安くておしゃれ! 無印良品のパルプボードボックスのメリットとデメリット
無印良品のロングセラーの一つ、パルプボードボックス。他の収納家具と同じく、シンプルでおしゃれなデザインはそのままに、軽くて扱いやすく、しかも低価格という魅力たっぷりの商品です。今回はそんなパルプボードボックスの購入を検討している方のために、いいところはもちろん、ちょっと気になる注意点についても解説します!
大人気! 無印良品のパルプボードボックス
無印良品のパルプボードボックス、ここがすごい!
パルプボードボックスは、パルプを原料にした軽くて丈夫な収納ボックスで、縦・横どちらにしても使えるのが特徴です。状況によって使い分けができるように、いろんなサイズが展開されています。また、お値段が安いのも人気の理由の一つです。
収納スペースの内寸が、幅34センチ×奥行27.5センチ×高さ34センチで、縦にも横にもA4サイズが収納できる2段のもの(2,490円)と、幅だけをスリムにしたもの(1,890円)が最も基本的なタイプ。あとは、それぞれ3段(A4:3,490円/スリム:2,890円)、4段(A4:4,490円/スリム:3,890円)、5段(A4:4,890円/スリム:4,490円)にしたものや、可動棚付きのもの(3,490円〜3,890円)、キャスター付きのもの(5,890円)などがラインナップされています。
一般的なカラーボックスと形状や使い方はまったく同じですが、表面の質感や色やナチュラルな風合いに歴然とした差があり、無印良品らしいおしゃれな仕上がりです。また、専用のジョイント金具(250円・2個セット)でつないで、自由に組み合わせて使うことが可能。例えば、横にした場合は、5段まで積み重ねることができるので、背の高い壁面収納として利用することもできます。
無印良品のパルプボードボックスのデメリット
どんな家具もそうですが、無印良品のパルプボードボックスにも使用する上での注意点があります。パルプが原料である以上、耐久性は木製や金属製の家具に劣ります。例えば、辞書や図鑑のような重たい本をたくさん詰め込んでしまうと、重さに耐えられずたわみが生じてしまうことも。とはいえ、耐荷重(A4サイズが収納できる2段の基本的なタイプのもので、棚板15kg、棚全体で20kg)の範囲内であれば問題ありません。もちろん、木製の棚であってもたわみができてしまうことはあります。
また、やはりパルプが原料であるため、パルプボードボックスには水を吸収してしまうという性質があります。例えば水をこぼしてしまった場合、よほどの量でない限り、濡れることで強度に影響を与えることはありませんが、水で濡れた箇所が乾いたあとにはシミが残ってしまいます。もし、汚れがついてしまった場合でも、水拭きすることができません。その点にはじゅうぶん注意したいところですね。
自分らしく使える無印良品の収納
無印良品のパルプボードボックスを使った収納アイデア
無印良品のパルプボードボックスは、幅や高さなどいろんな種類がラインナップされているので、部屋の間取りや窓の位置に合わせて、自由に並べることが可能。例えば、パルプボードボックスのラインナップの多くは、奥行き寸法や棚板どうしの間隔が同じです。棚の数や幅だけが違うから、上手に組み合わせることで、部屋の高さに応じて壁一面に大きな棚を作ることができます。また、奥行きも高さも浅めに設定されていることから、靴収納に使っている方が多いようです。スリムタイプのパルプボードボックスを横にして2段重ねれば、テレビ台として使うことも可能。パルプボードボックスは軽くて扱いやすいため、模様替えするときに簡単に動かせるのも魅力です。
無印アイテムを組み合わせて使うと◎
パルプボードボックスは扉のないオープンなデザイン。それを生かして、見せる収納に取り入れるのが一般的です。一方、重なるラタン長方形バスケット・大(3,590円)やダンボール引出(750円)、再生紙2穴ファイル(450円)など、組み合わせて使えるアイテムも豊富に提案されています。これらをうまく取り入れることで、隠す収納が実現。見た目に統一感が出て、よりいっそうおしゃれになりますよ。
パルプボードボックスをリメイクしてみよう
パルプボックスは安価なため、思い切ったリメイクに挑戦しやすいのも魅力の一つです。塗料がのりにくいという特徴があるので、まずプライマーなど下塗り剤を塗ってからペイントするのがおすすめ。それでもムラはできてしまいますが、それがなかなか味わい深くて悪くありません。また、表面に薄板を貼って、お化粧するのもいいですね。リメイクシートを貼るだけでも、雰囲気の違いが楽しめそうです。
普段使っているテーブルと一緒に使うのに高さがちょっと足りないという場合は、サイドにベニヤ板をはり、天板には角材を並べてアンティーク風のペイントを施せば、オシャレなサイドテーブルが完成します。キャスター付きのパルプボードボックスだと、なお重宝しそう。
まとめ
無印良品のロングセラーの一つ、パルプボードボックス。軽くて丈夫、そのうえ安いとくれば、人気があるのもうなずけます。ぜひ収納に取り入れて、自分らしいインテリア作りにお役立てください。