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2023年08月20日 11:01 更新

ママたちに聞いた「人生最大の夫婦喧嘩」の原因と結末17選!「2人目出産後に大爆発」「同居を勝手に決定」など、どれも壮絶……!

夫婦喧嘩を一度もしたことがない、という人は少ないのではないでしょうか。ささいな口喧嘩から離婚届けを持ち出す大喧嘩まで、規模の大小はあれど、一度や二度の経験は誰にでもあるはず。今回は、人生最大の夫婦喧嘩についてアンケートを行いました。喧嘩の原因から結末までを、じっくりご覧ください。

2人目妊娠・出産をきっかけに大爆発

●2人目が生まれて退院した日。自宅に帰ったが布団も何も用意されておらず部屋はぐちゃぐちゃ。片づけて昼ごはんを準備してたら、横のソファで寝ている旦那が起きたときに頭に来てブチギレたら「前もって言わないとわからない」と旦那もキレ、体もきついのにもたないと思い実家に帰った。その後2ヶ月会わなかったが、子どもの成長を見られない寂しさから謝ってきた。(40歳/医療・福祉/専門職)

●2人目を出産後、旦那の理解が足りず自分を中心に考えた行動を取るので、思わず家を飛び出した。過呼吸になってしまい、どうしようもなくなって実家に電話して迎えに来てもらった。そのまま旦那の元へ帰り、話し合いをし謝罪してもらった。その日から、旦那は子どもたちのこと、家事への協力が自主的にできるようになった。(37歳/医療・福祉/専門職)

●下の子を妊娠中に旦那がひとり時間を楽しむようになり、上の子がちょうどイヤイヤ期だったので自分に余裕がなくなってしまい、爆発してしまい喧嘩に発展しました。その後、ちょっとずつ子どもを見てくれるようになりました。(36歳/機械・精密機器/組立)

「大喧嘩のきっかけは2人目の妊娠・誕生だった」という声がいくつもあげられています。赤ちゃんの誕生は嬉しいことなのですが、1人目の感動を忘れてしまったのか、慣れからくる油断なのか、夫の態度が目に余ります。

ホルモンバランスが崩れ、ただでさえイライラしがちな出産後の妻は、2人の子どもを抱えてストレスがピークに。大爆発を起こしてしまうのも無理はありません。最終的には、実家に帰った妻を呼び戻すために夫の態度が変化し、育児や家事に協力的になったという円満な結末になっています。

2人目を出産予定のご夫婦は、くれぐれもご注意ください。

家事をしない夫にキレた!

●何も家事をしてくれなくてキレて喧嘩したことがありました。1週間家出をしたら謝りにきて積極的に家事をやってくれるようになりました。(30歳/建設・土木/技術職)

●お互いの仕事が忙しくなったときに、家事がおろそかになり家の中が不衛生になってしまいました。その際なぜ家事をしないのか口論になり、しばらく口を利きませんでした。1週間くらいするとお互いの仕事も落ち着いてきたので、自然と機嫌もよくなり、お互いに謝罪して忙しいときは無理して家事をしなくてよいというルールに変更しました。(40歳/情報・IT/技術職)

●共働きで私は帰ってきてから家事をしているのに、夫はゲームばかりしていてイライラしていました。何も言わず「早く気づいてくれよ」と思っていましたが、こちらが言わないとまったく動かない。数日経ったころ、ついに堪忍袋の尾が切れて止まらなくなり暴言の嵐になりました。夫も私の暴言に怒り大喧嘩。その日は夫のことを完全に無視して寝ましたが、次の日から家事をしていたので仲直りしました。(28歳/金融・証券/販売職・サービス系)

●些細な家事をどちらがやるかで喧嘩になったのですが、育休中の夫にお風呂掃除をお願いしたら「なんで俺ばっかり、ズルくない?」と言われました。育児は主に私、家事のサポートを夫がやるという分担だったのですが、産後のイライラ期だったこともあり「何のために育休取ったんですか? ただゆっくり休むだけなら今すぐ会社行ってください」と言ってしばらく口を聞きませんでした。意地を張って子どもをあやしながら家事をすべてやり、2日以上は口をきかなかったと思います。育休中なのに何もやることがなくなった夫も頭を冷やしたのか、謝られました。育休は家のことを協力してやるためにとったんだったと考え直したようで、しばらくは家事も自主的に行っていました。(34歳/印刷・紙パルプ/技術職)

人生最大の夫婦喧嘩の原因は、「家事をしない夫」。特に共働き家庭では、大きな火種になります。「自分ばかりが家事をしている……」と、モヤモヤが溜まった妻は我慢できなくなってキレる、というケースです。

はじめのうちは「夫も忙しいから仕方がない」と不満を飲み込んで家事をこなしているのですが、その状態が当たり前になるとさすがにツラくなり、爆発。売り言葉に買い言葉で、激しい喧嘩に発展してしまうのです。

ただ、それぞれの結末を見ると、だいたい1週間で状況が改善しています。逆に1週間経っても状況が変わらない場合は、相当深刻だということ。仲直りのきっかけを1週間以内に見つけられるようにお互い歩み寄りましょう。

家事のやり方で喧嘩に

●すごく疲れて帰ってきて、夜ご飯を冷凍食品で済ませようと食卓に出したら「こんな食事、ひとり暮らしのほうがいいもん食ってた」と言われカチンときて、全部捨てたことがありました。その日は口をきかないまま寝ましたが、次の日仕事中LINEで、今日は外で食べようと外食に連れていってくれました。(47歳/情報・IT/事務系専門職)

