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2019年01月02日 21:30 更新

冬の光熱費を抑える節約術! 暖房器具選びや暖房効率アップのコツ

暖房をよく使う冬は、光熱費がどうしても高額になりがちです。油断していると予想以上の請求額になり、家計を圧迫してしまうこともしばしば。そこで今回は、冬の光熱費を抑える節約術を特集します。暖房器具の上手な使い分けの方法や室内の暖房効率を上げる方法、暖房を使わずに寒さ対策をするテクニックなどについてご紹介します。

暖房器具をうまく使い分ける

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電気代が安い暖房器具は?

電気代が安いものを選んで使用するなど、冬の光熱費は暖房器具を使い分けることで抑えることができます。電気代が安い暖房器具を知るために、まずは暖房器具ごとの電気代をチェックしておきましょう。主な暖房器具の電気代の目安は、以下の通りです(1kWh27円/1時間使用した場合)。

・セラミックファンヒーター(1200W):32円
・ガスファンヒーター:14円
・エアコン:3~21円
・石油ストーブ:29円
・電気ストーブ/ハロゲンヒーター:27円
・オイルヒーター:15円
・こたつ:3~8円
・ホットカーペット:9円
・電気毛布:0.1~0.8円

各暖房器具のメリット&デメリット

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それぞれの暖房器具の特徴についても押さえておきましょう。例えばエアコンの特徴は、室内全体に温風を行き渡らせること。ただし、暖かくなるまでにはある程度の時間がかかるというデメリットがあります。

ファンヒーターは、温風を吹き出すタイプの暖房器具。スイッチを入れるとあっという間に暖かくなるのが特徴です。ただし、ガスファンヒーターを設置する際は、ガス管がない場合には工事が必要になります。セラミックファンヒーターは、暖かくできるのは限られた空間のみです。

石油ストーブや電気ストーブは、本体の前面にあるものを放射熱によって暖めます。すぐに暖かくなるというメリットがある反面、室内全体の空気を暖めるのには向きません。

オイルヒーターは、電気によって内部のオイルを温め、高温のオイルを循環させることで放熱します。温風を使わないため、室内が乾燥しにくいのが特徴。暖める空間の空気を汚すこともありません。ただし、オイルを加熱して室内全体を暖めるまでには、かなりの時間を要します。

こたつの場合は、テーブル下に設置された発熱体が、布団などに覆われた密閉空間を暖めます。すぐに暖まるというメリットがある反面、空間全体を暖めることはできません。

ホットカーペットや電気毛布は、内部に通る電線に電気を通してその表面を暖めます。すぐに暖まり、足元を暖かくすることに向いていますが、やはり室内全体を暖めるのには役不足です。

暖房器具の使い分けアイデア

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例えば、リビングで家族団らんする場合は、エアコンかガスファンヒーターを利用するのがよいでしょう。どちらも広い部屋を短時間で暖めることができます。また、エアコンやガスファンヒーターだけに頼るのではなく、こたつを併用すると、電気代を抑えることが可能。エアコンの温度は低めに設定して、こたつで暖を取るのがいいでしょう。

洗面所や脱衣所には、セラミックファンヒーターや電気ストーブを。どちらも広い部屋を暖めるのには足りないですが、すぐに暖を取れるというメリットがあります。

部屋の暖房効率を上げるコツ

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窓の断熱対策をする

窓に断熱処理して室内の暖房効率を上げると、光熱費を大幅に節約することが可能です。おすすめなのが、厚手のカーテンを使用すること。冬場は、およそ半分程度の熱が窓から外へ逃げているといわれています。日中でも厚手のカーテンを閉めておくことで、暖めた空気を室内にとどめておくことが可能です。

部屋の空気を循環させる

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暖かい空気は天井付近にとどまり、足元には冷たい空気が集まりがちです。とくに部屋の高い位置に設置されていることが多いエアコンを使用する際はその傾向が強まります。

そのため、エアコン使用時にはサーキュレーターと併用するのがおすすめです。風向きを上のほうに向けることで室内の空気をまんべんなくかき回し、天井付近と足元とのあいだの温度ムラを解消することができます。

電化製品を使わない寒さ対策

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寒さ対策グッズを活用

寒さ対策グッズを活用することも、光熱費を下げるのに効果的です。例えば、就寝時におすすめなのが湯たんぽ。昔ながらの暖房器具ですが、足元を暖めることで体全体を暖めることができます。

室内着としては、はんてんが便利。着る布団と呼べるほどの暖かさで暖房いらずです。あわせてレッグウォーマーやルームシューズ、厚手の靴下を併用すれば、足元だって寒さをしのぐことができるでしょう。

体内から温める

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体のなかから温めることも大切です。冷え対策として古くから用いられているしょうがを、しょうが湯やジンジャー紅茶にして飲用すると、体がポカポカするのを実感できますよ。しょうがが苦手という方なら、パウダータイプを使うのがおすすめ。くせが少なくなるので飲みやすくなり、しょうがをすりおろしたものと同じ効果が期待できます。

まとめ

暖房器具を上手に使い分けたり、暖房効率を上げる工夫をしたりすることで、冬の光熱費を大幅に節約することができます。寒さ対策グッズも活用しながら、賢く快適に冬を乗り切ってください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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