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2021年12月03日 06:12 更新

医療、介護業界に勤務する女性の9割が「自分以外のデリケートゾーンを見て気になることがある」と回答

アドバンスト・メディカル・ケアが発行するフェムテックサーベイ第2号では、医療・介護事業に携わり、日頃より自分や他人の体や健康へ意識が向いているヘルスケア業界の女性たちに、デリケートゾーンケアについて調査を実施しました。その結果、約9割の人が「自分以外のデリケートゾーンを見て気になることがある」回答していました。

アドバンスト・メディカル・ケアは、全国の医療施設のプロデュースを行い、医師監修による高付加価値サプリメントや化粧品開発といった分野にも積極的に取り組んでいる会員制ホテル事業などを展開するリゾートトラスト株式会社のグループ企業です。そんなアドバンスト・メディカル・ケアが発行しているのが「フェムテックサーベイ」です。

今回発行するフェムテックサーベイ第2号では、アドバンスト・メディカル・ケアの関連事業である医療・介護事業に携わり、日頃より自分や他人の体や健康へ意識が向いているヘルスケア業界の女性たちに、デリケートゾーンケアについて調査を実施しました。

デリケートゾーンケア意識について質問をしたところ、「大変気を使っている」、「気を使っている」と答えた人が41%。一般女性での調査結果は22%でしたので、ヘルスケア業界の女性はデリケートゾーンケア意識も高いという結果になりました。

回答では「あまり気を使っていない」人は半数にのぼりますが、そのうちの22%はデリケートゾーン専用の洗浄剤を使用しています。専用製品を使用するハードルをあまり感じずにデリケートゾーン専用商品を使っているようです。したがって、「気をつかっていない」人にとっては、日常的デリケートゾーンケアがあたりまえの習慣となっているとも考えられます。

デリケートゾーンケア製品の製品使用率は、洗浄剤で40%と高く、保湿剤11%、、美容液1%と一定数の使用者が見られました。また、脱毛などデリケートゾーンへのプロの施術率も11%でした。

調査対象者の約3割が自分以外のデリケートゾーンを見る機会があり、そのうちの94%は自分以外のデリケートゾーンを見た時に、その状態が気になることがあると答えています。

具体的に気になる状態として挙げられたのは、肌荒れ・乾燥(57%)、洗浄不足(39%)、アンダーヘア―(39%)でした。

産婦人科医 吉形玲美医師からのコメント

本来、閉経前の健康な方のデリケートゾーンは、女性ホルモンの働きにより、腟内にいるラクトバチルス乳酸菌がpHを酸性に保ち外的な細菌等から守る自浄作用を持っています。においやおりものが気になるからといって、洗浄過多はその自浄作用を奪ってしまうので避けてください。具体的には、ボディソープは体の皮脂が多い部分の汚れを落とすために洗浄力が強いことが多いので、デリケートゾーン専用の洗浄剤もしくはお湯で洗う、そして洗浄剤は泡切れが良いものを選ぶと、洗い流しすぎて善玉菌が失われるリスクも下がると考えられます。そして、洗った後には保湿を習慣付けましょう。善玉菌、ラクトバチルス乳酸菌が入った洗浄剤と保湿剤をセットで使用し続けることで、気になる悩みが改善されることもわかっています。

【調査概要】
調査内容:デリケートゾーンケアに関する調査
調査期間:2021年9月~10月
調査方法:製品使用と併せたアンケート調査
調査回答数:117名
調査対象: 20~50代の医療・介護業界に勤務する女性(株式会社アドバンスト・メディカル・ケア関連会社勤務)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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