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2023年12月22日 10:47 更新

PMSに対する男性の意識は? パートナーのPMSに悩んだことがある人は4割以上に

PMS(月経前症候群)の対策アプリ「ケアミー」を運営するヘルスアンドライツはこのほど、15歳から49歳の男性4,000人を対象にPMSに関する意識調査を実施しました。

女性パートナーの有無で、男性のPMS認知度には4倍以上の差が

生理のある女性の約70〜80%が生理前に何らかの症状(PMS)があるとされています(*1)。そのようななかで、男性はPMSについてどのくらい認知しているのか。パートナーの有無によるPMSの認知度を調査しました。

(*1 )出典:日本産科婦人科学会公式サイト

現在パートナーがいる男性の30.9%、現在パートナーがおらず、過去にパートナーがいた男性の15.6%がPMSを「知っている」と回答。一方で、現在も過去もパートナーがいない男性のうちPMSを「知っている」と回答したのは、わずか6.9%でした。

女性パートナーの有無により男性の認知度には4倍以上の差があり、妻や恋人などパートナーの女性が身近にいるかどうかでPMSを知る機会に差があることがわかりました。

男性はPMSの知識を女性パートナーから学んでいる

PMSを「知っている」と回答した男性はどのようにしてPMSを知ったのか。一番多かった回答は、「パートナー(恋人や妻)から教えてもらった(43.8%)」、2番目に多かったのは「インターネットやSNSで知った(34.3%)」であり、身近にいるパートナーや気軽にアクセスできるインターネットやSNSから情報を得ていることがわかりました。

パートナーのPMSに悩んだ経験がある男性は4割以上に

これまでにパートナーがいたことのある男性のうち、43.2%がパートナーのPMSに「悩んだことがある」と回答しました。

生理前のつらい症状に苦しむ女性はもちろん、PMSで悩む女性をパートナーに持つ男性もまた悩んでいるようです。

女性パートナーのPMSに悩む男性の9割以上が「PMSを理解したい」

パートナーのPMSに悩んだことのある男性のうち91.1%が、パートナーのPMSに関連して起こる不調について「知りたい」と回答しました。実際にPMSで悩む女性が身近にいる男性は、PMSの症状への理解を望んでいることがうかがえます。

調査に協力した男性へのインタビュー結果

男性は具体的にどのようなことに悩んでいるのか。インタビュー結果の一部を紹介しています。

独身男性(25歳)
・彼女と同棲をしはじめてから、コミュニケーションで悩むことが増えました。いつもは仲が良いんですが、急に彼女が情緒不安になり険悪なムードになるんです。理由もよくわからず、急にイライラしたり、黙り込んだりするので、どう接したらいいのか分からず悩んでいます。女性特有のものかなとは思うのですが、きちんと理解したいと思っています。

既婚男性(31歳)
・生理のせいで気分のムラが起こるということはなんとなく知っているのですが、妻の情緒不安が生理のせいなのか自分からは聞きづらいです。話しかけると、余計に相手をイライラさせてしまう気もして...。たまにならいいんですけど、毎月のようにそんな時期があるので、ちょっと精神的に疲れてしまうことがあります。 二人の関係性のためにも本当は相手のことを理解して、自分にできることがあるならしたいと思っています。

調査概要

<PMS対策アプリ『ケアミー』調べ>
・調査期間:2023年11月27日〜12月13日
・調査対象:15〜49歳 全国の男性4,000名
・調査方法:インターネット調査
※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。合計しても100%にならない場合があります。


ヘルスアンドライツ
https://healthandrights.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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