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2023年01月07日 08:00 更新

6割以上が「電気代/ガス代/水道代」を節約したい、光熱費の負担を感じる人が多い結果に

原油高騰などでさまざまな物の価格が上昇している中、少しでも節約・節電に努めたいと思っている人も多いはずです。皆さんは節電したいとき、まず何を減らそうと思いますか? 冬本番を迎えたなか、賢く節電したいものです。そこで、ダイキン工業が行った節電に対する意識調査や、上手な節電のポイントをご紹介します。

電気代の節約、どうしてる?

ダイキン工業では、全国47都道府県在住の20歳~60歳までの男女、530人を対象にインターネットでアンケートを実施。約9割の人が物価高や電気代上昇により家計への負担増加を実感していることが分かりました。

節約したいものは「電気代/水道代/ガス代」

家計の中で一番節約したいものは「電気代/水道代/ガス代」で約6割の人が光熱費の節約を望んでいることが分かりました。男女問わず全ての年代で1位になっています。

とくに40代女性では77.4%と高いですが、世帯人数が多い年代でもあり、さまざまな支出が増える中で、光熱費が家計の中でより重く感じられているのかもしれません。

ダイキン「節約・節電に関する実態調査」より

最も実施されている節電の工夫は?

普段の生活の中で行っている「節約・節電」の工夫を聞いた結果、最も多かった回答が「使わない照明や家電の電源を消すようにしている」で46.6%となりました。

次いで「特売の食品を買ったり、品数を減らしたりしている」(42.5%)、「外食の頻度を減らしている」(38.9%)、 「買い物で使えるポイントを積極的に貯めている」(38.3%)、「夏は薄着、冬は厚着をするようにしている」(30.0%)と続きます。

普段からの「節約・節電」の意識をしっかり持って行動している人が多いようです。

ダイキン「節約・節電に関する実態調査」より

夏と冬、電気代が高いのは?

今年の夏の電気代については、「思ったよりも高かった」と感じた人が64.5%いました。電気代の上昇と猛暑が重なり、意外と電気代がかかってしまったと感じている人が多いと予想されます。

夏と冬ではどちらかより多く電気代がかかるかを聞いた設問では、「夏」と回答した人が29.8%、「同じくらい」が18.3%いました。しかし、実際には冬の方が電気消費量は上がる傾向にあります。寒い部屋を暖める方が電気量は多く必要になるのです。

ダイキン「節約・節電に関する実態調査」より

最も多く使われている暖房器具は「エアコン」

冬の方が電気代が高くなりがちですが、暖房器具で最もよく使われているのもエアコンです。2位の「石油ファンヒーター/ガスファンヒーター」(30.4%)を大きく引き離し、75.1%と、圧倒的に多くの家庭ではエアコンで部屋を暖めています。

子どもだけでも手軽に使えることと、安全であること、灯油の入れ替えやガス栓の閉め忘れなどの手間がかからないこともあって、エアコンを利用している人が多いのかもしれませんね。

ダイキン「節約・節電に関する実態調査」より

エアコン暖房の節電術

電気を使うエアコンが最もメジャーな暖房器具となると、エアコンの節電術が気になりますよね。ちょっとしたことが節電につながります。

✅ 設定温度を1℃下げると約10%の省エネになる
✅ 加湿器などを併用して、40~60%くらいの湿度キープで体感温度をアップさせる
✅ 空気清浄機、サーキュレーター、扇風機などを併用して空気を循環させ、設定温度の上げすぎを抑制する
✅ 短時間の外出ならつけっぱなしの方が節電になる
✅ 室内機のフィルターはこまめに掃除する
✅ エアコンの省エネ機能を把握する。買い替え時に省エネ機能を重視して購入する

これらを上手に活用して、エアコンの節電に役立ててください。

ダイキン「節約・節電に関する実態調査」より

意識をしてこまめに節電

2011年の震災以来、日本では電力不足が叫ばれ続けています。その問題が解消されないなか、物価高騰も追い打ちをかけている昨今。1回の節約・節電の量はほんのわずかであったとしても、積もり積もれば大きなものです。だからこそ、普段からの節約・節電意識が大切。無理のない範囲で快適に、でも無駄の少ない生活をしていきたいですね。

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

調査概要

調査地域:全国
調査対象:20歳~60歳の男女
調査時期:2022年11月24日(木)~11月25日(金)
有効回答数:530サンプル

(マイナビ子育て編集部)

※画像はイメージです

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