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2018年09月11日 16:30 更新

【実例】無印良品の壁に付けられる家具でオシャレ収納を増やそう!

収納スペースが狭い、収納ケースにうまく収まらないなど、収納に悩む方はまだまだ多いです。「新たな収納家具を買ったり、大きな収納ケースを買うほどではない……けれど少しの収納が欲しい!」そんなとき、壁面も収納スペースとして使ってみませんか? 無印良品の人気商品・壁に付けられる家具を使って、オシャレに壁面収納を楽しみましょう!

壁面に収納スペースを作ってみよう

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

お家が狭い、収納スペースが狭い、片づけが苦手でなかなか収納がうまくいかない……など、収納に関するお悩みは多く寄せられます。

筆者の自宅も1LDKの42㎡と、狭い家に分類される間取りで、造りつけの収納は少ないです。でも、無印良品の人気グッズを使って収納の悩みを克服しました!

「収納」というとみなさん、カゴやケースなど、「置くタイプ」の収納グッズばかりに目がいってしまうかもしれませんが、ぜひ着目していただきたいのが壁面。壁面収納はモノを空中に浮かせて収納することができるので、場所をとらず、とっても便利なんです!

今回は、無印良品の「壁に付けられる家具シリーズ」を使った壁面収納のアイディアを、実例とともに紹介していきます。

無印良品の「壁に付けられる家具」とは

Photo by Filios Sazeides on Unsplash

無印良品の壁に付けられる家具は、3種類の素材があります。

木製のものでは2種類
・オーク材
・ウォールナット材

オーク材が薄い色の木目で、ウォールナット材は濃い茶色の木目です。どちらも同じ形で素材が違うだけですが、ウォールナット材はオーク材に比べて価格が高い商品となっています(商品によりますが、100円~1,000円ほど、ウォールナット材の方が高いです)。

木製以外のものでは、アルミタイプのものもラインナップ。アルミタイプの商品は、木製タイプの商品とは形が違います。水に強いので、洗面所など水を使う場所にもオススメです。

無印良品「壁に付けられる家具」の取り付け方

店頭で販売しているものは箱に入っているし、どんな付属パーツが入っているのか、どのように取り付けるのかわからない方も多いかと思います。

そこで筆者が自宅で取り付けた時の写真とともに、取り付け方をご紹介しますね♪

今回取り付けるのは、ボックスタイプのものです。どの商品も取り付け方は基本的には同じなので、参考にしください。

無印良品「壁に取り付けられる家具」のパーツ

付属のパーツについて

まずは付属のパーツの確認。

取り付けに必要なパーツは、これだけです。

左から、ボックスを引っ掛けるための金具、ピンを押すための補助プレート、金具を固定するためのピン。

本体について

ボックスの裏面は、こんな風になっています。

ボックスタイプは、横使いと縦使いどちらもできるので、三カ所に引っかけられる金具が付いています。

横使い、縦使いができるのは、このボックスタイプのみです。

無印良品「壁に取り付けられる家具」を取り付けてみよう

では、ここから手順です。

1.付属のガイドを取り付けたい壁に貼る

ガイドの紙が入っているので、まずは取り付けたい場所に貼ってください。壁への固定は、貼ったりはがしたりして微調整がきくマスキングテープがおすすめです。

遠くから見て曲がっていないか、何度か確認してくださいね。

2.ガイドに沿って、ピンを使って金具を取り付ける

ピンには向きがあるので、間違えないように気を付けましょう。

一気に押し込まなくても大丈夫です。付属の補助プレートを使えば、奥まで刺さりますよ。

3.金具のぐらつきがないか確認

しっかりピンが奥まで刺さっているか、金具が浮いていないかなど、よく確認しましょう。

4.ボックスを取り付ける

金具のツメに引っかかるように、上からボックスを下ろし、はまるまで押し込みます。

5.安定したら、ガイドを上から引き抜く

ボックスがきちんとはまっているか、ぐらつきがないか確認をして、安定していたらガイドの紙を上から抜きます。

これで取り付け完了です!
壁への負担が気になる方も多いかと思います。

実際に空いた穴はこれぐらいでした! 賃貸にお住まいの方は、コーキング剤などを使って穴を埋めると良いですよ。

壁に付けられる家具の収納実例

ここでは、実際に筆者が自宅で使っている「壁に付けられる家具」の壁収納をご紹介します。収納だけではなく、雑貨も飾りながら収納するとオシャレになりますよ!

