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2023年08月11日 09:11 更新

人気保育士てぃ先生のアドバイスで「子どもを感情的に怒ってしまう→自己嫌悪」のループから卒業!

保育士YouTuberのてぃ先生が「子どもを感情的に怒ってしまったときの対処法」について解説。感情的になって自己嫌悪に陥っているパパやママも、これでもう大丈夫!

子どもに感情的になったときに足したい「とある言葉」

落書きを企む子供
(※画像はイメージです/PhotoAC)

現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。

そもそも子どもは「走っちゃだめ!」などと言われても、何がどうだめなのか理解できないもの。この場合は「走らずに歩こうね」などと、その場でしてほしかった正しい行動を具体的に伝えた方が理解しやすい傾向があります。

とはいえ、「お片付けをしてね」と伝えたのにまったくやっていなかったり、何度も「走らないでね」と伝えたのにすぐに走り出したりした場合、親は正しい行動を具体的に伝える余裕がなくなっても仕方ありません。

結果、「感情的に怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。ただ、親も人間ですから、どうしても感情的になってしまうことはあるものです。「だめ!」「うるさい」などと言ってしまうのを完全に止めることは、現実的に考えて難しいでしょう。

てぃ先生いわく、感情的になってしまったときでも「とある言葉」を足すことで対処できるといいます。「だめ!」「うるさい」と言ってしまった直後に「でも、○○くんは○○がしたかったんだよね」「でも、パパ(ママ)は○○くんのことが大好きなんだよ」などと、大人がそのときの子どもの気持ちを代弁してあげる、またはよくないことをしても愛情は変わらないということを伝えてあげればいいというのです。

そうすることで、子どもは叱られて落ち込むだけで終わらず、「パパやママは僕の気持ちをわかってくれているんだ」「パパやママは怒るけど、僕のことが大好きなんだ」と実感し、安心感につながります。こうして普段から安心感を得ていることにより、日頃の指示が通りやすくなることが期待できるというのです。

一般的に「でも」の後には、否定的な言葉が続くことが多いものですが、それとは逆に肯定的な言葉が続くことにより、聞く側はその話に意外性を感じて耳を貸しやすくなり、言葉が素直に入ってきやすいという効果もあるそう。

「また子どもに対して感情的になってしまった……」と落ち込むよりも、感情的になったときに「でも」+肯定的な言葉を続けることを意識した方が、パパやママも精神的に楽になるかもしれません。

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