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2020年10月28日 19:13 更新

引っ越し前・引っ越し後の片付けを効率よく進める8つのポイント

引っ越しする場合の大掛かりな片付けは、効率よく進めなければ、いつまで経っても終わりません。今回は、引っ越しの片付け術について紹介。引っ越し前に効率よく片付けするポイントについて、引っ越し後の作業の進め方と合わせてご紹介します。荷物を整理するチャンスとして、参考にしてくださいね。

引っ越し前の片付け4つのポイント

いるもの・いらないものをわける

Photo by Anete Lūsiņa on Unsplash

まず、いるものといらないものをわけることからスタート! いらないものをあらかじめ処分することで、引っ越しの準備作業を大幅に軽減することができます。

いらないものを決める基準は、以下を参考に。
✔ 1年以内に使用した記憶がないもの
✔ 記念や義理が理由で捨てられないもの
✔ 高価なものなど、使いづらいもの
✔ 他に代替できるもの
✔ 新調したことで使わなくなったもの
✔ 使うかもしれないと思って残しているもの

結局のところ、現在進行形で使っているものなのかどうかが、いるもの・いらないものをわける基準といえそうですね。上の項目に当てはまるものは、思い切って処分するのがいいかも。

使用頻度の低い場所(もの)から荷造りを始める

Photo by Simson Petrol on Unsplash

荷造りは、普段はあまり使っていない場所から手をつけるのが基本です。押入れや天袋などの収納スペースにあるものは、引っ越し前に必要になることはないはず。まずは、このあたりからダンボールにつめていきましょう。

引っ越し作業の際、最終的に段ボールを縦に積み上げることになります。出し入れする必要がないものを最初につめることで、高いところにある段ボールを下ろしてはまた上げるなど、無駄な作業を減らすことができるわけです。もちろん、この段階で不用品を見つけたら、積極的に処分していきましょう。

季節外の衣類、雑貨等を荷造り

Photo by Annie Spratt on Unsplash

次は、使用頻度の低いものをつめていきます。例えば、季節外の衣類や帽子、靴、アクセサリーなど、いまは使わないけれど後で必要になるものです。やはり、季節外の寝具や家電製品、趣味の道具やスポーツ用品なども、この時点で段ボールにつめてしまいましょう。

使用頻度の高いものは最後に荷造りをする

Photo by Jazmin Quaynor on Unsplash

食器や季節の衣類、洗面所・浴室まわりのもの、化粧品などは、引っ越しまでの日数を数えて最低限必要なものだけを残したら、あとはつめてしまいます。後になってやっぱり必要になることもあるでしょうから、箱は完全に閉じてしまわずに、開けたままにしておくのがおすすめですよ。

使用頻度の低い場所、季節外の衣類や雑貨、使用頻度の高いものは、つめこみ作業をするのにそれぞれ少なくとも1日ずつはかかると見込んでおいてください。家財全体の量にもよりますが、余裕を持って作業日を想定しておくようにしましょう。

引っ越し後の片付けを、効率よく進めるコツ

大きな家具から配置する

Photo by Annie Spratt on Unsplash

引越しが無事に済んだらひと段落、といいたいところですが、引越し後の作業も気が抜けません。ノープランで進めてしまうと、いつまで経っても荷ほどきが進まず、なかなか段ボールを片付けることができない、なんてことも。引っ越し後の片付けを効率よく行うには、まず大きな家具から配置していくのがおすすめです。

場所をとる大型家具の位置が定まれば、部屋の大まかな配置が決まります。すると生活スペースが確保され、荷ほどきの作業もしやすくなるでしょう。ベッドやタンスといった大型家具は、引っ越し業者が運び入れてセッティングもしてくれるはずなので、新居に入るまでにレイアウトを作成して、業者に渡しておけば、指示をする手間も省けます。

段ボールを部屋ごとに運ぶ

Lazy dummy

段ボールは片っ端から開けるのではなく、キッチンツールはキッチンへ、衣類は寝室へという具合に、ひとまず使う部屋へ運び入れるのがおすすめ。段ボールに箱づめする際に、わかりやすい位置に中身を書いておくと便利ですね。面倒でも、段ボールの複数の面に書いてあれば、積み重ねた状態でも確認しやすく、作業がスムーズに。また、引越し業者に指定の部屋に搬入してもらうようあらかじめ伝えておけば、さらに手間を減らせて効率的です。

収納スペースを整理する

Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

いよいよ収納スペースを整理していきます。まずは、タンスや食器棚、クローゼットなどに、ハンガーや仕切りなどの収納グッズを設置してください。衣装ケースや収納ボックスがあるようなら、使用する部屋の所定の場所に設置します。

すぐに使うものから開封する

Photo by Jarosław Ceborski on Unsplash

段ボールの荷ほどきは、つめこみとは逆。使用頻度が高いものから進めます。食器や衣類、寝具に洗面・浴室まわりの道具など、その日のうちに必要になるものを片付けていきます。同じ場所に収納するものであっても、季節外のものを収納するのは後回しに。折を見て少しずつ片付けていくとよいでしょう。空になった段ボールは、その都度折りたたんでいくとスペースも確保できるうえ、片付いていくのが実感できて作業にも前向きになれますよ。

片付けのオプションサービスを利用するのもアリ

Photo by Erol Ahmed on Unsplash

忙しい方や妊娠中の方など、自分の力だけで開封・片付け作業を行うのが難しい場合は、引っ越し業者に荷ほどきや片付けを依頼するのもよいでしょう。有料のオプションサービスとなっている場合がほとんどですが、引っ越し後の片付けを効率よく進めるという意味では、利用価値が高いといえます。サービスの有無や料金について、事前に確認しておきましょう。

まとめ

引っ越し前後の片付けは、自分が想定しているよりも時間がかかると思っておいた方がよいでしょう。そのため、なるべく早く始めるのがポイントです。日常生活と並行してやらなければならないので、上手にやらないと荷物を開けたり閉じたりしないといけません。効率よく進めて、余裕をもった引っ越し作業をしてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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