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2019年01月25日 19:30 更新

嫌いな家事! アイロンがけする洗濯物を溜めずに楽する裏技

苦手な家事として挙げる方も多いアイロンがけ。溜まれば溜まるほどやりたくなくなってしまいますよね。わかっていても、つい溜めてしまうもの! そこで今回は、ワイシャツなどのアイロンがけをすることの多い私が、実践してみて時短になった方法についてご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。

突然ですが、みなさんアイロンがけはお好きですか? 私は正直に言うと好きではありません……。どうしても「面倒」という気持ちが先に来てしまいます。

ですが、我が家は夫のワイシャツの数がとても多く、アイロンがけは避けて通れない家事。そこで、どうにかアイロンがけを楽にできないか試行錯誤してみました。アイロン家事そのものはなくならないものの、アイロンをかける洗濯物が溜まり過ぎない仕組みが完成。

今回は、実際にやってみて効果があったことをご紹介します。

アイロンがけを溜めてしまう理由

Lazy dummy

面倒に感じるアイロンがけ。全てをノンアイロンシャツに変えるとしても、一気に行うのは難しいので時間がかかりそう。夫自身にアイロンがけをしてもらったこともありましたが、シワが増えるだけで余計にストレス。

そこでまず考えたのは
「なぜ私はアイロンがけをするのが面倒なのか」「なぜアイロンがけを溜めてしまうのか」
ということでした。

私の場合は

・重さのあるアイロン台を出すのが手間
・アイロンが温まるのを待つ時間が手間
・洗濯物を取り込んでから「後でアイロンがけをしよう」と先延ばししてしまう
・シワがなかなか伸びないことがあり時間がかかる

というのが手間に感じる理由、溜めてしまう理由だと分かりました。

こうして考えてみると、仕組みづくりでカバーできる部分もあるのではないかと気づき、早速「アイロンがけ」という家事の見直しを始めました。

アイロンがけの準備から片づけるまでの手順を見直し

出典: https://www.imalife-organize.com

「アイロンがけ」の家事は、実は洗濯するところから始まっています。

ワイシャツを例に流れを確認してみると
①ワイシャツを洗う
②洗濯機から出して干す
③乾いたら取り込む
④アイロン台とアイロンを出す
⑤アイロンの電源を入れて温まるのを待つ
⑥アイロンをかける
⑦アイロンをかけたワイシャツをクローゼットに片づける
⑧アイロン台とアイロンを片づける

いつも無意識にしていた家事ですが、改めて書き出してみると8つのステップから成り立っています。

これを「私がすること」「夫にも任せられること」「収納や仕組みの見直しで改善できること」
この3つに分類してみました。

手間に感じる理由でもあった
・アイロン台が重い
・洗濯物を取り込んでから「あとでアイロンをかけよう」と先延ばしする
という2点については、物と仕組みや手順をかえることにしました。

また、上記手順の③「乾いたワイシャツを取込む」と、⑦「アイロンをかけたワイシャツをクローゼットに戻す」の2つは夫に任せることに。

その結果、あれだけ手間に感じていたアイロンがけへの意識に少しずつ変化があったのです。

アイロンがけの正解にこだわらない。順番を逆にするだけで楽に!

Lazy dummy

まず、アイロン台が重いという問題でしたが、10年以上使っていた物が壊れてしまったのをきっかけに、軽くて取り出しやすいものに変えました。出し入れがしやすいので、準備の負担も軽くなりました。

次に整えたのは、アイロンがけのタイミングです。

洗濯物を取り込むのは仕事から帰宅後の夕方。帰宅後は、夕飯の準備や子どもの相手などでアイロンどころではありません。そのため、ついつい先延ばしになり、結果溜まってしまうという悪循環になっていました。

洗濯物は干して乾いてからアイロンがけするのが通常だと思うのですが、その順番を逆にしてみました。

アイロンは「濡れた」状態でかけ、時短!

ワイシャツを含む洗濯物は、朝一で洗濯が終わるように洗濯機を予約しておくか、少し時間のある朝は早朝に洗濯を開始。そして干す前に濡れた状態で、軽くアイロンがけをすることにしました。湿った状態だと軽くアイロンを当てるだけでシワが伸びやすく、家事時間の短縮に。

さっとアイロンをかけた後は、クローゼット用のハンガーに掛けて干します。乾いたワイシャツは、帰宅後そのまま取り込んでクローゼットに片づければOK ! 

この仕組みに変えてから、アイロンがけがほとんど溜まらなくなりました。

とは言え、朝も忙しくて時間がない! という時は、アイロンをかけないまま一旦干して、翌日の干す前にアイロンがけをするワイシャツと一緒に行っています。

家族に任せられることを仕組み化する

出典: https://www.imalife-organize.com

そして家族に手伝ってもらえそうなことを仕組み化することもポイント。

「後はクローゼットに戻すだけ」の状態で干しているので、私が取り込まなくても夫自身にお願いして、そのままクローゼットに戻してもらえます。

リビングの近くに突っ張り棒で室内干しスペースを作っているので、私が取り込んだ場合も、ワイシャツを突っ張り棒に掛けておくと、寝る前などにクローゼットに片づけてくれるようになりました。

まとめ

服の数が多いと「まだある」と思ってしまって、アイロンをかけなくてもしばらく困らないので溜まってしまう……というケースもあるかも知れません。その場合は服の量を調節することで、アイロンをかけないと着て行く服がないから、アイロンがけが溜まらなくなる……。こんな風に、やらなければいけない状態を作り出すことで、実行に移せるようになるかもしれません。

面倒、苦手な家事ほど、工程や方法、手順を見直してみると、今まで気づかなかったことが見えてきますよ。仕組みでカバー出来る部分は仕組みを見直して、少しでもアイロンがけの家事を楽にしたいですね。参考になれば幸いです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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