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2023年06月19日 11:02 更新

結婚経験のある人の7割以上が「いま幸せ」と回答、そのうちの6割が世帯年収500万円以上

ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」は、結婚と幸福度の関係について着目し、20代から60代の結婚経験のある男女330名を対象にアンケート調査を実施しました。

令和時代の結婚と幸福度は、どう関係している?

マッチングアプリ大学では今回、「世帯年収は幸福度に影響するのか」や「幸せに一番必要なものは何か」など分析し、令和時代の結婚と幸福度の関係についてレポートしています。

結婚を経験している男女の7割以上が「いま幸せ」と回答

まずは結婚経験のある男女全員に対して、現在幸せかを尋ねました。

「とても幸せ」「幸せ」の合計が72.2%、「普通」が15.7%、「あまり幸せでない」「幸せでない」の合計が12.1%でした。

幸せと回答した人は70%を超える結果となりました。このことから、多くの人が結婚生活を経験して幸せを感じているといえそうです。

「幸せ」と回答した人の6割以上は、世帯年収「500万円以上」

次に注目したのが世帯収入。「とても幸せ」「幸せ」と回答した【いま幸せ派】と、「あまり幸せではない」「幸せではない」と回答した【いま不幸せ派】で比較してみました。

【いま幸せ派】の世帯年収でもっとも多かったのは「500万円〜600万円」で18.5%。次いで「400万円〜500万円」の17.2%、「300万円〜400万円」が15.5%、「1,000万円以上」が11.8%という結果でした。

また、【いま幸せ派】の61.4%が世帯年収500万円を超えています。日本人の年収中央値(※1)が366万円(※2)であることから考えると、平均よりも高い水準の生活を営めていると予想されます。

「お金(経済的な余裕)」が精神的なゆとりを生み出すことで夫婦間の関係を良好に保つことができるため、幸福度に影響をもたらしているのかもしれません。

(※1)年収中央値とは・・平均値と異なり極端に高いまたは低い年収に引きずられないため、一般的な給与水準を理解しやすい

(※2)国税庁「令和3年 民間給与実態統計調査」より
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2021/pdf/002.pdf

「幸せでない」と回答した人は世帯年収「300万円未満」が多い

一方で、【いま不幸せ派】で一番多かったのは、世帯年収が「300万円未満」の27.5%でした。続いて「400〜500万円未満」が20%、「500万円〜600万円未満」が17.5%で、年収が500万円を超える割合は約48%という結果です。

500万円を超える割合の差で比較すると、【いま幸せ派】と【いま不幸せ派】の差は13ptですが、300万円未満の差は21.6ptにも上ります。

このことから、結婚生活における幸福度には「お金」が大きく影響すると言って良いでしょう。

結婚生活では、さまざまな選択をする場面があります。大きくは住宅購入や子どもの教育費から、小さくは何を食べ何を着るかまで、そのすべてに対しお金がかかります。お金があるかないかによって、選択肢に大きな違いが生じることは言うまでもないでしょう。

そうした選択を行うたびに生じる、小さな我慢や不満が、「幸せでない」と感じさせる要因になっているのかもしれません。

幸せに一番必要なものは「健康」という回答が最多に

それでは、体感的にはなにが「幸せに一番必要」だと捉えているのでしょうか。ずばり質問してみました。

その結果、一番多かったのは「健康」の33.3%、次に「お金」の27.6%でした。続いて「配偶者の理解・価値観の共有」18.5%、「配偶者の存在」8.5%、「子供」6.7%という結果です。

男女によって違いがあるのかも比較してみました。

男女とも1位、2位は「健康」「お金(経済的な余裕)」という回答で違いはありません。

違いが見られたのは3〜5位です。3位は、男性が「配偶者の存在」だったのに対し、女性は「配偶者の理解・価値観の共有」でした。女性の場合、「互いに理解しあえる配偶者でこそ幸せを得られる」と感じている人が多いようです。

また「子供」に関しては、男性が5位で4.5%、女性は4位で8.6%と、占める割合は低いものの男女で約2倍の差がありました。男性が「子供」よりも「配偶者の存在」を必要と考える人が約3倍多いことは、「配偶者の存在」よりも「子供」を必要とする割合が2倍多い女性との、大きな違いといえるかもしれませんね。

【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート
調査対象:結婚を経験した20〜60代の男女
アンケート母数:男女330名
実施日:2023年5月26日~6月5日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/
調査会社:ネクストレベル

(マイナビ子育て編集部)

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