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【医師監修】新生児の育児がストレスやイライラで辛い。よくある悩みと楽しみ方

【医師監修】新生児の育児がストレスやイライラで辛い。よくある悩みと楽しみ方

新生児育児はとてもハード。寝不足、イライラ、初めての経験で不安ばかりです。でも実際、たくさんのお母さんがこの時期を乗り越えて子育てをしているんです。よく耳にする新生児育児の悩みとそれを乗り切る術などをご紹介します。


この記事の監修ドクター
おひさまこどもクリニック 金髙太一先生
十条駅すぐ。小児科専門医。3児の父。感染症、アレルギーが得意です。HPも自信作です、ご覧下さい。
http://ohisamakodomo.com/

ママのお腹の中で一緒に過ごしたおよそ10ヶ月。夢にまで見たかわいい我が子との幸せな生活……。出産を経験したママなら期待に胸を膨らませてその日を待ったはずです。

しかし、現実はそんなに甘くなかった! 産まれてすぐからの母子同室……おっぱいが張って痛すぎる体験…噂に聞いていた3時間おきの授乳……。まさか新生児育児がこんなに辛いなんて。そう感じたママ、ここではみなさんに共感してもらえるであろう「新生児育児のストレスあるある」や「乗り切り方」などをご紹介します。

何より大変な新生児育児

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壮絶な痛みに耐えて我が子を抱いた瞬間のあの感動は計り知れないものですよね。これからきっととっても楽しくて充実した毎日がやってくるんだ……と思っていたのも束の間。出産後のママに「休み」なんて言葉はありませんでした。最近は産んですぐから母子同室がはじまる産院も多いようです。

初めてのおむつ替え

赤ちゃんとの生活で欠かせないのがおむつ替えです。母乳とミルクしか飲まない赤ちゃんも、ちゃんとうんちをするんですよね。そんな感動をしている間にも、ゆるいウンチは背中まで流れていきます。おむつ替えのたびにうんちをしていることも多く、毎回肌着をそう取っ替え。一日に何度もしなくてはいけないおむつ替えだけにとっても大変な作業です。また、布オムツに紙オムツにするか、どちらにするか一度は考えるでしょう。

一般的に布おむつは経済的、おしっこを敏感に感じやすいのでおむつ離れが早い。また紙おむつは、使い捨てなのでお金がかかる、吸収力があり、表面もサラサラしているので赤ちゃんが快適で、おむつかぶれもしにくい。持ち運びが便利。快適すぎるが故に(親も子も)おむつ離れはしにくい傾向にある。

両者ともメリット、デメリットがあります。布おむつが大変だったら紙オムツに変更したり、ママにストレスがかからないよう、無理なく自分の状態と赤ちゃんの状態を見ながらおむつ選びをするママが多いようですよ。

背中にスイッチがついてる!? 寝かしつけは大変!

背中スイッチ……。抱っこされて寝ていた赤ちゃんが、布団に寝かせるとスイッチが入ったように起きること。子育てママのほとんどがこのスイッチに悩まされたのではないでしょうか? 抱っこしてしばらく腕の中で寝ているので、寝入ったなと思ってベッドに寝かせると起きてしまう……の繰り返しで、一度起きると寝付くまでに時間がかかります。ストレスはたまる一方で、どうして寝てくれないんだってイライラしてしまいますよね。

赤ちゃんがすぐに起きてしまう原因は、温度差、環境の変化だと言われています。抱っこで心地よい温度だったのに布団に寝かさせるとひんやりとしているので目が覚めるようです。

こんな時は抱っこをする時におくるみやトッポンチーノでくるんであげて眠ったらそのまま寝かせると、温度の変化もほとんどなく、くるまれている安心感から起きにくいそうです。このほかに添い乳という手もあります。添い乳は子供の手を下に敷いてしまいそうとか、うっかり自分まで寝てしまって上に乗ってしまったらどうしようとか不安でいっぱいです。ですが、すぐに慣れるようで実践しているママはたくさんいます。

赤ちゃんは授乳でお腹いっぱいになり眠たくなる。姿勢も変わらないし、ママのぬくもりもそのままなのでぐっすりです。ただ、添い乳は赤ちゃんがゲップをする機会がないので、吐き戻したりする事が多くあります。赤ちゃんが、ある程度自分で上手に空気を抜くことができるようになった頃に実践するといいかもしれませんね。寝返りができるようになる生後6か月頃までは、ごく稀にですが、窒息などの事故も報告がありますので、お母さんは一緒に寝ないようにして、赤ちゃんが眠ったら鼻や口を塞がないように体勢を直してあげると良いでしょう。

とっても痛い! おっぱいトラブル

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赤ちゃんを授かり授乳をすることは母親として幸せを感じる瞬間ですね。しかしこの授乳も初めてのことでトラブルがたくさんあります。

カチコチおっぱいを乗り越えて……

授乳前のガチガチおっぱいにビックリしたママも多いはずです。出産後は2、3日で乳腺が発達し、おっぱいに血液が集まり始めます。その母乳が出されない状態が続くことでおっぱいがガチガチに固くなり激痛に襲われるのです。おっぱいに詰まった母乳を出すためにマッサージをするのですが、このマッサージは本当に痛い……。この激痛に耐えてようやく赤ちゃんに母乳をあげることができるわけです。

初めての授乳も困難続き!?

