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2023年01月19日 11:17 更新

「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方

保育士YouTuberのてぃ先生の人気YouTubeチャンネルから「ここが凄い!言われたことを自然に聞いてくれる子どもの【親の習慣】」をご紹介します。

無意識にこれができるようになれば……!

(※画像はイメージです/PhotoAC)

現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。

お片付けやご飯、お風呂の時間になっても、子どもが言うことを聞いてくれなくて毎日イライラしてしまうという親は珍しくないでしょう。そんな日々を送っていると、聞き分けの良いよその子を見てうらやましくなったりすることもあるかもしれません。

しかし、てぃ先生いわく、素直に言うことを聞く子どもの周りにいる大人たちは、あることを無意識に行っているケースが多いそう。

よく育児書などでは「子どもの行動を認めて共感した後に叱る」ことが推奨されています。具体的には「ご飯の前にお片付けしようね」と呼びかけても、子どもが言うことを聞かないときは、「そうだね、まだ遊びたいよね」と子どもの行動を認めて共感した後、「でもそろそろご飯だからお片付けしようね」と伝えるという方法です。

この伝え方でも悪くはないのですが、最終的に「わかった、わかった、でもやってね」といった反発的な形になってしまいます。一方で、素直に言うことを聞く子どもの周りにいる大人たちは「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」と、最後に再び共感を入れることで、子どもがスムーズに言うことを聞いてくれるようになるとか。

これの具体的な例は、「ご飯の前にお片付けしようね」と呼びかけても子どもが言うことを聞かないとき、「そうだね、まだ遊びたいよね」(共感)「でもそろそろご飯だからお片付けしようね」(叱る)と伝えた後、「それにしても楽しそうに遊んでたね」「◯◯ちゃんが楽しそうに遊んでてうれしいな」(再度共感)と言いながら、親が片付け始めます。最後に共感を入れることで、子どもが「そう、楽しかったんだよ!」と肯定的な気持ちでいられ、お片付けが進みやすくなるのだそうです。

子どもに言うことを聞いてほしいときは「共感→叱る→再度共感」を意識してみると良いかもしれません。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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