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2022年03月31日 17:01 更新

「本当は夫婦でもっとお金の話をしたい」お金について話せる夫婦は1.3倍円満・家事協力度も高い傾向

ベアーズはRENOSYと共同で、子育てをしている共働き夫婦に対し「家族のお金の話とコミュニケーションの実態」に関するアンケート調査を実施行いました。その結果、「家族のお金の話」ができている夫婦は、夫婦間のコミュニケーション全般に関する満足度が高く、家事の分担も、協力できている傾向にあることがわかりました。

家事代行サービス、ハウスクリーニング、キッズ&ベビーシッターサービスなど暮らしのサポートを行う「ベアーズ(東京都中央区 代表取締役社長:髙橋健志)」は、不動産テック総合サービス「RENOSY(リノシー)」を運営する「GA technologies(東京都港区 代表取締役社長執行役員 CEO:樋口 龍)」と共同し、日本の夫婦仲をより良くするため、子育てをしている共働き夫婦に対し「家族のお金の話とコミュニケーションの実態」に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、パートナーと「家族のお金の話」ができている夫婦は、夫婦間のコミュニケーション全般に関する満足度が高く、家事の分担に関しても、パートナーと協力できている傾向にあることが判明しました。

また、全体の4割以上がパートナーと「家族のお金の話」ができておらず、そのうち8割以上が、「本当はお金の話に関して夫婦間でもっと会話をしたい」と思っていることも明らかになりました。

パートナーとのコミュニケーション全般や家事分担、日常会話、夫婦仲に関する満足度について質問しました。

その結果、「お金の話ができている」と回答した人が、「お金の話ができていない」と回答した人よりす夫婦間のすべてのコミュニケーションの満足度を上回りました。パートナーと日常的にコミュニケーションがとれていて、その満足度が高い夫婦は、お金の話についても同様にコミュニケーションが取れており、夫婦仲も良い傾向にあるようです。

家事分担に関する満足度と「家族のお金の話」の関連性を調べるため、どのようにパートナーと日頃の家事分担をしているかを質問しました。

その結果、すべての項目において「お金の話ができている」と回答した夫婦は、「お金の話ができていない」と回答した夫婦よりも、「パートナーと協力している」という回答が多い結果となりました。夫婦間で協力して家事に取り組む家庭が増える中、日常的にコミュニケーションを取れている家庭は、お金の話や家事の分担ができているという結果です。

資産形成や家計の管理、将来のライフプランなどに関する「家族のお金の話」について、パートナーとどの程度会話ができているかを質問しました。

その結果、「どちらかといえば出来ていない」が28.3%、「全く出来ていない」が13.8%という結果になり、全体の4割以上の夫婦で「家族のお金の話」に関するコミュニケーションが不足していることがわかりました。

また、そのうち「家族のお金の話をパートナーともっとしたい」と考えている人は全体の8割以上で、夫婦でお金の話をしたいと思っているのに、思うようにできていない共働き夫婦が多いようです。

「夫婦間でお金の話ができていない」と回答した人に、その理由を質問しました。

その結果、最も多かったのは「何から始めてよいかわからない」で35.5%でした。「十分な知識がない」という理由も32.0%で2番目に多く、夫婦間でお金の話を始めることのハードルが高いと感じている人は多いようです。

また、「きっかけがない」や「忙しくて時間がない」と回答した人もそれぞれ全体の2割以上おり、日常的に育児や家事、仕事に大きく時間を割いている子育て中の共働き夫婦では、「家族の金の話」は後回しになっている傾向がみられます。

調査を行ったRENOSYとベアーズは、「家族のお金の話」をしている方が家庭が円満になり、家事分担もうまくいくという相関関係が認められたと分析しています。

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(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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