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2024年04月05日 10:11 更新

「ママ血が出てる!」SHELLYさんが生理のときトイレで娘に驚かれ、慌てて買ったもの【性教育】

4月2日深夜放送の番組『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)で、タレントのSHELLYさん、若槻千夏さん、益若つばささんらが、子どもへの性教育について語りました。

「学校でやってくれるかなと甘えちゃってる」

「『令和の性教育』芸能人の性教育事情とは」と題したこの日の放送。MCのくりぃむしちゅー・上田晋也さんは長女が高校3年生、長男が中学2年生ですが、これまで子どもと性教育に関する話をしたことはなく、「学校でやってくれるかなと甘えちゃってるのが正直なところ」だと明かしました。高校1年生の一人息子を育てる益若つばささん、長女が小学6年生・長男が小学1年生になる若槻千夏さんも、子どもたちと改めて話したことはないといいます。

一方、YouTubeチャンネルで性教育について発信しているSHELLYさんは、「日本は学校で教えられる性教育に“はどめ規定”がある」と説明。文部科学省により、中学校の保健体育では妊娠の経過は取り扱わないことにすると定められていると知り、「学校で教えてくれればいいのにと思うけど、教えてくれないのが現状。各家庭でって言われても気まずいじゃないですか。性の体験でネガティブな体験をしてほしくないので……」と、YouTubeでの発信を始めたそうです。

SHELLYさん自身、幼い三姉妹の母。子どもでも2歳半くらいになったら、お風呂で「水着で隠れる場所と口はプライベートゾーンっていって、人に見せたり触らせたりしないし、人のを触ったり『見せて』って言ったりしちゃダメなんだよ」とプライベートゾーンの話から伝えるといいます。なぜならは、そのことを知っていれば「万が一子どもが性被害にあったときに、おかしいと気付ける」から。「早いうちに教えたほうがいいと私は思ってる」と話しました。

「ママオムツしてるの?」という誤解

女性はいずれ自分の身に起こることとして小学校でも生理について学びますが、女親として男児に「月経をどう伝えるか」という課題も。お母さんが生理の日でも幼い息子と一緒にお風呂に入っていれば、流れ出る経血について説明することもできそうですが……。

若槻さんの長男は、薬局で生理用品を買ったときに「ママオムツしてるの? おしっこ間に合わないの?」と誤解したといい、「どう説明したらいい?」と若槻さんは困惑。するとSHELLYさんが、自身の経験談を明かしました。

小さい子どもはママがトイレに入っていてもお構いなしにドアを開けて入ってくることがありますが、あるとき生理のナプキンを替えていたらトイレに入ってきた子どもに「ママ血が出てる!」と驚かれたというSHELLYさん。内心「どうしよう」と慌てながらも、ポーカーフェイスを保って「女の人は月に1回、こういうことがあるから」と伝えたうえで、生理について描かれた絵本を購入し、お子さんと一緒に読みながらあらためて説明したのだそうです。

また、益若さんは生理周期が不安定だと告白。以前、息子と出かけた際に急に生理がきてしまい、「コンビニで生理用品を買ってきて」と頼んだことがあるといい、そのことをYouTubeで話したら「子どもに生理用品を買いに行かせるなんて虐待だ」と炎上したといいます。

上田さんも「震災の避難所で生理ナプキンが足りないなんてこともあった」と、生理についての社会的な理解が足りていないことに言及。生理について話すのが“恥ずかしいこと”という感覚が払拭され、偏見や誤解が訂正されて正しい理解が広まれば、そのような問題も解消されるかもしれません。

SHELLYさんは「娘が生理になったときに、お父さんに電話して『生理用品買ってきて』って言える関係がいいな。トイレットペーパー買ってきてって言うのと同じ感覚で」と希望を語りました。

現状では親子で性に関して話すことに困難を感じている人は少なくないようですが、タレントのゆうちゃみさんは娘の立場から、「親となんでも話せる関係」「初体験も話したし、自分から全セックスの話してると思う」と明かしました。自分自身の性交についてまで親子で赤裸々に話す必要はないかもしれませんが、自分と大切な人の体を守り、性加害をせず性被害も避けるためには、適切な性教育が必要ですね。

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