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2023年11月05日 08:11 更新

身寄りのない「地方」での妊娠生活。大きなお腹を見た年配女性がかけてくれた言葉 #「ありがとう」を伝えたい

ママ友がいれば悩み事や相談もしやすいですが、見知らぬ土地に引っ越したばかりではなかなかママ友が見つかりません。今回は、偶然出会った女性の言葉に感極まったという30代女性のエピソードを紹介します。

ひとり孤独な妊婦生活に、鬱々としていた私

夫の仕事の関係で、身寄りも知り合いもいない全く行ったことのない地で子育てをすることになりました。自分の両親もすでに他界しており、里帰りもしていません。

そこはかなりの田舎で、少子化が進みママ友もいないという孤独な生活をすることに鬱々としていました。ある日、大きなお腹で近所のスーパーマーケットに行くと、高齢の女性が私を見て声をかけてくれ……。

人との会話が久々すぎて、半泣きに。それを見た女性が……

その女性は「あなた! そんなお腹して重いもの持ったらダメよ! お腹が張ってしまうかもしれないから、ここに座りなさい」と声をかけてくださりました。

激務に追われる夫とは日頃あまり会話がなかったことや、両親や知り合いがいない孤独、初めての子どもということで張り詰めていた気持ちから、私は「久々に人と話をした!」という感動で半泣きになってしまいました。

女性はびっくりしていましたが「大丈夫よ、お腹の子は元気だしあなたも元気。とてもいい子よ」というようなことを言ってくれ、手をさすってくれました。
話しているうちに、その女性の友達が周りに集まり始めました。

地元のコミュニティにも参加できるように。感謝してもしきれない

女性たちは「私の娘も帰ってくるのよ。あなたと同じ」「私の息子も地元に帰ってくるし、子どもが今2ヶ月なのよ」などと話してくれました。
あれよあれよという間にコミュニティがセットアップされ、彼女たちのお孫さんや娘さんに当たるママ友を紹介していただけることに。

その年配の女性たちは、私の子どもが産まれてからも気にかけてくださり、今も交流が続いています。
あの時声をかけてくださらなかったら、私はどうにかなっていたのかもしれないと思うと、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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