産まれたばかりの赤ちゃんは上手に乳首を加えられる子もいればそうでない子もいます。それに加えて飲む量も微々たるものです。このために外に出されない母乳はたまり、おっぱいが張ってしまいます。おっぱいが張って痛いときは胸を冷やすといいそうです。温めてしまうと血液の循環が良くなって更に母乳が作られてしまうので気をつけましょう。保冷剤などでおっぱいを冷やすと痛みも和らぎます。脂肪分の多い食事も母乳をたくさん作るので、なるべくさっぱりした食事にするのも良いでしょう。

おっぱいの張りの対処法で一番良いのは、赤ちゃんに飲んでもらうことです。しかし赤ちゃんがおなかいっぱいだったり寝ているときはそうもいきませんね。そんなときは搾乳器を利用しましょう。搾乳器も手動のものや自動で吸い取ってくれるものなど、いろいろありますので良さそうなものを探してみてくださいね。赤ちゃんの生命線である母乳育児ですが、ママの数だけトラブルがあってみんなそれぞれに乗り越えて上手に母乳をあげられるようになっていくようですね。

うわさに聞く3時間おきの授乳

おっぱいの悩みはまだまだ尽きません。新生児育児の中でもしかするとワースト3に入るくらい悩んでいるお母さんがいるであろう悩みが「深夜の授乳」です。やっと眠ったと思い自分も寝ついた頃にお腹がすいた赤ちゃんは起きます。眠い目をこすりながら、自分もふらふらしながら授乳します。赤ちゃんにまとめて飲んで〜とお願いできるはずもないのでいかにママが楽に授乳をできるかというのがここではポイントです。

よく聞くのは「添い乳」です。先ほどの背中スイッチの件でも出てきましたが、添い乳しながら自分も寝てしまうというママは結構いるみたいです。不思議なもので赤ちゃんのちょっとした動きを敏感に感じ取れるようになっているママはたくさんいます。ママと赤ちゃんに合えば挑戦してみる価値はあるかもしれません。

精神的に不安定!? 誰かに甘える器用さも必要

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「産後うつ」という言葉がありますが、これもたくさんのママが経験しているようです。子供を産んでからというものママには一人の時間はほとんどありません。ちょっと座ってゆっくりしようと思った瞬間、家事をしている最中でも関係なく赤ちゃんは泣きます。ちゃんとご飯も食べられない、ゆっくりトイレも入れない、当たり前の日常が送れないのです。泣くことでしか自分の要求を表現できない赤ちゃんに24時間ずっと対応しなくてならないこの辛さは、出産経験者にしか分かりえないのかもしれませんね……。望んでできた赤ちゃんなのに、こんなはずじゃなかった……自分は母親失格だと自分を責めたママも少なくないようです。

一人でできない時もある……つらい時は周囲にお願いして

育児が嫌になって本当に辛いと思ったら誰かに助けを求めてください。ご主人でも、自分の母親でも、友達でも自分の話しやすい人に相談することをおすすめします。精神的に不安定になっているときは何でも悪い方に考えがちです。話を聞いてもらうだけでも全然違うはずです。もし誰かに自分の気持ちを素直に話すことができたら、さりげなくお願いしてみましょう。きっと助けてくれるはずです。

一番身近で、でも一番言いにくいのは「パパ」かもしれませんね。仕事で疲れて帰ってきてるのに何かお願いするのも気が引けるってママもいるかもしれません。赤ちゃんも親はパパとママの二人です。それにママは休みなく赤ちゃんのお世話に追われています。もしかすると新生児育児の壮絶さをパパはあまり分かっていないだけかもしれません。それにパパも具体的にお願いされた方がやりやすいというのもあるようです。

パパだって、ママと同じように新米パパです。実際何を手伝ったらいいのか分からないというパパの意見も耳にします。それにパパが育児に積極的になってくれたらママもパパも赤ちゃんも家族全員が幸せですよね。辛い育児を二人で乗り越えるのも絆を深めるのにいいかもしれません。とにかく一人で抱え込むのではなく、勇気をもって甘えてみるのも時には必要です。

貴重な時間。我が子との密な時間を楽しんで! 

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壮絶な日々かもしれませんが、新生児の育児は子供の一生を考えるとほんの少しの時間。今はとても大変でストレスが溜まり、イライラしてしまうこともあるかと思いますが、あのかわいさ、肌の柔らかさ、赤ちゃん独特のいい匂いなど、この時期ならではの貴重な経験もあるはず。子育ての悩みは尽きませんがたくさんのママが笑顔で楽しく過ごせるといいですね。

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