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2018年10月26日 16:30 更新

整理整頓できてる? 引き出し収納のコツ4つ

引き出しの中って、気が付くとぐちゃぐちゃになってしまいませんか? きれいに整った引き出しが理想だけど、外から見えない分、ついつい適当に入れてしまってパンパンに……。そこで今回は、細かいものの引き出し収納についてコツをお伝えします!

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

文房具や消耗品、日用品などをしまうときに、引き出しの中に入れている人も多いと思います。さらに、リビングやデスク周りなど、引き出しがある場所は意外とたくさんありませんか?

目に見える部分はきちんと片づけますが、引き出しの中までは……という状態になっている人に! 今回は、より使いやすい引き出しにするための収納のコツをお伝えしたいと思います。

「使う時にスムーズに引き出せない!」なんて状態な人は、ぜひ参考にしてくださいね。

引き出し収納の特徴って?

引き出すだけで中のものが全て見わたせる

「引き出す」というアクション一つで、引き出し内に入っているものを俯瞰して見ることができます。

全体が見えるということは、どこに何があるのか一目でわかるということ。そのため、探し物がなくなり、使いたいものをすぐに見つけることができますね。

奥行きを有効に使える

奥行きのある場所は、使いやすい手前についついものが溜まってしまって、奥にしまったものが取り出しにくくなりがちですよね。そういった場所に引き出しを設置すると、奥行きが有効に活用できます。引き出すだけで奥にしまったものも、ラクに取れるのでとっても便利!

分類しやすい

細々としたものの収納には、このようなコンパクトな引き出しが便利。

「1段目は文房具」「2段目は薬」「3段目は工具」というように、ジャンル別に引き出しを分ければ、引き出し内でいろいろなものがごちゃごちゃになることもありません。

引き出しの外側にラベリングしておくと、よりわかりやすいですね。

引き出し収納をするときに、やってしまいがちなNGポイント

ここでは、引き出し収納でついやってしまうNGなポイントをご紹介します。引き出し収納がうまくいかない! と悩んでいる方は、これが原因かも?

引き出し内で中のものを重ねてしまう

Lazy dummy

引き出し収納のメリットは、引き出すだけで中のモノが見わたせるという点。つまり、見わたせる位置に配置するということがポイントなんです。そのため、どんどん上に重ねてしまうと、引き出し収納のメリットを台なしにしてしまうことになります。上に重ねてしまうと、下の方のモノが取りにくいですよね。

引き出しの中では、重ねないことを徹底してみましょう! 紙モノなどもファイルなどに入れて、「立てる収納」にした方がスペースもとらず、オススメです。

ジャンル構わずぐちゃぐちゃに入れてしまう

Lazy dummy

細々したものの収納には、補助アイテムとして仕切り板や、収納ケースを使いましょう。

引き出し内でスペースを区切らずにポイポイ入れてしまうと、どうしても中のモノが混ざり合ってしまいます。どこに何があるかわかりやすくするために、仕切りを作ってみましょう。

使いにくい場所に引き出しを設置してしまう

Lazy dummy

よく使うアイテムは、使いやすい位置に収納したいですよね。

引き出し収納の場合も同じで、設置する場所は腰から目線より少し下の位置がゴールデンゾーンとされています。目線より上の位置では中に入っているものが見にくいですし、極端に低い位置にあるのも体に負担がかかりますよね。

ぜひ使いやすい位置に設置しましょう。

引き出しの深さが合っていない

Lazy dummy

収納したいものと深さの合っていない引き出しは、散らかるもと。深すぎる引き出しは、上の空間が余り、引き出し内でモノを重ねてしまう原因となってしまいます。

ついつい、深めの引き出しは「大容量でたくさん入りそう」と思ってしまいますが、一つの引き出しにたくさん入れなくても、浅めの引き出しをいくつか積み重ねた方が、ジャンル別に引き出しを分けられるのでオススメ。特に文具などは、浅めの引き出しを選ぶと良いですね。

引き出しの前に十分なスペースがない

Lazy dummy

引き出しを設置する場所にも気を付けましょう。引き出した分の面積も前面に開けておかなくてはいけないので、スペースがない場所に設置するのはNG。もちろん、引き出し本体がモノに埋もれてしまうのもアウトです。

おすすめの引き出し収納法

収納ケースを使う

引き出し内をケースを使って仕切ることで、中に入れたものがごちゃごちゃ混ざるのを防ぐことができます。

ジャンル別に分けることで見た目もスッキリし、どこに何があるのかわかりやすくなりますよ。

引き出し内にラベリングをする

引き出し外側に、中に何を収納したかラベリングするのは多くの方がやっていますが、中はどうでしょうか?

家族と共有で使っている引き出しの場合は、このようにしまう場所をわかりやすくラベリングしておくのも一つの手です。

こうすることでしまう場所がわからなくて出しっぱなし……というのも防げますよ。

しまうものに合わせて深さを選ぶ

チェストなどの大きな引き出しもありますが、細々したものの収納には小さめの引き出しで、なおかつ、ばら売りのものがおすすめ。

しまうものに合わせて、引き出しの深さを選び、それを組み合わせることで空間の無駄がなくなり、収納もすっきりとしますよ。

収納グッズに合わせるのではなく、しまいたいものに合わせて収納グッズを選びましょう!

使用頻度に合わせて収納する

引き出し収納で一番使いやすい場所は、手前側です。よく使うものは、手前の取り出しやすくしまいやすい位置に収納するとよいでしょう。奥には使用頻度の少ないものや、ストックをしまっておくと◎。

また、高さも気を付けたいところです。よく使うものは、一番使いやすい段に収納してくださいね。

まとめ

引き出して何がどこにあるかわかる引き出しは、見ていて気持ちがいいですよね。お片づけが苦手な人も、引き出しなどの小さなスペースから始めるといいですよ! 年末の大掃除に向けて、今のうちに引き出しからすっきりさせましょう♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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