子どものITスキル、どう育む? ゲーム建築の達人夫妻が実践する「楽しく興味を伸ばす」方法
PR:株式会社マウスコンピューター
「プログラミング教育」が必修化されたものの、IT教育を受けていないママ・パパ世代には一抹の不安も。ゲーム建築作品で有名なタツナミシュウイチさんと妻のむっこさんが実践している、“子どもとデジタルのつきあい方”とは?
2020年から「プログラミング教育」が必修化されました。でもIT教育を受けていないママ・パパ世代には一抹の不安が……。今回は、ママたちの持つ「プログラミング教育」への不安を調査。そのうえで、世界的に人気のゲーム「マインクラフト」による建築作品で有名なタツナミシュウイチさんの妻・むっこさんが実践している、親が意識すべき“子どもとデジタルのつきあい方”をお聞きしました!
ママたちの不安は「保護者が教えることができるか?」
編集部が小学校6年生までのお子さんのいるママ154名を対象に、「小学校のプログラミング教育必修化への不安」について聞いたところ、「保護者が教えることができるかどうか」がトップ。親世代のほとんどはそもそもプログラミング自体に触れたことがなく、「自分のわからないことを子どもに聞かれて教えられるのか」という不安は大きそう。
●「親がデジタルやITが苦手なので、子供にどう教えたり、手助けをすればいいのか」(36歳/子ども5歳)
●「小さいうちから機器に慣れてしまい、SNSやゲームばかりしてしまいそう」(34歳/子ども2歳)
算数や国語などはママも知識があり、学校の勉強に対するサポートがある程度確立されています。ところが、プログラミング教育となると初めての体験。家庭でどのようにサポートすればいいか、ついていけなかったときに何をしたらいいか、イメージできないのが正直な気持ちのようです。
ゲーム建築「マインクラフト」の達人夫妻の場合
「2歳からPCに触れた。最初はモノとしての興味から」
世界的に人気を博し、“子どもの創造力を培う”ともいわれるブロックゲーム、「Minecraft(マインクラフト)」。プロマインクラフターとして、日本で初めてOfficial Minecraft Partnerとして認定されたタツナミシュウイチさんのご家庭では、お子さんはなんと2歳からPCに触れています。妻のむっこさんによると、段階を経て経験を積んでいるのだそうです。
「PCは子どもが2歳前半のころ、アルファベットを覚えはじめた段階でキーボードに触れさせました。最初は『モノ』としての興味がわいて叩いたりしてしまうので、壊してもいいようなものから。やさしく使えるようになった3歳ごろから、パパと一緒に『マインクラフト』を操作するようになりました」
最初はマウスをパパが操作し、前進するキーを子どもに押してもらったり、ゲームの中の釣りざおを振るときにクリックだけしてもらうというところから、少しずつスタート。パパもママも大好きな『マインクラフト』なら「操作を教えられるし、安心して与えられる」と感じているそう。「楽しいことからPCに慣れてほしい」という思いもあります。
「『マインクラフト』は、立体の感覚などが養われると思います。また、生き物がいたり、木からたいまつを作ったりと、科学的なことも学べます。さらにコマンドを使うようになると英語の勉強にもなると思います」
早くから自分専用のPCを持たせて、小学校に入る前にはタイピングを
むっこさんのお子さんは4歳と1歳。プログラミング教育はまだもう少し先ですが、何歳くらいまでに何をしたいなど、考えていることはあるのでしょうか?
「小学校に入るまでには自分専用のPCを使って、手元を見ながらでもタイピングができるようになればいいなと思っています。私自身、ゲームでチャットをしたいからタイピングを覚えたので、楽しく自然に身に着けられるといいですね」
むっこさん自身、小学校5年生の時に情報の授業が始まり、一部の子がタイピングできるのを英雄のように感じていたのだそうです。
「今後、子どもが、私の知らないゲームをやりたいと言ったら、まずは一緒にやってみます。いつまで私と遊んでくれるかわかりませんが、それまでは一緒に楽しみたい。もう一緒にやりたくないと言われたら、そのときは子どもの意向を尊重したいと思っています」
ルールを決め、一緒に遊ぶ時間をとる。親ができることを少しずつ
むっこさんは、子どもがゲームやPCで遊ぶ時には、やる前に「何分まで」と決めています。
「ゲームを始めるタイミングで、『時計の長い針が3になるまでね』『お風呂が沸いたらおしまいね』と言います。1回につき15分くらい、長くても30分は超えないようにしています。最初は時間を守るのが難しかったのですが、だんだん自分から守れるようになってきました」
1歳のお子さんはYouTubeを見始めると止まらないそうですが、その場合には“取り上げる”のではなく、外遊びなど“別の遊び”に誘うようにしているそうです。
「『見たい』と泣いたりするので、今は苦労ポイントではあります。でも、『夢中になりすぎるからデジタル機器を使わせない』ではなく、親がサポートしながら少しずつやめられる習慣をつけていけば、苦労は一時的なものだと考えているんです」
「子どもが好きなものを自分も好きになりたい」というむっこさん。ゲームやPCだけでなく、宇宙やヒーロー物など、子どもが関心を持ったものを一緒に知識をつけながら楽しんでいます。アニメや動画などのコンテンツも、IT機器も、勉強も、すべてがつながっていて、同じように一緒に楽しめるのではないかと考えているそう。
視力に配慮をしながら、コミュニケーションとしてもゲームを楽しむ!
アンケートの中でも「ゲームやPCは視力が悪くなるのでは」と心配するコメントが多くありましたが、むっこさんも「ここは気をつける」という基本ルールを守っているそう。
「たとえば夫はパソコンを使っていない子ども時代に読書のし過ぎで視力が落ち、私は昔からネットにハマっていたけれど今も視力がいい。だから視力に関しては、一概には言えないと思っています。『やりすぎたら視力が落ちる』と心配し過ぎずに、『目を近づけすぎない』『暗い部屋でやらない』『長時間やらない』という基本をおさえ、ブルーライトカットのフィルムも使うようにしています」
実は視力以上に気にかかっているのは、姿勢。そのため、猫背に気がついたときには「きをつけぴっ」と声をかけて、背筋を伸ばすようにしているそうです。
「PCやゲームなど、どれだけいい機器やソフトを買っても、使い方がよくなければその良さを生かせません。大人が楽しみ方をきちんと教えて、子ども自身が『好きだな』『やりたいな』と思うようにつなげていくのが我が家のやり方。買って与えるだけではなく、そこに親子のコミュニケーションが生まれて、学びや楽しいことがあるように導いていきたいです」
“子どもが自分で所有”するスタディパソコン『mouse E10』
子どもの目線に立って柔軟にIT機器とつきあい、一緒に楽しむ。そんなむっこさんのご家庭のように、子どもと一緒にPCをスタートできるといいですよね。たとえばマウスコンピューターの『mouse E10 マインクラフトバンドルパッケージ』は、落下の衝撃に強く、防塵・防滴のため、“子どもが自分で所有する”のに最適なスタディパソコン。むっこさんがご家族で楽しんでいる「マインクラフト」が、標準でバンドルされているモデルです。
タブレットとして使用できる本体に、着脱式のキーボードを装着すれば、ノートパソコンに切り替えが可能。キーボード入力の練習もできるから、段階を追って楽しみながら覚えていけるとあって、子どもの「ファーストPC」にぴったりな一台です。ぜひむっこさんのご家庭のように、遊びの中に自然にPCをとりいれて、親子で一緒に楽んではいかがでしょうか。