●モノを捨てる・捨てないで大喧嘩になりました。自分は捨てる派、相手は捨てられない派で意見が対立しました。結局どうどう巡りになり、その日はそのまま喧嘩別れになり、数日口を利かない状態が続いたあと、荷物は適量にするという妥協点に落ち着きました。(46歳/不動産/事務系専門職)

●何度言ってもごみがどこかに置いたままで、最初は注意くらいだったのが、繰り返されてイライラして、仕事の疲れもあってキレてしまった。「あとでやろうと思ってた」とそのとき言われ(毎回言う)、不機嫌になってました。その日は嫌な空気でしたが、次の日には自然と切り替えてお互い普通でした。(27歳/食品・飲料/食品製造)

家事の方法論で喧嘩になる場合は、大喧嘩でもあまりあとをひかないようです。前述の「まったく家事をしない夫」と比べると、不慣れではあるが家事をやる気はある、という点がポイントなのかもしれません。

夫のやり方がまずいからといって、いつまでも怒っていては逆効果ですから、妻の怒りは瞬間的なものに留まります。また、喧嘩の原因としては些細な部類に入るので、夫からの和平案が提出されることも多く、仲直りがしやすいとも言えます。

この程度の喧嘩が「人生最大の夫婦喧嘩」になっているご家庭は、十分平和です。末永く仲よく過ごしてくださいね。

浮気は許せない!

●主人が浮気をしました。携帯に複数の女性とのいかがわしいやり取りの履歴を発見。問い詰めたところ、自分の非を認めない主人は浮気を認めない。逆に勝手に人の携帯を見たと私が問い詰められました。話にならなくて、嫌になり私は家出しました。家出してから、顔を合わせないほうが話せるのか、謝ってきました。(39歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

●夫が高校のときのクラス会で女友だちと親密に連絡を取っていて、夫婦喧嘩中に2人で飲みに行こうとして下心が丸見えだったので大喧嘩になりました。1ヶ月子どもを連れて実家に帰り、毎日夫が謝りにきたので許すことにしました。(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

●第一子出産後からの夜のお店の利用が発覚したとき。お小遣い制導入と家計管理のわたしへの一任、GPSアプリの導入、その後の収入アップへの働きぶりをみて円満な関係構築に努めようと決意しました。(29歳/不動産/事務系専門職)

人生最大の夫婦喧嘩の原因として深刻なのが、夫の浮気問題です。本物の浮気、浮気疑惑、浮気一歩手前、などなど状況はさまざまですが、夫の裏切りは許せない問題。

なかには、「浮気相手の夫から慰謝料を請求されるような問題に発展した」という重たいケースもありました。ここまでくると、妻の心の傷も深く、関係修復にはかなりの時間と努力が必要になります。

とにかく夫が誠心誠意謝ること、二度としないと約束すること、反省を態度で表すことが重要! この浮気の喧嘩が人生最大で最後の夫婦喧嘩になるように、がんばっていただきたいです。

「実家に帰る」が効果アリ

●子どものことで相談しても、「仕事で疲れてるから」とまともに聞いてくれないことがあって実家に帰りました。私の父に怒られてから話を聞いてくれるようになりました。(40歳/小売店/販売職・サービス系)

●同居すると勝手に決められて大喧嘩して実家に帰った。結局しなくて済んだ。(32歳/ソフトウェア/専門職)

●子どもの夜泣きがすごいころ、旦那が寝不足でイライラしたりご飯のときも無言で食べたり感じが悪かったので指摘しましたが、旦那から無視をされました。頭にきて私と子どもが実家に帰ると謝りにきて、二度と無視したりしないし、育児や家事を協力すると言ってくれ、今ではいいパパをしています。(41歳/食品・飲料/事務系専門職)

●私が第一子妊娠中に、つわりで動けず週末も寝ていたら、家事を手伝うでもなく長時間パチンコに行き、帰ると連絡があってから4時間後に帰宅。毎週のようにそのような状況だったので、無断で実家に帰省。実家まで謝りに来てなんとか解決。少しだけ家事をやるようになった。(31歳/マスコミ・広告/営業職)

夫婦喧嘩の原因は多々あれど、対処法としては「実家に帰る」が最強のカードになっているようです。実家のない人は、なかなか家を出にくいと思いますが、1日だけホテルに泊まるプチ家出でも、自分の気持ちもリフレッシュでき、夫の反省を促すためには効果的かもしれません。

「文句を言う」「口をきかない」「お弁当を作らない」などの方法ではまったく改善効果がなかった、という場合の切り札として使いましょう。「実家に帰る」を実践した場合、ほとんどの夫が謝りに来て、その後の生活態度も改善しています。

ただし、使いすぎると「またか」「ただの里帰りか」などと軽んじられるので、気をつけてください。

まとめ

人生最大の夫婦喧嘩、あなたの場合はいかがでしょうか。アンケートのお答えを見ると、喧嘩の大きさは原因の大きさとは比例していません。「ゲームの音がずっとうるさかった」という些細に見えることが原因で大喧嘩をした人もいます。きっかけは些細でも、積もり積もった不平や不満が爆発した結果なのかもしれませんね。喧嘩をきっかけに、よりよい夫婦関係を築くことができるよう、お祈りします。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年2月6日~9日
調査人数:117人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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