り組んでみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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