評判が良い無印のスタッキングシェルフの活用事例

収納家具にだって、ちゃんと流行があります。時間が経つと古びて見えたり、構造が生活に合わなくなって使いづらくなってしまうことがあるものです。その点、無印良品のスタッキングシェルフは、ライフスタイルの変化に合わせて、組み合わせ方をいつでも自由に変更できます。使い方も自在で増設もできるから、使いづらさを感じることは少ないでしょう。

また、シンプルなデザインも長く使えるポイントの一つ。どんなスタイルのインテリアにもマッチするから、好みの変化や年齢に関係なく使い続けることができるんです。

組み立てや組み換え、増設も一人で簡単に行うことができるのもうれしいポイント。家具の組み立ては労力のいる作業であるイメージが強いですが、無印良品は女性一人でも組み立てやすい設計になっています。

基本パーツは正方形が2段、3段、5段と連なるもの。そのほか、幅広のワイドタイプや、さまざまな追加用のパーツも用意されています。シェルフの枠のなかにちょうど収まる引出し式のパーツやトレーなどもラインナップされていて、インテリアとして何を設置しようか考えながら、組み立てできるでしょう。

人気商品の宿命というべきか、他メーカーからも類似品が販売されています。ところが、やはりそこは本家。無印良品のスタッキングシェルフは、やはり他社に比べて一枚も二枚も上手といったところです。

まずは素材感。無印良品のスタッキングシェルフは、オーク材もしくはウォールナット材を使用していて、しっかりしていて安定感があります。360度どこから見ても高級感のある佇まいが印象的です。

一方で、他社の類似商品には木目調のプリントが貼ってあるものが多く、どうしてもチープな印象に。表面が傷みやすく、使えば使うほど色あせたり、くたびれた感じになってしまいます。

また、無印良品のスタッキングシェルフは価格も適正。2段の基本パーツで1万円超えと、決して安くはありませんが、他社のような使い捨てではなく、長く使うことを前提に作られています。コストパフォーマンスの面で考えれば、他社商品よりもメリットが多いといえます。

無印良品のスタッキングシェルフの使い方は無限。収納のポイントをご紹介しましょう。

基本パーツである正方形を組み合わせて増設していく仕組みなので、それぞれのお家の大きさや間取り、窓の位置などに合わせて、まるでオーダーメイドしたようなシェルフを作ることができます。2段や3段のものから使い始めて、収納するものが増えてスペースが足りなくなれば、横や縦へと自由に追加することが可能。

また、スタッキングシェルフは、同じ大きさのものを均等に並べていくのもおしゃれなんですが、パーツが豊富なのも魅力。例えば、オープン型追加セットを組み合わせれば、テレビを設置してテレビ台として使ったり、大判のアートを飾ったりすることもできます。

オープン型追加セットを詳しくみる
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337263291

無印良品のスタッキングシェルフは、トレンドになっている見せる収納に最適。その場合は、物を詰め込みすぎるのは厳禁です。ショーケースのように、物をあえて少なめにすることで、美しく見栄えのする収納が実現します。例えば、一つの枠内に小さめの観葉植物を一つだけ置いたり、雑誌や本を数冊だけ立てかけておくといった具合です。

こんな風に見せる収納がうまくいくのは、高級感のあるオーク材もしくはウォールナット材を贅沢に使用している無印良品だからこそ。木目調のプリントを貼っただけだと、見せる収納がどこか空虚な感じに見えてしまうものです。

隠しておきたいものは、スタッキングチェストを組み合わせて見えなくしてしまうことも可能です。この場合、スタッキングチェストは、ランダムに配置するのがおすすめ。あえて一箇所に固めないことで、全体のバランスがよく見えます。また、ラタン材のかごやパルプボード、ポリプロビレン、ソフトボックスなど、質感の違うものを組み合わせて異素材感を楽しむのもおしゃれですよ。

自由度が高いこと、飽きることなく長く使えること、時間を重ねるごとに風合いが増すこと……。無印良品の収納家具のなかでもとりわけ使い勝手がよく、人気が高いスタッキングシェルフは、まさに「名作家具」と呼べる逸品です。