女性の一人暮らしで快適に暮らすためのポイントや注意点

一人暮らしを始める際に必要不可欠な部屋探し。まずは、ここから今後の生活の明暗が別れているといっても過言ではありません。住みたい場所や沿線にこだわりはあるのか、駅からどのくらい離れているのか、バストイレは別か、1階か2階なのか…あげたらキリがない程に条件はたくさんありますよね。
その条件をもとに家賃との折り合いをつけていくわけですが、大概は家賃か条件のどちらかを妥協して交渉成立となるでしょう。提示された物件で即決するのではなく、必ず複数の物件を紹介してもらい吟味することが大切です。お部屋をいくつか紹介してもらうと、物件の相場感や妥協してもいいポイントなどが見えてきます。大家さんと交渉して礼金の免除など、活用できるかもしれませんよ。

また、優先する条件は一度自分でなぜ大切なのかを問いかけてみましょう。帰宅が遅くなるため、街灯の多い駅チカの物件がいい、モノが多くなりがちなので収納スペースが広いところがいい…。理由をつけることで、絶対なくてはならないものが見え妥協するポイントが見つかります。引っ越しは高額な費用がかかるため、長く住める物件を探しましょう。

家が決まったら、次は家具類の準備です。ここで決めておきたいのは、お部屋をどんなテイストにするのか。それに合わせて家具を購入することをオススメします。かわいい、かっこいいという理由だけでバラバラと家具を買ってしまっては、お部屋に配置したときごちゃごちゃして見えてしまいます。特定のブランドを決めて買う、色や素材を合わせて買う、家具屋さんでコーディネートされたお部屋の家具をまとめて買うなど、統一感が出せるかを重視して選びましょう。

また、家電は自分の料理スキルや自炊意欲によって必要なものが変わってきます。女性は、炊飯器や冷蔵庫、電子レンジなどが必要という人は多いですが、なかには炊飯器はいらず、電子レンジですべて対応してしまうという人も。また、テレビなどを買わずにネットやスマートフォンで観るという人も少なくありません。どの家具・家電が必要かをリスト化しておくことで、部屋をどう使うかが見えてきますよ。

意外と忘れてしまいがちなのが、光熱費や家賃の支払い。今まで家族が管理していたものを、自分で管理しなければならなくなります。振り込み形式の場合は、コンビニなどで支払いができますが、ポストや机に支払い票を放置して滞納するというパターンはあるあるなのです。支払いを忘れない、手間をかけないためには通帳からの引き落としにしておくとよいでしょう。

実家にいたときは、あまり気にしていなかった光熱費も、一人暮らしするといくら分使ったのか把握することができます。そのため、今月は電気代がかかったから、節約しようという考えにシフトしやすいです。光熱費は、一人暮らしする人の大きな支出となるので、家電選びのときもできるだけ省エネなものを選ぶとよいでしょう。

一人暮らしで生活費の大半を占める食費。時短料理を身につけることによって、手間も省くことができ、節約にもつながるでしょう。ここでは、時短でできる料理術をまとめました。

電子レンジは、料理が苦手な人はぜひ活用してほしい家電。電子レンジを使いこなすことによって、下処理などはもちろん、フライパンいらずで食事を済ませられることもあります。お皿にそのまま食材を盛ってできるものが多いので、大きな洗い物もでにくいです。例えば、野菜やキノコ、肉や魚も塩コショウや酒少々振って、あとはレンジで火を通せば、とっても美味しく仕上がります。味付けにはポン酢やドレッシングなどを複数用意して、飽きない工夫をしましょう。

一人分の料理を作るには、小鍋を活用するのがポイント。大きい鍋で作ってしまうと、一人では食べきれずに食材が無駄になってしまうことは多いです。小鍋サイズだと、そのまま鍋を冷蔵庫に入れられるので保存もすることもできますね。麺類系の料理、スープなど、小鍋だとそのまま皿としても使えるので、洗い物を少なくできるというメリットも。

いかがでしたでしょうか。一人暮らしをすると今まで、気づかなかった「面倒くささ」を発見することが多いと思います。そこから、どうやったら時短になるのか、節約になるのか考えることが大切。100円均一でも便利グッズを多数取り揃えているので、上手に活用して"快適な"一人暮らしライフを送りましょう。