棚タイプ

定番の棚タイプは、44cm幅のものと88cm幅のものがあります。耐荷重はいずれも3kg。

キッチン収納に

キッチンでは調味料やツールなどを置いておくと、調理中パッと手にとれて使いやすいですね。

調理中はなにかと忙しく、調味料を出したりしまったりするのも手間がかかります。

すぐ取ることができると、料理も楽しくなりそうですね!

文房具収納に

デスク周りでは、壁面に文房具や本などを収納しておくとデスクを広く使えます。

細かいものほど散らかりやすいので、壁面にまとめておける収納場所があるととっても便利!

ボックスタイプ

ボックスタイプは2マスのものと、3マスのものがあります。耐荷重は、いずれも5kg。

ボックスタイプの特徴は、縦使いも横使いもできるという点。

縦使いにすれば、狭い場所にもぴったり。横使いは、天板も収納の一部として使うことができます。
収納力が一番高いのが、このボックスタイプです。

サイドテーブルとして

筆者の自宅では横使いで使用。ベッド脇の壁に取り付けて、サイドテーブル代わりにしています。

ここでアロマを楽しんだり、お茶を飲みながら本を読んで過ごすこともあります。

文庫本の収納に

ボックスタイプは文庫本サイズの本なら並べて収納することも可能! お気に入りの小説をここに収納して、いつでも見ることができるようにしておくのもいいですね。

CDもきれいに並べて収納できるので、音楽好きな方はCDの収納に使うのもおすすめです。

長押タイプ

幅44cmのものと、88cmのものがあります。耐荷重は、いずれも6kg!

長押タイプは奥行きが狭い分、取り付けてもあまり邪魔になりません。モノを置くスペースは狭いですが、アイディア次第でいろいろな使い方ができます。

一時置きスペースとして

筆者は、読みかけの本を一時的に置くスペースとして活用しています。

読みかけの本をダイニングテーブルに置きっぱなし……なんてこと、今まではしょっちゅうあったのですが、テーブルのすぐそばにこの長押を取り付けて「読みかけの本置き場」としてから、テーブルが散らからなくなりました。

たくさん取り付けて、表紙のオシャレな本を並べて見せる収納にしてもいいかもしれませんね。

フックと組み合わせて

S字フックとの合わせワザもあります。前面に立ち上がりがあるので、フックを引っ掛けることも可能。

バッグの中身をここに並べて、バッグも一緒に掛けておくと、朝の支度もスムーズにすみそうですね!

ポケットタイプ

※こちらは、現在廃盤商品のようです。ネットでは販売されていませんが、店舗にはまだ残っているかもしれません。今回は、筆者の自宅の愛用品としてご紹介しますね。

ポケットタイプのものはアルミ製の商品のみです。耐荷重は2kg。

このタイプは、上から見下ろした時に取りやすい特徴があるので、取り付ける場所は、目線より下の位置がおすすめです。細かいものを立てて収納したり、ボトル類を収納したりするのもいいですね。

メイクグッズの収納に

筆者の自宅は洗面所が狭く、洗面台の収納スペースも限られているため、メイクグッズをこちらの商品を使って収納することにしました。

マスカラや、ペンシルなどの細かいものは、そのまま入れてしまうと倒れてしまうので、同じく無印良品のアクリルペンスタンドを仕切りとして使っています。

掃除グッズをまとめて

掃除グッズをまとめておくのもいいですね! 常に掃除グッズが取りやすい位置にあれば、気づいたときにすぐ掃除に取り掛かることができるので、つい後回しにしてしまう癖がある人にもオススメ。

フックタイプ

こちらは単品のフック。耐荷重は2kg。

フックなので、掛ける収納に便利です。毎日着るコートなどの衣類を掛けておいたり、バッグを掛けておいたり、ちょっと掛けておきたいときにあると便利な商品。

傘を掛けて

筆者の自宅では、玄関に取り付けて傘を掛けて収納しています。

狭い玄関では、傘立ても邪魔になってしまうため、掛ける収納にしました。

場所もとらないし、出かけるときにサッと取れるので、とっても便利です。

バッグの一時掛けとして

玄関で靴を履くときなど、バッグをちょい掛けできるスペースがあると便利。

お子さんのいる家庭などでは、通園バッグを掛けたり、習い事のバッグなどを掛けている方もいるようです。

玄関の近くにあると、出かけるときに慌てなくていいですね!

まとめ

壁に付けられる家具は、ディスプレイメインで使う商品だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、収納にもピッタリな商品。商品自体の見た目も良いので、収納していてもサマになりますし、ディスプレイ感覚で見せる収納を楽しめます。

ぜひ、壁面も収納スペースとして活用してみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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