時間をかけて子どもに食べさせる夫を見て大反省…私は根気と我慢が足りないのかも…『ふうふう子育て #81』
娘・ふーみんに食事をあげようとしても食べず、皿をひっくり返したりして遊ぶので、イラっとして「食べないならおしまい」と伝えた青鹿さん。しかし夫が根気強くあげたところ完食したため、青鹿さんは自分の根気や我慢のなさを反省して……。
自分の「根気ゲージ」を確認してみよう
そもそも根気強くあげれば食べるとは限らないけど
娘・ふーみんの食事がなかなか上手くいかないことに、離乳食開始以来ずっと悩み続けている私。
ある日、私があげても食べなかったのに、夫があげたら完食したことがありました。夫は根気強く娘の食事介助をしていたので、私は「きっと私の根気と我慢が足りないからだ……」と思い、ふーみんへの申し訳なさもあり、落ち込んでしまったのです。でも、夫は「ユウには根気があると思う」と意外なことを言いました。
夫曰く「そもそも、親に根気があれば子どもがごはんを食べるかというと、そうではないと思う」とのこと。そもそも夫が平日の食事介助をするのはめずらしいので、接する人が変わったことでふーみんの気分も変わり、たまたま今回は食べただけかもしれないという意見でした。
さらに夫は「僕よりユウのほうが根気があると思う」と言ったのでビックリ。私は、夫がふーみんの様子を細かく褒め、吐き出されても投げつけられてもニコニコと食事介助する様子を見ていたので、どう考えても彼のほうが根気があるのではないかと思ったのです。でも夫は、私と夫では「根気のスタート地点が違う」と答えました。どういうこと⁉︎
「ユウは、毎日、ふーみんのために献立を考えるところからスタートして、買い出し、調理、配膳して食事介助まで全部やってる。一方、僕は今日だけで、さらに食事介助からのスタート。だから、心に余裕があるのは当たり前だよ。スタート地点を考えたら、ユウのほうが根気あると思う」
確かにどこをスタートと考えるかによって全然違う、と思いました。食事介助の部分だけを見れば、夫はとても根気強く、私は根気がないように思えます。でも、全体や毎日の積み重ねまでを考えれば、私だって娘によく付き合っているのは間違いありません。
私は「自分の根気が足りないからダメなんだ!」と自責モードに入っていたので、スタート地点の話をされて目からウロコ! 夫のおかげで「私にだって根気がある!」と自信を取り戻すことができました。
以降、疲れを感じたときは根気ゲージがどのくらい残っているかを考えるようになり、早めに夫に食事介助などをお願いできるようになりました。
投稿募集
子育て中は、親の根気強さを試されがちですよね。「私って根気あるじゃん!」と思ったことがあれば教えてください。私は、子どもの好みやコンディションに合わせた食事を提供し続けていることは根気強く続けていると思います。
#親の根気 #ふうふう子育て
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(編集協力:大西まお)