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2021年11月01日 11:34 更新

リモートワーク女性の約7割が「デリケートゾーンの不調」を自覚! 帝人が20~40代女性300名に調査

帝人が女性の身体の不調やデリケートゾーン悩みについて、東京大学医学部産婦人科学教室准教授 原田美由紀先生監修のもと調査を実施。その結果、季節の変わり目に体の不調を感じる人は約8割、リモートワークを行う女性の約7割がデリケートゾーンの不調を感じていることがわかりました。

調査概要
調査方法:インターネット
調査時期:2021年9月実施
調査対象:20〜40代女性300名

Lazy dummy

週1回以上リモートワークの女性はデリケートゾーンの不調を感じる割合が15.7%高い

昨今の生活環境の変化とカラダの関係について、リモートワークを週1回以上行っている人と行っていない人を対象に調査を実施したところ、デリケートゾーンに不調を感じる人はリモートワークを行っている人が67.9%、行っていない人は52.2%で、リモートワーカーの方がデリケートゾーンの不調を感じる割合が高いという結果になりました。

原田先生によると、リモートワークにより運動量が減ったり心身のストレスが溜まることによって生じる全身の不調が反映されているのではないかとのことです。

季節の変わり目にデリケートゾーンの不調を感じる女性は20.3%

季節の変わり目の身体の不調について聞いたところ、「疲れやすくなる」「肌の調子が悪くなる」「頭が痛くなる」といった症状を訴える人が81%いました。

日常的にデリケートゾーンの不調を感じる人は55%と過半数を超えています。そのうち、季節の変わり目にデリケートゾーンの不調を感じる人は20.3%いることが明らかになりました。デリケートゾーンの悩みの内容は「かゆみ」「ムレ」「におい」がトップ3でした。

デリケートゾーンの健康状態をセルフチェック

デリケートゾーンの不調は他の人と比べにくく、体調や生理周期による変化だと思い込んでいても実際にはデリケートゾーンからのSOSサインかもしれません。下記チェック項目に1つでも当てはまった人は要注意、かゆみやおりものの状態に異変を感じる場合は、我慢せずに医師に相談しましょう。

デリケートゾーンのセルフチェックシート

原田先生によると、膣内には多くの細菌が住み細菌叢(さいきんそう)を形成し、良い菌と悪い菌が存在し、両者のバランスは抗菌薬の服用や体調不良などにより簡単に崩れ、悪い菌が優勢になると膣内に炎症を起こし、細菌性腟症という状態になるそうです。また、おりものは正常な状態で臭いが気になることはあまりないとのこと。
デリケートゾーンの状態がいつもと違うと感じたときは、かゆみや痛みなどの強い症状がなくても細菌性膣症を発症している可能性があるため、医師に相談することを勧めています。

帝人
https://www.teijin.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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