あぁ片付かない! 子供のおもちゃを上手に収納するコツとは?
小さい子供がいると、なかなか片づかなくて悩んでいるママも多いのではないでしょうか? 散乱しがちなおもちゃを子どもと楽しみながら、すっきり綺麗に片付けるコツ・テクニックをご紹介します。
こんにちは、整理収納アドバイザーのゆりんごです。小さい子供がいると、なかなか片づかなくて悩んでいるママも多いのではないでしょうか? 私自身、0歳と2歳の子供がいる二児のママで、日々おもちゃの片付けに格闘しています。片づけに時間が取られなくなれば、ストレスも減りうれしいですよね! そして、子供自身にも上手にお片づけできるようになってほしいというのが、親の願いでもあります。
赤ちゃんが片付けないのは仕方ない
片づけ方を知らない赤ちゃんは、当然お片づけはできません。赤ちゃんは目に映るモノ全てが新鮮で興味があるため、次から次へとモノは出しますが、片づけるということ自体はまだ理解できていないので、できなくて当たり前なのです。どの赤ちゃんも最初はできないのが普通なので、悩むことでも怒ることでもないので安心してくださいね。
遊ぶのが仕事
赤ちゃんのうちは、いろんなモノを触ったり口に入れたりして学んでいきます。そうしてモノを使って遊んでいくことで、体を使うことになり、成長へと繋がっていくのです。ママとしてはどんどんいろんなものに触れさせてあげて、感性を磨いてあげたいものですよね。
徐々に習慣を身につけさせる
小さいうちはママが片づけてもよいのですが、ずっとママがお片づけするわけにもいかないですよね。実は小さい子どもでも、「使ったらしまう」という流れ自体を体で覚えさせることにより、それが習慣となってお片づけができるようになるのです。
まずは大きめのボックスに、ざっくりと分類して、「ここにポイポイしようね」と声をかけながら、ママと一緒にモノをしまうことに慣れさせていきます。おもちゃの写真をボックスに貼っておけば、ラベリングと同じ効果が生まれてどこに何をしまえばよいかが一目でわかって便利ですよ。
片付けるのも楽しくなる様に
せっかくなら、お片づけも遊びのひとつとしてしまいましょう!! 「お片づけの時間だよー」と声がけをして、ざっくりと分けたボックスを一つずつ用意して、「この箱にはぬいぐるみをしまおうね。ぬいぐるみさんたちどこだろう?」と楽しみながら片づけていきます。「おやすみー。ばいばーい。また明日ねー。」というように、おもちゃにも話しかけながら片づけるのも、子どもは喜ぶポイントです。子どもに「今日はこれでおしまいなんだ」と気づかせてあげることで、「遊び終わり=片づける」ということに結びつき、遊び終わったら片づけるという自然な流れができるのです。
おもちゃの収納アイディア
おもちゃをしまうといっても、いろんな方法がありますよね。今回は私が実際に取り入れているものも含めて、おすすめの収納方法をご紹介いたします!
おもちゃを種類別に収納
お子さんが小さいうち、もしくはおもちゃがそんなにないというご家庭はざっくりと「おもちゃ」という大きいくくりだけで分けてしまってもよいかもしれません。ですが、大抵のご家庭はお子さんが大きくなるにつれておもちゃはどんどん増える一方なはず。なので、おもちゃは子どもが遊びやすく、かつしまいやすいように、種類別にしておくのがおすすめです。
ミニカーの収納アイディア
「ミニカーってどうやってしまったらいいの?」は男の子ママのお悩みあるあるのひとつ。ざっくりとボックスにしまってしまうのもよいかもしれませんが、せっかくの大切なミニカーに傷がつきやすいのであまりおすすめはできません。せっかくならかっこよく、飾る収納にしてみてはいかがでしょうか♪ ミニカー専用の奥行きの短い棚を用意したり、マスキングテープなどで駐車場のようにデコレーションをしてみるのもおすすめです。遊び感覚でついしまいたくなるような工夫をしてみると、子どもも楽しみながらお片づけできますよ!
