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2023年08月14日 09:01 更新

ここまで違うの!? ママたちが「夫の実家と育児法・食生活・衛生観の違い」を感じたこと12選

お金の使い方、子どもの育て方、家事の方法などなど、家庭にはそれぞれのルールが存在します。友人同士なら笑って流せることも、義実家に対しては別! うるさく干渉されたり、義実家ルールを押しつけられたりするのはごめんです。今回は、妻が義実家で感じた考え方の違いについてまとめました。

ママにお伺いします。育児法や金銭感覚、衛生感覚など、義実家と考え方が違うと感じたことはありますか?

育児法や金銭感覚、衛生感覚など、義実家と考え方が違うと感じたことはありますか?

育児法や金銭感覚、衛生観念の違いについて、義実家と考え方が違うと感じたことがある人は、約66%にのぼります。同じ質問に対し、「感じたことがある」と答えた男性は約40%でした。

令和の時代に入ってもまだまだ家事や育児を主体的に担っていることが多いママたちは、考え方の違いに気づきやすいのかもしれません。お義母さんが嫁にアドバイスをしたり、苦言を呈したりするケースが多いことも理由のひとつでしょう。

よい悪いは別にして、どのようなことで考え方の違いを感じたのでしょうか。

金銭感覚、どうなってるの!?

●義父の金銭感覚。老後のことを見越してお金を貯める、資産を残すことが当たり前だと思っていた私にとって、生活費ギリギリで毎月過ごしている義父の金銭感覚がありえない。体に障害があるわけでも、病気なわけでもなく、仕事もしているのにお金を貯められないとはどういうことかと思う。また、自分の息子(私の旦那)にお金がないからとお金を貸してほしいと言ってきたときには、親からお金を貸してと言われたことなんてない私にとってはありえないと思った。(33歳/医療・福祉/専門職)

●お金が愛だと思っているところ。私は子どもに手作り料理を食べさせてあげたいし、安いものでも大切に扱うが、彼の家はほとんど外食。「それどうせ安いから捨てちゃいな。欲しくなったらまた買えばいいよ」と。(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

●未就園児のお年玉も1万円、欲しがったおもちゃは全部買う、車を買うのも現金一括、ブランド物の洋服を買ったはいいけど一度も着ないでタグつきのまま捨てるかあげちゃう……。とにかく金銭感覚が違うなと思うことが多々ありました。(31歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

お金に対する考え方の違いについては、2種類の体験談があげられました。ひとつは、浪費・贅沢の方向に金銭感覚が向いていると感じられること。もうひとつは、ケチと言われてもおかしくないくらい節約感覚が発達していることです。

お金を使うことに無頓着な義実家がある一方、雨水を溜めてトイレを流したり、食品用ラップを繰り返し使ったりしている義実家があるという不均衡。何事も行きすぎると怖いものです。

それ、汚くないですか?

●帰ってきて手洗いするのに私はひとりずつタオルを用意していたいのに、みんなで1枚だった。(25歳/食品・飲料/事務系専門職)

●犬の食器と人間の食器を同じスポンジで洗うので、義実家の食器を子どもに使わせたくない。(34歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

●義実家で親戚が集まった際、昼食で使用した割り箸を洗って、夕食時にまた使用していた。使い捨てが前提の割り箸の使い回しにびっくりしたし、誰が使ったのかわからないので気持ちが悪かった。それ以来、使用した後は積極的にゴミ箱に捨てるようにしている。(38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

衛生観念の違いは、大きな問題。自分や子どもたちの健康に直結しているので、見すごせません。

これまで誰にも指摘されたことがないのか、驚くべき義実家の習慣があげられています。みんながあまりにも自然にしているので「汚くないですか?」とも言いにくく、モヤモヤ。もしかしたら自分の感覚がおかしいのかと勘違いしてしまいそうです。

相手を傷つけないようにやんわりと指摘したいところですが……「普通でしょ」と返されたら心が折れそう。

掃除は大事!

●家の中に物が多く、階段は足の踏み場もない。自分の実家では少しでも散らかすのは許されなかったのでびっくりした。(44歳/コンサルティング/経営・コンサルタント系)

●車に鳥の糞がついても「運がつくから」と掃除しない。「じゃあ、自分がトイレのあと、お尻拭かないのか!」と言いたくなった。(43歳/自動車関連/製造業)

●義実家はとにかく家が汚い。犬がいるのに掃除機もかけないし雑巾掛けもしない。家の中全体が常にホコリだらけ。食材も、賞味期限切れがたくさん。腐ったものを使って食事を作っているんだと思うと、怖くて食べられない。(34歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

年をとると目が悪くなったり、感覚が鈍くなったりするのか、掃除が行き届かない義実家が多いようです。

引越しをしていないお家は、物の整理をする機会が少なく、荷物が増えて家の中もごちゃごちゃ。実の両親なら指摘もできますが、義実家には言い出しにくいですね。へたに口を出して、手伝いを頼まれても困ります。

触らぬ神に祟りなし。考え方が違うだけ、と言い聞かせて傍観するのが正しい対処法かもしれません。

学んで! 孫育て

●泣く子どもを抱っこすると抱き癖がつくからやめろと言われたり、育児の考え方が違うと感じました。(38歳/電機/事務系専門職)

●義母からは「(子どもは)甘やかすな、叱れ」と夫は言われているようですが、なんでもかんでも叱るのは違うと思っています。もちろんしつけは必要なので、人に迷惑をかけたり危ないことをしたりしたら叱ります。しかし、夫や義母が叱ることは子どもが自分の思い通りに動かないことを叱るので、それは違うと思うのです。(30歳/小売店/販売職・サービス系)

●義実家は、田舎の自営業で祖父母と共に暮らし、親戚も近所にたくさん住んでいる環境で義母ももちろん専業主婦だったので、私が子どもを保育園に預けて働く事を理解してくれず、帰省する度に、子どもが可哀想だと言われます。私自身は地方都市で核家族で育ち、親も共働きだったため、共働きすることに特に不満はありません。(36歳/建設・土木/技術職)

子育てに関する考え方の違いは、微妙な問題です。自分のスプーンで子どもに食べものを与えたり、必要以上にお小遣いをあげて甘やかされたりすると、これまでがんばってきた自分の子育てが台無しに感じることもあります。長年かけてつちかってきたことを、「価値観が違うから」のひと言で簡単に見すごすことはなかなかできません。

ただ、義実家にも、「息子を立派に育てた」というプライドがありますから、頭ごなしに否定されてはいい気がしないでしょう。うまく伝える方法があるといいのですが、難しいですね。

まとめ

アンケートでは、過半数以上の人が義実家との考え方の違いを実感しています。違いはあって当然、すれ違うのは当たり前と思っていたほうが、気が楽です。どちらの価値観がいいか悪いか、ジャッジすることには意味がありません。自分とは価値観が違うと感じたら、適度な距離を保って過ごすのが賢い選択です。

ただし、家族の健康だけは守れるようにがんばってください!

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年1月7日~8日
調査人数:227人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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