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2018年08月12日 21:00 更新

【売る前に】雑誌は古いほど買取額がアップする? 人気ジャンルと売り方

電子書籍が一般的になり、週刊誌や月刊誌といった雑誌も、簡単に購読できるようになりました。こうなると、これまで紙媒体で購入していた雑誌をいつまでもとっておくのが面倒になりますね。しかし、ただ捨てるだけはもったいない。まとめて買取に出しましょう。古い雑誌の人気ジャンルと売り方についてお教えします。

希少価値が付く雑誌のジャンルは?

Photo by Charisse Kenion on Unsplash

レトロ雑誌

ひとくちに雑誌と言っても、ジャンルはさまざま。毎月たくさんの種類が発行される女性ファッション誌などは、希少価値も低く、高値で買取は期待できません。

価格が高くなるのは、やはり年代的に古い雑誌「レトロ雑誌」。1980年代以前の雑誌に人気が集まっています。1960年代、1970年代の雑誌文化全盛の時代の雑誌は、買取価格も高くなります。普通なら5~100円程度の値段しかつかないファッション誌でも、80年代の「オリーブ」や60年代の「VOGUE」は高額買取が期待できます。

芸能人スキャンダル掲載の週刊誌

芸能人のスキャンダルが掲載された週刊誌も買取価格が高い傾向があります。スクープ写真が掲載されている写真週刊誌は、1冊1,000円程度になるものもあるようです。特に、いま現在「旬」といわれる芸能人の過去のスキャンダルは、興味のある人が多く、高値になる可能性があり。読み捨ての雑誌だから、とあきらめないで、買取に出してみると思わぬ値段がつくかもしれません。また、男性週刊誌はグラビアページがあるので、そこでも価値がつくことがあります。

芸能・アイドル雑誌

芸能・アイドル雑誌は、雑誌ジャンルの中で、もっとも高額買取の可能性がある分野です。今は演技派女優として売っている人が、若い頃には人気のアイドルとして掲載されていたりします。また、最近脚光を浴びている芸能人が無名時代に載ったことのある雑誌などは人気です。芸能人やアイドルには、「過去も含めて知りたい!」というコアなファンがいるので、古雑誌の価値も上がります。

ただし、掲載されている芸能人やアイドルグループによって価格は違いますし、時期によって変動があります。なるべく高く買って欲しい気持ちもありますが、寝かせておいては家の中が散らかるばかり。整理をしたら、なるべく早く出してしまうのがいいですね。

買取店の得意ジャンルを見極めよう

Photo by Annie Spratt on Unsplash

プレミア雑誌は買取査定をチェックして

雑誌の中には、希少価値のついたプレミア雑誌もあります。よく知らないで廃品回収に出したり、まとめて売ってしまってはもったいないですね。いまは、手間のかからない無料査定がありますから、コレは? と思う雑誌があったら査定してみましょう。もっとも簡単な方法は、買取業者がサイトで行っている簡単検索です。雑誌にはISBNというコードがつけられているので、この数字を入力して、価格を査定してもらいます。雑誌の保存状態によって価格も変わりますが、おおよその相場は把握できるでしょう。雑誌買取を行っている業者のHPで、「買取強化」と書かれている雑誌名をチェックするのもおすすめです。

雑誌は、一般的な古本業者では買い取ってくれない場合もあります。雑誌専門の業者を探し、それぞれの得意ジャンルを見極めましょう。価値を正しく判断してくれる業者を選ぶのが、高価買取のコツです。

不用な雑誌を高く買取してもらうには?

Photo by Fabian Blank on Unsplash

話題の雑誌は旬のうちに売る

プレミア的な価値のない雑誌は、なるべく早く売りに出すことが重要です。定期的に発行している雑誌の多くは、重版がかからないケースが多いため、最初に印刷した部数が売り切れたら、もう手に入らない場合があります。そのため「話題の雑誌を買い損ねた」という人には、古本であっても価値があるということ。女性誌の「an・an」では、男性芸能人のセミヌード写真掲載号があっという間に売り切れたりしますね。このような話題の雑誌は、メディアで話題になっている間に売る方が高く買取してもらえます。

キレイな状態にする

雑誌の状態をできるだけキレイにしておくのも大切。折り目がついたり、飲み物のシミがついたりしていては価値が半減……。ほこりや髪の毛、汚れがはさまっていないか、売る前にぱらぱらとめくってゴミを落としておきましょう。

順番が揃っているものは、まとめて査定

定期的に講読している雑誌があるなら、順番を揃えてまとめて査定してもらいましょう。バラバラにお願いするより、価値が上がります。創刊号から揃っているような雑誌は、お宝レベルで貴重です。そこまでではなくても、1年分まとまっていて欠品がない状態だとプラスのポイントとなります。

まとめ

雑誌は売れないものとあきらめないでください。古い雑誌でも買取してくれる業者があり、お願いすればいくらかの収入になります。なかには思わぬ価値がつくものがあるかもしれません。本棚の整理をするときに、ついでに雑誌も別の箱によけてまとめておきましょう。月刊誌は1年に1回、週刊誌は半年に1回など、期間を決めて処分することをおすすめします。数がまとまれば買取価格も上がりますし、手間も少なくてすみますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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