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2019年02月06日 21:00 更新

もうイライラしない! 簡単に縫い針に糸を通す裏技4つ

裁縫をしていると、縫い針になかなか糸が通らなくてイライラしてしまうこと、ありませんか? もし、スレダ―(糸通し)があれば、簡単に裁縫針に糸を通すことができるのですが、スレダ―が手元にない……。今回は、そんなときに試したい、縫い針に楽に糸を通す4つの裏技を紹介します。

縫い針に糸が通らないとき、どうする?

Lazy dummy

洋服のボタンを付け直したり、お子さんの持ち物を作ったりするときなど、子どもがいると裁縫をする機会が増えますよね。裁縫するときに大変なことといえば、縫い針に糸を通すこと。「昔はすんなりできたはずなのに、なかなか針に糸が通らない」と、裁縫をするたびに苦労している人もいるのではないでしょうか。

縫い針に糸を通すときのコツは、糸の先が細くなるように斜めにカットし、少し湿らせること。それでもどうしてもうまくいかないときは、これからご紹介する裏技を実践してみてください。

縫い針に糸を通す裏技①:縫い針と糸を持ち替える

Lazy dummy

縫い針に糸がなかなか通らないときに、まず実践してみたいのが、縫い針と糸を持ち替えてみること。右利きの場合、左手に縫い針、右手に糸を持って、糸を針穴の方に向かって動かすというのが一般的。ですが、反対に右手で持った縫い針を糸の方に動かし、糸に針穴をかぶせるようにしてみるのです。

「たったそれだけで?」と思うかもしれませんが、これが意外と効果的。細くやわらかい糸よりも、裁縫針の方が思い通りに動かしやすいので、いつも通りの方法ではなかなか通らない糸も、持つ手を逆にするだけで針穴に通りやすくなるんです。

縫い針に糸を通す裏技②:髪の毛を先に通す

Lazy dummy

スレダ―がないなら、身近なものをスレダーがわりにしてみるというのもおすすめ。スレダーのかわりに使える身近なものとは、髪の毛です。髪の毛は細く、糸のように繊維がほどけて先端がバサバサになることもないので、簡単に針穴に通すことができます。髪の毛を縫い針に通してスレダーのように使い、糸を通してみましょう。

1.髪の毛を1本抜く。
2.髪の毛を縫い針の穴に通す。
3.通した髪の毛を、今度は穴の反対側からもう一度通し、片方に輪ができるようにする。
4.髪の毛で作った輪の中に糸を引っかける。
5.スレダーを引くのと同じように、髪の毛の輪になっていない側を引っ張る。

縫い針に糸を通す裏技③:黄色をバックにして糸を通す

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「針穴がなんだか見えづらい……」というときには、背景の色を変えてみるのも効果的。特におすすめな色は、黄色です。黄色の紙などを用意して、それを背景にしながら針穴を見てみてください。不思議なことに、針穴が少し大きく見えませんか?

色には、ものを近く、大きく見せる効果のある「膨張色」と、遠く、小さく見せる効果のある「収縮色」があります。黄色は膨張色に分類されるため、背景を黄色にすることで、小さな針穴が少し大きく見えるようになるのです。

針穴が見えにくいときは、黄色をバックにすれば、針穴が見えやすくなり、糸を通しやすくなりますよ。

縫い針に糸を通す裏技④:糸の先を固める

Lazy dummy

針に糸を通すのが難しくなる原因の一つが、糸の先端がほつれてくること。糸がほつれてバサバサになるのを防ぐためには、身近なものを使って糸の先を固めるのも良いでしょう。

糸を固めるのに使えるものとしては、ヘアスプレーやスティックのりなどがありますが、中でも特におすすめなのがマニキュアです。マニキュアを糸の先端に薄く塗って乾かせば、糸の先が固まるので、糸の先がへたることなく裁縫針に通しやすくなりますよ。

まとめ

裁縫針の穴に糸を通すのが難しいときは、裏技の出番です。今回ご紹介した4つの裏技を使えば、もう、糸を通すときにイライラすることはなくなるはず。準備段階でイライラすることなく、気持ちよく作業に取り掛かれますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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