バスに初めてベビーカーで乗車したときのこと。降り際の優しさに感謝です #「ありがとう」を伝えたい
ベビーカーでのバス乗車は、乗り降りにもひと苦労。ですが、バスを利用しなければ移動できないこともあります。今回は、30代ママが送ってくれたバス移動時の体験談をご紹介します。
ベビーカーOKのバスに乗車したけれど
生後3ヶ月の我が子をベビーカーに乗せ出かけたときのことです。
目的地までの移動手段がバスしかなく、ベビーカーでバスに乗るのは初めてでした。最寄りの停留所に止まったバスには「ベビーカーに子どもを乗せたままでOK」のマークがついており、少しほっとした気持ちでベビーカーを持ち上げ、バスに乗車しました。
しかし、すぐさま「甘かった」と思い知らされることに……。
抱っこしながらベビーカーを畳むのに手こずり……
車内にベビーカー優先ゾーンはあるものの、そこそこ混雑していたため優先どころではありません。場所を取るのも忍びなく、子どもを抱きかかえてベビーカーを畳むことにしました。
まだしっかり首が据わっていなかったので、赤ちゃんを抱きながら片手でベビーカーを畳むのは、思った以上に大変でした。
危ないと思ったのか、ベビーカーを畳み終えるまで運転手さんは停車してくれていたのですが、乗客たちの刺すような視線が気になってしまい私は焦るばかり……。
無事にバスは動き出しましたが、畳んだベビーカーも幅をとり、子どももグズり始めて、肩身の狭い思いでずっと下を向いていました。
降車時、女性のやさしさに救われた
バスがやっと目的地に到着。
どっと疲れた気持ちで降車口に向かうと、見知らぬ年配女性が「持ちますよ」と畳んだベビーカーを持って降りてくれたのです。
女性はベビーカーを広げて子どもを置くまで待っていてくれ、最後に「赤ちゃんかわいいわね。子育て大変だけど楽しんでね」と言って去って行きました。
せっかくのお出かけが悲しい気分になるところでしたが、女性のおかげで今ではとても心が温かくなるよい思い出になっています。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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