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2024年05月09日 11:06 更新

「夫の些細な行動にイライラ」「やる気が起きず家事が雑に」産後女性の3人に1人が「ひどくなった」と感じるPMSの変化

利用者数60万人のPMS対策アプリ「ケアミー」を運営するヘルスアンドライツは5月12日の「母の日」に合わせ、20歳から40歳の母親400人を対象に、産後のPMSの変化について調査しました。

女性の心身はホルモンバランスの影響で、妊娠、出産など、ライフステージごとにさまざまな健康課題に直面します。

今回の調査の結果、母親の約3人に1人が産後のPMSがひどくなったと感じていることがわかりました。また、産後のPMSで困っていることや対策方法、PMSの時に家族やパートナーに求めることも明らかになりました。

母親の約3人に1人が「産後にPMSがひどくなった」と感じている

母親の約3人に一人が「産後にPMSがひどくなった」と感じている

20歳から40歳の母親400人に対し、産後のPMSに変化があったか尋ねたところ、32.0%が「ひどくなった」と回答しました。

産後のPMSあるある、約半数が「夫の些細な行動にイライラする」

産後のPMSあるある、約半数が「夫の些細な行動にイライラする」

産後にPMSの不調を感じている人に、「PMSが原因で困っていること」を聞いたところ、最も多かったのは「夫・パートナーの些細な行動にイライラする」という回答で47.9%でした。

次いで、「子どもの些細な行動にイライラしてしまう」が43.8%、「やる気が起きず家事が雑になってしまう」が37.7%という結果に。

また、感情的に振舞ったことで自己嫌悪に陥る人や、夫とギクシャクしたり、離婚を考えてしまう人がいることもわかりました。

母親のPMS対策方法は「睡眠」「無理をしない」などのセルフケアが上位に

母親のPMS対策方法は「睡眠」「無理をしない」などのセルフケアが上位に

「PMSの不調に対して、どんな対策をしているか」との質問に対しては、対策方法として最も多かったのは、「睡眠をとる」で31.5%が回答。次いで、「無理をしない」が29.5%、「自分を甘やかす」が24.7%という結果でした。

ピルや漢方を飲む、婦人科で相談するなど医療機関を利用するよりも、セルフケアで対処している人が多いことがわかります。

一方、「何も対策していない」と回答した人は28.1%で、不調を感じていても3割弱の人は何も対策していないことが明らかになりました。

PMSの対策をしていない理由「どんな対策がいいかわからない」が最多

PMSの対策をしていない理由「どんな対策がいいかわからない」が最多

PMSの不調に「対策していない」と答えた人に対し、その理由を聞きました。

最も多かったのは、「どのような対策をとればいいか分からない」で、43.9%が回答しました。次いで、「特別な対策をするほどの症状ではないと感じるから」が26.8%、「費用がかかる」が19.5%でした。

してもらって嬉しかったこと「率先して家事をしてくれた」が最多

してもらって嬉しかったこと「率先して家事をしてくれた」が最多

産後にPMSによる不調を感じている人が「PMSで体調やメンタルの状態が優れないときに、家族やパートナーにしてもらって嬉しかったこと」では、最多は「率先して家事をしてくれた」で34.1%が回答。

次いで「率先して育児をしてくれた」が21.7%、「家事や育児から離れられる、一人の時間をくれた」が16.3%という結果となりました。

その他、「そっとしておいてくれた」「理解しようとしてくれた」「話を聞いてくれた」といった対応が嬉しかったという声もありました。それぞれ、具体的なエピソードと一緒に紹介しています。

【率先して家事をしてくれた】
・PMSで体調が悪い時、ご飯を全て作ってくれた。(33歳)
・夫に相談して分担作業を増やしてもらった。(35歳)
・ご飯を作ってくれたり、買い物など率先してサポートしてくれた。(36歳)
・イライラしたり、吐き気がしたりと体調に影響があるので、夫も子どもも自分ができる家事を手伝ってくれる。(38歳)

【率先して育児をしてくれた】
・夫に子どもの面倒を見てもらっている間に、昼寝をした。(30歳)
・体調がすぐれないことを伝えて自分からご飯を作ってくれたり子どもの世話を進んでしてくれた。(30歳)
・ご飯の支度や子どもと一緒にお風呂に入ってくれる。(35歳)
・PMS歴が長いので夫に辛いといえば当たり前のように受け入れてくれる。ダウンしている間は代わりに家事育児をしてくれる。(39歳)

【家事や育児から離れられる、ひとりの時間をくれた】
・しんどくてなにもしたくないときにひとりでいれるように他の家族を連れて外出してくれた。(31歳)
・私がイライラしすぎていた為、夫が一人の時間を与えてくれて、1日ゆっくりできる日を作ってくれた。(33歳)
・ちょっとしたイタズラで子どもを怒ってしまい、そしたら主人が子どもに遊びに行こうかと誘って、子どもと遊びに出かけてくれた。(38歳)
・仕事の休みが重なっても、一人で居たいときは一人にしておいてくれる。(39歳)

【その他】
・夜に大好きな抹茶スイーツを買ってきてくれた。(31歳)
・ちょっとしたことでイライラして子どもに当たってしまい、夫に「今イライラしやすい時期だからごめん」と話し理解してもらった。(35歳)
・PMSがあることを打ち明けると、仕方ないことだもんねと受け入れてくれて、そっとしておいてくれた。(38歳)
・自分の体調のきつさを、ただ聞いてくれた。(39歳)
・とにかくイライラするという事を聞いてくれた。(39歳)

調査概要

【PMS対策アプリ『ケアミー』調べ】
・調査期間:2024年4月19日〜4月19日
・調査対象:20歳-40歳の母親400人
・調査方法:インターネット調査
※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。合計しても100%にならない場合があります。


ヘルスアンドライツ
https://healthandrights.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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