住まい 住まい
2019年04月29日 11:00 更新

GWはお片づけ! 専門家が教える本の整理と手放し方4つの方法

「今年のGWは何をしよう?」そんな風に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? せっかくのまとまった時間、お家の片付けをしてスッキリとした空間を手に入れてみませんか? 今回は、本の手放し方と整理の仕方についてまとめてみたいと思います。

なかなか捨てられないモノの一つ「本」

本棚に収納された本

こんにちは。整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

片付けのお手伝いをしている時、お客様が処分に悩むモノの一つが「本」です。

本は読んだだけでは大きく劣化したりしませんし、「また読むかも?」と思うと処分するのもためらわれる……。結果、どんどんと冊数が増えていき、保管場所にも困ってしまいますよね。

読みたい本が次々に発売されると、本好きであればあるほど、あっという間に本棚がいっぱいになってしまうもの。

本の手放し方4つ

本の手放し方は大きく分けて4つ。

リサイクルショップなどの業者を使う

Lazy dummy

店頭に持っていく、段ボールに詰めて宅配で買い取ってもらう、家に査定に来てもらうなどの方法があります。

どの方法も一度に大量に引き取ってもらえるので、大量の本を簡単に処分できます。ただし、お値段は期待できません。

フリマアプリで販売する

Lazy dummy

最近はバーコードをかざすだけでその本のタイトルが入力されるなど、本の出品はとても簡単になりました。

ただし、一冊ずつ梱包、発送する手間がかかります。また、出品料や送料などを考えると、手間の割に値段が安いのがネック。

図書館や保育所などに寄贈

Lazy dummy

こちらは持ち込むだけなので、手間はかかりません。いつもお世話になっている図書館に恩返しができる上に、その本がまた多くの人に読んでもらえるようになるので、精神的な満足度は高め!

ただし、本の寄贈を受けていない図書館、施設もありますので、そこは持ち込む前にチェックしてくださいね。また、必ずしもその図書館に蔵書されるとは限りませんので、「自宅の本棚代わりに置いてもらおう」という使い方はオススメしません。

資源ごみとして捨てる

Lazy dummy

指定の日に出すだけなので、とても簡単に手放すことができます。しかし、量が多いと、自宅とゴミ捨て場を何往復もすることになり、少しだけ大変かもしれません。

手放す本を選ぶときのポイント

Lazy dummy

いざ本の選別を始めたら、

・あの本も、この本も、手元に残したい。
・いつかまた読むかもしれない。
・この本はまだ読んでもいない。
・読み終わった本をずらっと並べているのが好きだった……。

そんな気持ちを感じ、行き詰まってしまったという方は多いかもしれません。

本を手放す時に考えたいポイントは7つ! 迷った時にはぜひ見直してみてください。

本を手放すときのチェックリスト

Lazy dummy

旅行情報誌などの情報系はどんどん手放そう

旅行情報誌やPCの情報誌(iPhoneを使いこなす本など)は、手元に残しておいてもどんどん情報が古くなります。地域の名所・名物は次々に新しいものが誕生していますので「旅行に行く!」となったら、その時に新しく冊子を手に入れる方が賢明でしょう。

積ん読(つんどく)になって読んでいない本は手放そう

本は読みたいと思ったその瞬間が一番の「旬」です。後で読もう、時間ができたら読もう……と読むことを後回しにしている本は、とっくに「旬」が過ぎてしまっています。一度潔く手放してはいかがでしょうか?

読みかけから全く進まない本は手放そう

読み始めたものの全く進まなかった本は、相性が悪かった本。無理して読み進めるよりは、手放して他の本を読む時間に使いましょう!

もう一度買い直してでも手元に置きたい! と思えない本は手放そう

一度読んだけれど、置いておけばまたいつか読むかも? 暇になったら読み返すかも? という本もありますよね。

でも、忙しい毎日の中で同じ時間を使うならば、新しい本を読みたくなりませんか?

「この本は絶対に読み返したい!」とハッキリ思う本以外は、手放してしまっても大丈夫。絶版になってしまった本などを除けば、どうしても必要になったらまた買うことができるのも本の特徴のひとつです。

本棚からはみ出してしまったら見直す

本棚に本が入りきらなくなってしまった……。「仕方がない、棚を買い足そう」とやっていると、本はどんどん増えてしまいます。

「この棚からはみ出し始めたら見直し時」というように、定量を決めてしまうのも大切なことですね。

図書館を利用してみる

「いろいろな本を読みたい! だけど家に本が増えていくのは困る」という場合は、図書館を利用するのも良いですね。ベストセラーと言われる本は大抵の図書館には置いていますし、子どもにたくさんの種類の本を読ませたい時にも図書館はとても便利です。

電子書籍を利用してみる

最近は電子書籍を利用する人も増えてきました。漫画などは冊数が多くなりがちなので電子書籍で購入している、という人も多く見られます。電子書籍を上手に取り入れるのも一つの手ですね。

まとめ

本は、人生を豊かにしてくれる大切な道具の一つです。でも、手放せずに溜め込むことを繰り返していると、新しい本が入ってくるスペースもなくなってしまいます。

読み終わった本の内容は、あなたの心と体の中にもうしっかりと取り込まれています。新しい本との出会いのために、手放せるものは手放して、すっきりとした本棚を心がけてみませんか? きっと、また素敵な本に巡り会えますよ。

整理収納アドバイザーFujinaoでした!

●転勤族のシンプルライフ
https://fujinao.com/

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-