子どもと出かけた帰りに急な豪雨。傘の準備がなく雨の中歩いていると…… #「ありがとう」を伝えたい
お出掛け中に急な雨。そんな時、傘を持参していないとなると焦りますよね。今回は、30代女性のお出掛け帰りにあったエピソードをご紹介します。
娘と帰ろうとしているとゲリラ豪雨が……仕方なく雨の中を歩いて帰宅することに。
4歳の娘と電車で出掛けた帰りのことです。
朝はいいお天気だったので傘を持たずに出掛けたのですが、帰りに最寄り駅まで着くと、いきなりのゲリラ豪雨に見舞われました。
雨が弱まるのをしばらく待ったのですが止む気配はなく……。基本的に車移動の地域で、駅前にはあいにくコンビニもないので傘を買うことも出来ません。仕方がないので娘を雨避け付きのバギーに乗せて、家までの道を歩くことに。
駅から自宅までは徒歩10分の距離ですが、雨の勢いが強く一瞬でびしょ濡れでした。
そのまま雨の中を歩いていると、傘を差した外国人のお姉さんが前から歩いてきました。
びしょ濡れになりながら歩く私に……
雨の中歩いている私を見たお姉さんが「子供もいて大変!これ使って!!」と、濡れながら自分が差している傘を差し出してくれたのです。
「私はもう濡れてるし、子供は雨避けがあるから大丈夫です!お姉さんも濡れちゃうから!でも本当にありがとう」とお断りしたのですが、薄暗い中ずぶ濡れで歩く私に唯一声を掛けてくれたお姉さんの優しさは涙が出る程嬉しかったです。
唯一声をかけてくれた女性に感謝。娘も同じように育ってほしい。
やり取りを見ていた娘も「あのお姉さん優しいね」と喜んでいました。
この子も大人になった時に、あのお姉さんのように困った人を見たら声を掛けられる優しい人になってくれたらと思います。 あの時は本当にありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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