片付けの失敗から気づいた! リビングのおもちゃ収納の見直し方
失敗から気づいた、ストレスの少ないおもちゃ収納。ポイントは、リビングの子どもスペースと、子ども部屋との使い分けにありました。詳しくご紹介しますので、悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎都築クレアです。
リビングに溢れ出すおもちゃの片付けに、ぐったりしていませんか? もしそうならあなたにも、見直す時期がきているのかもしれません。リビングのおもちゃ収納を見直して、ぐっと楽に。くつろげるリビングを取り戻した事例を、ご紹介します。
春を迎え、新しいお付き合いも始まる季節。子どもの急な遊びの約束に、ドキッとしている方にもおすすめです♪
リビングと子ども部屋を使い分けるべし!
これまで「目が届きやすいように」とリビングや、リビング横の部屋に、子どもスペースを作って、おもちゃを収納してきたお家は多いと思います。
目の届く範囲で遊んでもらえる、というメリットがある反面、取り出しやすい分、増えたおもちゃがリビングに溢れ出したり、放置されたりしていませんか? 実は、わが家もこれで失敗。成長するに従って、おもちゃの量も増え、目を離すとすぐにカオス状態に……。次第に、ストレスを感じるようになりました。
そこで、昨年10月の引っ越しを機に、リビングに置くおもちゃを見直して、とても楽になりました。その方法が、「リビングと子ども部屋の使い分け」です。
リビングは「みんなで過ごす場所」、子ども部屋は「自由に遊べる場所」と使い分けることにしたのです。
リビングに置いていたおもちゃは、一部を残して、ほとんどを子ども部屋の収納棚に移動し、リビングには、みんなで遊べるカードゲームを中心に置くようにしました。
すると、週末や夫の帰宅が早い日などは、みんなでカードゲームをして遊ぶ時間ができるようになりました。もちろん、一人遊びしてもらわないといけない時間もありますが、遊びたいものを子ども部屋から持ってくるシステムなので、出し過ぎることがありません。
昔のようにカオスになることなく、「片付けて〜」の声かけで、子ども自身で片付けられることがほとんどです。この春から小学生になり、リビング学習も始まっているわが家。これから先は、集中してもらいたい時間が増えていくと思うので、このスタイルに切り替えて、良かったなと感じています。
では、今までリビングにあったおもちゃを、実際に分けていってみましょう!
リビングに置くものを選び取る方法とは?
リビングと子ども部屋の使い分け方が決まったら、目的に合わせて、今リビングに置いてあるおもちゃを全て出し、お子様と一緒に下の図のように分けていくとすっきりしやすいです。
今回の狙いは、子どもの成長に合わせて、子どものものは少しずつ子ども部屋へと移しつつ、おもちゃの片付けにイライラしない、くつろげるリビングに戻していくことが目的です。
とはいえ、子どもにとっては、今までより、リビングに置けるおもちゃが減ってしまうことは確かなので、「どうして片付けるのか?」目的を伝えて、子どもと相談しながら進めました。
親子で思いが違うところは、交渉です(笑)。カラフルなおもちゃがストレスに感じる私は、これを機に、ほとんどのおもちゃを子供部屋に移動させてもらうことにしました。
その分、子供部屋では、廊下から見えないところがどんなカオスになっていようが、基本口出ししないことで、手を打ちました(笑)。
どれもこれもと選択するのに困ったときは、子どもが「リビングに置きたいもの」として選んだ中から、優先順位の高い順に、「1位は?」「2位は?」と聞きながら、入るところまで収めると、子ども側の満足度も高い収納になりますよ。
リビングに合わせた収納で見た目もスッキリ!
リビングのおもちゃ収納は、見た目も大事なポイントですよね。わが家では2つの収納で、見た目もストレスフリーになりました。
①家具に収納する
子どものおもちゃだからといって、収納ケースも子どもらしいものを使う必要はありません。元々ある家具の中に、おもちゃ収納のスペースを作れば、見た目のストレスは皆無です!
わが家では、TVボードの引き出しの1つを、おもちゃ(主にカードゲーム)専用にしました。
カードゲームを収める引き出しを決めて、「残ったスペースに入る分なら、それ以外のおもちゃも入れていい」というルールにしています。こんな小さなスペースでも、細々としたおもちゃなら意外と入るので、ちょっとした一人遊び用に活躍しています。
②インテリアになじむ収納ケースを使う
引き出し1つだと、どうしても寂しかったようで、追加でお気に入りの絵本や思い出の品を入れておけるボックスを用意しています。IKEAのドローナを使いました。
ここでも、インテリアになじむ黒色を使うことで、悪目立ちせずにすんでいます。絵本のカラフルな背表紙は、ブランケット置き場を兼ねて、上からブランケットをかけることで、隠しています。
まとめ
子どもは、成長に合わせてどんどんと変化していくもの。次々とおもちゃを欲しがるわが家でも、娘に「家でどんな風に過ごしたい?」と聞くと、意外にも「もっとお母さんと一緒に遊びたい」という答えで、ドキッとしました(汗)。おもちゃを次々と出す姿を見てイライラしていましたが、それだけ長い時間ひとりで遊んでいてくれたんだ、ということに気づかされました。
子どもと過ごすことが、あまり得意ではない私ですが、本当は短時間でも、向き合って過ごす時間を大切にできているのが理想です。リビングのおもちゃを減らした今は、退屈そうにしている姿に気づいて、「一緒に何かする?」と声をかけることも少し増えました(笑)。もちろん、「おもちゃを持ってきて遊びなよ!」と言ってしまうこともあります。完璧とはいきませんが、少し理想に近づいて、子どもの希望も、前よりちょっとだけ叶っているのかな? と思います。
環境で人は変わるもの。「家で過ごす時間を、本当はどんな風に過ごしたいのか?」これを機に、家族で話してみるといいかもしれませんね♪
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