夫婦で一緒に寝てる? 産後・子育て中の寝室事情を調査
嫌いになったわけじゃないのに、気づけばご無沙汰。出産をきっかけにそのまま自然とレス状態に……というご夫婦も多いのではないでしょうか。今回は夫婦の関係と密接に関わる“寝室事情”についてうかがってみました。
現在、夫婦の寝室は同じですか?
子どもが生まれると必然的に生活環境が変わります。夫婦2人だけのときと同じように過ごすわけにはいきませんよね。
今回は「夫婦だけの寝室で寝ているか」あるいは「夫婦と子どもが一緒に寝ているか」をたしかめた上で、さらにそれぞれ一緒の布団やベッドに寝ているか別々なのかを聞きました。
「夫婦で別の寝室」が最多
調査の結果、「夫婦それぞれ別の部屋で寝ている」が27.6%と最多でした。
次いで「夫婦と子どもが一緒の部屋で、別々の布団やベッドで寝ている」が21.1%、「夫婦と子どもが一緒の部屋で、同じ布団やベッドで寝ている」が20.2%となりほぼ同数。
「夫婦だけの寝室で寝ている」人は、寝具を別にしている場合は17.5%、ダブルベッドなど同じ寝具で寝ている場合は13.7%となりました。
子どもと一緒だから……
子どもが小さいうちは、個人差はありますが夜泣きもあります。
男性育休が普及し始めましたが、共働き家庭の場合、保育園に入るまでママが長期で育休を取りパパの育休は短期間であることも多く、翌日の仕事のことを考えてママが赤ちゃんと寝て、パパが別室で寝るというケースも少なくありません。
「寝室を分けるのは子どもが小さいうちだけ」と思っていても、仕事で遅く帰ってくるパパと子どもたちの睡眠リズムが合わず、そのまま夫婦別室で寝る習慣が定着したというケースもあるでしょう。
また、海外では月齢が小さいうちから子どもは子ども部屋で1人寝の習慣をつけさせる文化もありますが、日本では住宅事情も関係して「親子一緒に寝る」という文化が根強いものです。
さらに、蒸し暑い日本の夏はエアコンなしで眠ることは難しく、電気代を節約するために家族一緒の部屋で寝るという方も多いのではないでしょうか。
まとめ
夫婦の寝室に関するアンケートの結果からは、産後はそれぞれ別の部屋で寝ている夫婦が一定数いることがわかりました。
しかしながら、寝具が一緒かどうかを問わないとすれば、夫婦ふたりきりで毎日寝ているという夫婦が3割近くにのぼるという事実も見逃せません。
次回からは、妻・夫それぞれに産後の性生活について聞いた調査結果を公開していきます。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年4月28日~5月11日
調査人数:475人(20~40代のパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)