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2019年02月28日 07:00 更新

シールを貼るだけのカンタン防犯対策! 防犯ステッカーのすすめ

「防犯カメラ作動中」「24時間警戒中」などの防犯ステッカーが貼られているのを見たことがある人も多いと思います。果たして、それらのステッカーは貼るだけで効果があるものなのか気になりますよね。そこで今回は防犯ステッカーの効果や、貼るのに適した場所、正しい貼り方などについてご紹介します。

防犯ステッカーの効果は?

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心理的に犯罪を防ぐ効果あり

防犯ステッカーは、もっとも手軽でリーズナブルな防犯対策のひとつだといわれています。侵入しやすい場所、防犯カメラを設置できない場所などに貼るだけで、不審者に対して注意を喚起することができるからです。

例えば「防犯カメラ作動中」という防犯ステッカーがあれば、実際にカメラがなくても、見えない場所にあるかもしれないという心理が働きます。そのため、不審者が犯罪を起こす気持ちを削ぐことにつながるのです。

防犯ステッカーにはさまざまな種類があります。不審者に対してアピールするのが目的ですから、赤や黄色など、目立つ色を採用したものが多いよう。テキストも大きく印刷されていて、不審者に対して防犯のための設備があること、セキュリティに対する意識が高いことを伝えるのに最適です。

防犯ステッカー+カメラでより効果アップ

Photo by Ibrahim Rifath on Unsplash

防犯ステッカーを貼るだけでも効果がありますが、見えやすい場所に防犯カメラを設置するとさらに高い効果が期待できます。「防犯カメラ作動中」というステッカーと一緒に防犯カメラがあれば、防犯ステッカーとの相乗効果により、不審者に対して犯罪を起こすことのリスクを感じさせることができます。

防犯カメラは高価なものである必要はまったくありません。極端な場合、実際には録画機能を持っていないダミーカメラであっても構いません。不審者が偽物だと気付きさへしなければ、本物とまったく同じ効果が期待できます。本物と見た目がまったく同じ、防犯用ダミーカメラも販売されているので、ぜひ積極的に利用するとよいでしょう。

防犯ステッカーの貼り付け方法

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準備するもの

防犯ステッカーは屋外に貼ることが多いため、はがれにくくなるよう工夫が必要です。以下のものを準備しておくとよいでしょう。

・布
・マスキングテープ
・メジャー
・スキージ、ヘラ

布は、壁の下地に付着しているホコリや汚れを拭き取るために必要です。

マスキングテープは仮止め用のテープとして、メジャーは位置決めに使います。

スキージは、ステッカーに空気が入らないように密着させるときにあると便利です。スキージの代わりに、定規とウエスで代用することもできますよ。

シールを貼る手順

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ステッカーの貼り方、手順は以下の通りです。

1. はじめに布を湿らせたうえでかたく絞り、壁面に付着したホコリや汚れを落とします。油脂汚れがついている場合は、中性洗剤などを使って除去してください。

2. ステッカーを貼る位置を決めます。メジャーを使って歪んでいないかを確認します。粘着力が弱まってしまうので、貼り直しにならないように一度で決めたいところ。

3. 位置が決まったら、防犯ステッカーの片側だけをマスキングテープで止めます。

4. マスキングテープを貼らない側の台紙をはがしてください。

5. 気泡ができないよう注意しながら、スキージ(または定規)を使って内側から外側へゆっくりなでるようにすべらせ、防犯ステッカーを貼り付けます。

6. 残りの台紙をはがします。5と同様にスキージ(または定規)を内側から外側へゆっくりなでるようにすべらせ、防犯ステッカーを貼り付け。

7. 気泡の有無を確認します。大きな気泡があれば、スキージ(または定規)を使って外側に追い出してください。

防犯ステッカーはどこに貼る?

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防犯ステッカーの効果が期待できる場所

防犯ステッカーは、不審者が侵入しようと家の周りを確認したときに目に入る位置であることが重要です。玄関の扉、門柱など、目につきやすい場所に複数枚、貼るといいでしょう。空き巣の多くはガラス窓を破って侵入するといわれています。そのため、ガラス窓とくに大きな掃き出し窓に貼っておくのも有効です。そのほか、腰高窓やベランダのある二階の窓も狙われやすいポイントだといわれています。

まとめ

防犯ステッカーは、貼るだけで犯罪の抑止効果があるといわれる手軽でリーズナブルな対策アイテムです。防犯したいけれど、何からしていいかわからないという方は、まずは防犯ステッカーを貼ることからはじめてみましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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