ズボンやボトムスの正しい畳み方とおすすめ収納アイディア

収納方法に困りがちなボトムスは、素材によって収納方法を分けましょう。センタープレスが施されたパンツや、スカートなど薄めの素材のものは、折りたたんで収納すると折りジワがついてしまうため、ハンガー収納が適しています。反対に、デニムなどの厚手素材の生地は折りジワがつきにくいため、たたんで引き出し収納をするのがオススメです。こうして素材ごとに分けることで、服選びの時に迷うことなくパッと選ぶことができるため、朝の忙しい時間にも服選びの時間短縮に繋がります。

1．ボタンやチャックを全て閉じて表部分を上にして広げます
2．半分に折りたたんでおしり側が表になるようにします
3．股上部分が出っ張っているので、この部分を内側に折りたたみます
ここを折りたたむことでスッキリとコンパクトに収納することができますよ。
4．デニムの裾部分をウエスト側に向けて二つ折りに。
5．3で内側に折りたたんだ股上部分が浮かないように押さえながら、さらに四角くなるようにウエスト側に二つ折りにして完成です

1．表側から半分に折りたたんでおしり側を表にします。
2．股上部分を内側に折りたたんで出っ張りをなくします。
3．裾部分からウエスト側に向かってくるくると丸めていけば完成です。

この方法は、特にお子さまのデニムなど小さめのものに適しています。コロコロと丸めるだけなので、お子さまにお手伝いしてもらうのもありですね。

ボトムスをより、コンパクトに収納するためにおすすめしたいのが、ブックスタンドです。これは、厚みがあり幅を取ってしまいがちなボトムスや、縦て収納したいときに役立ちます。ブックスタンドでデニムを支えれば、引き出しの中で横に倒れてしまう心配がないのでスッキリと収納することができます。

また、引き出しがないという方には網棚がオススメ。側面がない網棚なら、横置きしても、どのズボンがどこにあるか把握できます。また、横から引いても整理されたデニムが崩れにくいのもポイントです。壁などに取り付けた網棚の上に、コンパクトにたたんだデニムを乗れば、お店のようなディスプレイが楽しめます。

スカートやセンタープレスのパンツなど素材が薄く折りジワがつきやすいものは、吊るす収納にしていきましょう。こうすることでボトムスがシワになるのを防ぐことができます。また、すぐに目に入るため断捨離などの衣類の整理がしやすくなりますよ。

クリップ付きのハンガーは、ウエスト部分を挟み込むだけで、ハンガー収納ができるもの。クリーニングから返ってきたときについている定番アイテムですね。折りたたんで収納する必要がないので、たたむ手間を少し省くことができますよ。ハンガーを使う場合は、色や素材をを揃えておくと見栄えがよくオススメです。

あえて壁に取り付けたS字フックなどを使う方法もあります。ベルトを通す部分を、S字フックにかけるだけ。上着やハット、ネックレスなど、次の日の洋服をかえておけば、準備も楽になるでしょう。色や素材をそろえて、かけてれば一種のインテリアのようにもなります。

洋服用ハンガーの中には、ひとつのハンガーで何着かを吊るすことができる機能的なハンガーもあります。こちらのハンガーは、最大5本を同時にかけることが可能。これなら横に場所を取らないので、少ないハンガーで収納をすることができますよ。パンツだけでなく、ネクタイなどをかけて収納している人も多いようです。

こちらは、ブラケットに取り付けるタイプのアイテムです。はめ込むだけなので特に工具は必要なくお手軽に収納を増やすことができます。ブラケットがないお家は、メッシュパネルに突っ張り棒を取り付け、ズボンハンガーを結束バンドで固定する簡単DIYもオススメ。サッと上からかけるだけなのでとりやすく、人気のあるアイテムです。

2種類のボトムス収納の方法をまとめました。どちらもグッズを駆使することで、あまり幅を取らずに収納できます。シーズンによって買い足すボトムスの収納スペースは、すぐにいっぱいになりがち。ボトムスが増えても対応できるよう、上手に整理して、スペースに余裕を持たせておくことが大切です。ボトムスの素材に合ったハンガーも売っているので、工夫してみてください。