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2018年09月22日 10:29 更新

子供の挨拶はいつから練習すべき?しつけ方・教え方のポイント

挨拶ができる子供になってほしい、そう思うママも多いのではないでしょうか。挨拶するよう促しても挨拶しない、無視してしまう場合もあるかもしれません。子供に挨拶を教えるには、どうしたらよいのでしょう。いつからはじめるかを含め、挨拶の教え方や練習方法についてご紹介します。

挨拶のしつけはやっぱり必要?

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大切なコミュニケーションの一つである挨拶、子供のうちからきちんと身につけてほしいですよね。挨拶はどうして大切なのでしょう。重要性やいつからはじめたほうがよいかについて調査しました。

「挨拶できること」の重要性

ママやパパは普段どんな挨拶をしていますか? 「おはようございます」「いただきます」「いってきます」「こんにちは」「ただいま」「おやすみなさい」……挨拶といってもさまざまな言葉がありますよね。多くの場合、相手を見ながら言っているのではないでしょうか。挨拶を交わすことで相手を気遣えたり、会話のきっかけになったりと、人と関わる上で欠かせないのが挨拶かと思います。
挨拶は人と人とを繋げる重要な役割があるようです。自然に挨拶ができるよう、子供に教えていきたいですね。

挨拶のしつけはいつからすべき?

挨拶のしつけは何歳からはじめるとよいのでしょう。「話さないうちはまだ必要ないかな」と思うママもいるかと思います。

たった一言の挨拶でも、子供にとっては簡単ではありません。恥ずかしい気持ちがあったり、言葉がすんなりでてこなかったりと、すぐにできない場合もあるようです。

子供が挨拶ができるようになるには、日々の習慣や積み重ねが大切。年齢に関係なく、0歳からでも子供に教えてあげましょう。挨拶の大切さなどと含め、子供に伝えられるとよいですね。

赤ちゃん・小さな子供の挨拶のしつけの基本ポイント

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子供に挨拶を教えるにはどうすれば伝わりやすいのでしょう。しつけを始める前におさえておきたい基本ポイントをご紹介します。

親はオーバー気味に子供に挨拶をする

子供へのしつけは親が見本になることが大切です。まずは子供に向かって「おはよう」「ありがとう」などの挨拶をしていくとよいでしょう。挨拶するときは笑顔で大げさにやるのがポイント。きちんとお辞儀をしながらお礼を言ってもよさそうですね。子供の印象に残りやすく、どんな場面でどんな挨拶をするのかがより伝わるのではないでしょうか。

家族内の挨拶をしっかり行う

保育園や祖父母の家など、家の外で挨拶ができるようになるには、家の中で挨拶の習慣を身につけることが大切です。「おはよう」「いただきます」「ありがとう」「いってらっしゃい」など、家族の中できちんとできていますか? ママやパパのやり取りから、子供は日々学んでいきます。家族みんなで、目を見て笑顔で挨拶するよう心がけましょう。家族内で挨拶ができるようになれば、自然と外でも挨拶できる子供になるのかと思います。挨拶が適当になりがちなら、ママやパパの意識を見直してみてもよさそうですね。

親が近所の人にきちんと挨拶する

近所の人と出会ったら、なるべく子供もいっしょに挨拶したいですよね。「◯◯さんちの◯◯ちゃん(くん)」と近所の人にわかってもらえれば、防犯にもつながるかもしれません。近所の人と道端などで会ったら、ママやパパがきちんと挨拶する姿を見せましょう。親が挨拶することで子供も近所の人を認識しやすく、安心して挨拶できるようになるかと思います。

挨拶しないからと怒ったり強制するのはNG

子供が挨拶しないと、強い言葉で促してしまう場合もあるかもしれません。気持ちはわかるのですが、子供を怒るのは控えたほうがよいでしょう。子供なりに挨拶をしようと思ってはいても、恥ずかしい気持ちがあったり、言葉がうまく出てこないのかもしれません。相手を無視しているように見えても、挨拶をしようと子供なりに頑張っている可能性も考えられます。

親が強制しすぎると、挨拶に嫌な印象を持つ場合もあるでしょう。子供が自然に挨拶ができるよう、見守る気持ちも大切にしたいですね。

挨拶が恥ずかしい……という子にも!楽しく挨拶を教えるコツ

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普段の習慣だけではなく、子供に挨拶を教える方法はいろいろとあるようです。楽しくできる教え方についてご紹介します。

挨拶が上手にできたら大げさに褒める

なにげなく交わした挨拶も、子供にとっては勇気をだして言った挨拶かもしれません。特に家族以外の人だと、緊張したり恥ずかしい気持ちもありますよね。子供が挨拶ができたら、おもいきり褒めてあげましょう。初めてできたときなど、大げさに褒めてもよいかと思います。褒められることで安心し、子供は自信を持って挨拶しやすくなるのではないでしょうか。できて当たり前と思わずに、何度でも褒めてあげたいですね。

挨拶の予告・クイズを出す

親戚の家に招かれたときや、友達と遊ぶ予定があるときなど「◯◯って挨拶できるかな」「なんて挨拶すればよいかな」などと事前に声をかけてもよいでしょう。どんな挨拶をしたらよいかわかりますし、子供も挨拶を意識しやすくなるかと思います。クイズのように聞くことで、自分で考えるきっかけにもなるでしょう。

「挨拶しなさいね」など強い言葉を使うと緊張してしまうかもしれません。言葉を選んで声をかけてあげたいですね。

ごっこ遊びで挨拶を練習

遊びの中で挨拶を学んでいく方法もおすすめです。例えばお店やさんごっこをしたら「いらっしゃいませ」「こんにちは」「ありがとうございます」「さようなら」などいろいろな挨拶をしますよね。お出かけの途中で近所の人に出会い、挨拶をかわす場面をいれてもよいでしょう。遊びながらできるので、楽しく挨拶の練習ができるのではないでしょうか。

挨拶に関する絵本を読んであげる

何か絵本を読み聞かせたいと思ったら、挨拶の絵本を選んでみてはいかがでしょう。0歳からでも読み聞かせやすい絵本もあるようです。絵本に親しみながら挨拶を学べるなら、ママも嬉しいですよね。言葉になれてくると絵本にあわせていっしょに挨拶をするようになるかもしれません。絵本を繰り返し読みながら、挨拶が身についていくとよいですね。

まとめ

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挨拶ができるようになると、近所の人と話しやすくなったり友達に気持ちを伝えやすくなったりと、子供にとっていろいろなメリットがあるようです。大人になったとき人を無視したりせず、気持ちよく挨拶できる人になってほしいですよね。挨拶は赤ちゃんのうちから始められるしつけの一つ。いつから? と悩まずに、今から始めてみませんか。なかなか挨拶しないときは、子供に恥ずかしい気持ちがあるのかもしれません。怒らず焦らず、子供にあった教え方をみつけて挨拶の練習をはじめてみてはいかがでしょうか。

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