住まい 住まい
2018年09月23日 18:00 更新

意外なスペースを有効活用! 突っ張り棒を使った収納裏技

今や収納グッズとして欠かせない「突っ張り棒」。穴を開けなくても棚やハンガーレールを作れる賃貸住居のお助け商品として、今や収納の定番アイテムとなりました。そんな突っ張り棒は、単に掛けたり吊るしたりするだけではなく、アイデア次第でさらに便利に使う事が可能です。今回は、我が家やお客様宅での突っ張り棒の使用例をご紹介します。

我が家の収納でも! 突っ張り棒活用レポート

こんにちは、整理収納アドバイザーの井上知恵子です。

「突っ張り棒」のメリットのひとつは、壁に穴をあけずに収納スペースを作れるところ。我が家は賃貸ではありませんが、やはり穴を開けるのは抵抗があります。マンションだとコンクリートで穴が開けられない箇所もあるけれど、そんな場所に使えるのも魅力の一つ。

では、突っ張り棒の活用例を見ていきましょう。

キッチンでは意外な場所で活用

キッチン吊り戸棚の下の照明ボックス内に、キッチンペーパーを設置するために突っ張り棒を活用しています。さらに、ここにフックを取付ければ、ゴム手袋や布巾などを吊るして干すスペースとしても使うことができます。

引出しの中を区切る目的で使っています。ここではタッパーのフタを、立てて倒れないように収納するための仕切りとして、突っ張り棒を使用。収納したいものに合わせて自由に調整することができるので、サイズ選びが難しくぴったりの収納ボックスがない時や、中で動いてしまうものを固定する場合にも使えます。

クローゼットの中ではデッドスペースを最大限に活用

我が家のクローゼットは、元々押し入れをリフォームしているので奥行きが深いのですが、それゆえに奥にゆとりがあったり、両脇も少しデッドスペースがあります。

そこを有効利用するために、前後に突っ張り棒を設置して、一番奥に季節外のアウターを横向きに収納。衣替えもラクに、オンシーズンの服も取り出しやすくなるよう工夫しました。

また、側面の壁にも突っ張り棒をセットして、その季節に使うカバンや小物を吊るし、収納しています。主人側にはネクタイを吊るして収納。よく使う帽子や小物を、サッと収納できるのは便利です。

使って実感! 突っ張り棒のこんなところがいい

さまざまな場所に設置できる

突っ張り棒の魅力は、やはり工事不要、穴あけ不要で手軽に設置できるということ。

さまざまなサイズの突っ張り棒が販売されているので、両脇が壁などしっかりしたスペースであれば
・部屋の仕切りカーテンを吊るす
・洗濯物を干すための室内物干として
・収納棚を作るための下地として

など、どこにでも便利に使うことができます。

洗濯物など重たいものを吊るすには、簡単には落ちない最高耐荷重の超強力タイプの突っ張り棒を使用するようにしましょう。

自由に高さを変えられる

通常の収納家具であれば高さの変更が限定されていることが多いものですが、突っ張れる場所であれば、どの高さでも使うことができます。

例えば、子どもの身長に合わせてハンガーポールを設置する、赤ちゃんやペットの飛び出し防止柵として使うこともできます。我が家でも、子どもが小さかった時は突っ張り棒を数本使って、キッチンや玄関にセーフティゲートを作っていました。

活用方法は無限大!

狭いマンション、一人暮らしや制限のある空間でそれなりの収納力アップを図りたい場合や、使った方が便利になるモノには使うべきアイテム!

スリッパ、鍋、トイレットペーパー、帽子にハイヒール、子ども用の靴などアイデア次第で収納できるモノは無限大です。

例えば、玄関のシューズラック内に突っ張り棒を取り付ければ、ヒール部分をひっかけて、横並べではなく前後に靴を収納できます。前後に収納できるようになったことで、収納の容量がアップ。もう玄関に、靴を出しっぱなしにしておくこともなくなりそうですね。

おしゃれな突っ張り棒も登場

DRAW A LINE 001 Tension Rod A 突っ張り棒A 幅75~115cm 縦横兼用 マットブラック D-A-BK
¥ 3,780 (2018/09/23時点)
(2018/6/6 時点)

DRAW A LINE 001 Tension Rod A 突っ張り棒A 幅75~115cm 縦横兼用
¥3,780

今はこんなにおしゃれな突っ張り棒が登場していますので、インテリアに合わせてスタイリッシュな空間を便利に作ることが可能となりました。こちらは付属のマグネットや棚まで付いたセット商品もあるので、生活スタイルに合わせてカスタムできますね。

まとめ

突っ張り棒は便利に使える優秀な収納グッズですが、取り付け方法や使用方法を間違えると落下の危険性もあるので要注意です。突っ張り過ぎて壁が凹んでしまったり、穴をあけてしまう恐れもあるので注意して使用するようにしましょう。

ポイントは必ず水平になるように設置すること。そして、長さを計って最適なサイズを購入すること。限界まで伸ばざずに余裕をもって使用した方が、強度が保たれます。耐荷重を守ることも大切です。今は、100円ショップの安価なモノから強力タイプのヒンジ付き商品やネジ固定の商品などさまざまなものがありますので、用途に応じて賢く活用してみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-