移動可能なキャスター付き収納
子どもってタイヤがついているものは、何でも押したがりますよね。笑 おうちの中でよく使うおもちゃは、特別指定席として移動もできる収納にしてみてはいかがでしょうか? たとえば絵本が好きな子は、お気に入りの絵本や、今日読みたい絵本を朝選んでかごに入れてもらって、一日のうちの好きな時に読めるように工夫してあげる。また、お気に入りのおもちゃを厳選して移動収納にすると、ママも子どもの好きなおもちゃが一目でわかるので、おもちゃが多くなりすぎた時でも、あまり使わないおもちゃを減らしやすくなります。移動収納なら、遊ぶそばに収納も持っていけるので、お片づけをするハードルがぐっと下がり、子どももお片づけしやすくなりますよ!!
どれがおすすめ!?おもちゃを収納するアイテム
ホームセンターや100円ショップなど、今やさまざまなお店で売られている収納グッズ。たくさんあって迷ってしまうかもしれませんが、「どんな子ども部屋にしてあげたいか?」「どうすればラクに片づけられるか?を」を軸に選ぶと失敗もしにくいですよ!
IKEAのTROFAST
IKEAのTROFASTは、シンプルかつかわいい収納でとっても人気ですよね!(わたしが住んでいる北海道にはIKEAがないので、いつもうらやましく雑誌や写真などで拝見しています……涙)TROFASTのうれしいポイントは、モノが増えて収納を増やしても、統一感があるところです。おもちゃのようにカラフルな色使いで統一感のないものであっても、収納棚を揃えるだけでぐっとスッキリ感が増します。ただし、中身が見えないので、ラベリングはお忘れなく! 外からでも「中に何が入っているか」が一目でわかることが、片づけやすさにも繋がります♪
ニトリのカラーボックス
お値段以上で気軽に買えてうれしいのが、ニトリのカラーボックス。カラーボックスはどんな収納にも使える万能選手です……!ニトリなら、いろんなタイプのカラーボックスがあるので、収納に合わせて選ぶこともできます♪ おもちゃの乱雑な印象を防ぎたいときは、中身を隠せる扉付きのカラーボックスを。合わせてケースを買って、引き出しのように使いたいときは、棚の高さを変えることができるカラーボックスを。(その時もTROFAST同様、ラベリングをお忘れなく……!)幅や奥行きも数パターンあるので、自分の使いたいところに合わせて選べるのもうれしいですね^^
Seriaのplenty box
わが家でも大活躍のSeriaのplenty box。子どもがまだ小さい頃は、勝手に出して遊んでほしくないおもちゃってありますよね。わが家ではお絵描きセットやねんどなど、いたずらされたり食べられたりすると困るようなおもちゃがそうです。汗 そういうおもちゃは普段はママが管理しておき、子どもが遊びたい時に出してあげるのがおすすめ! plenty boxならシンプルなので、インテリアにもなじみやすいのがうれしいですね♪ また、軽いおもちゃをしまうのにもぴったり!!
100均で見つける
収納にあまりお金をかけたくないという方は、100円ショップの収納でも十分。わが家ではスクエアボックスにラベリングをして、種類ごとにざっくりとしまっています。統一感を出すために、同じスペースでは同じ種類の収納ボックスを使うのがおすすめ。色も統一すれば、100円で揃えたとは思えないおしゃれな収納棚が作れますよ♪
まとめ
子どもが遊ぶお気に入りのおもちゃはだいたい決まっていきます。たまに遊ぶから……となんでもとっておいてばかりいてはおもちゃは増えるいっぽうなので、いつまでたってもおもちゃは片づきません。先に収納スペースを決めてしまい、子どもには「ここにしまえる分だけ、大切なおもちゃを残していく」というルールを決めることで、モノを大切にする感覚や、おもちゃとの付き合い方も学ぶことができます。
また、モノを減らす際にも、なんでもかんでも捨てればいいというわけではありません。年下のお友だちに譲ってあげたり、保育園などの施設に寄付してあげたり、遊んでくれる子どもに譲るという方法をとればよいのです。ぜひ、おもちゃからモノとの付き合い方を学べるような収納を目指してみてくださいね!!