ママ友とランチ会をする頻度・服装・予算は?
ママ友同士でおいしいランチを食べながら、気兼ねなくあれこれおしゃべり。 子育てに追われる日々のちょっとした息抜きになるのがママ友とのランチ会。 ママ友との親睦を図るランチ会をもっと楽しむために、開催の頻度や服装、予算について調べてみました。
ママ友との良い関係の作り方
子供を通じて知り合う母親通しの関係を世間一般では「ママ友」といいます。「ママ友」というと、メディアの影響などからか「気疲れするからつきあいが面倒」「価値観があわなくてトラブルになる」というイメージが多いですよね。母親同士である前に、一人の人間同士であるわけですから「なんとなく気があう・あわない」ということがあるのは自然なこと。子供の成長とともにママ友との関係も変化していくので、今だけのものと割り切ることも大切です。
そんな中で「長くつきあいたい」と思えるようなママ友と出会えたら素敵ですよね。同じ年ごろの子供を持つ者同士、上手につきあえば子育ての上で強い味方になってくれます。子供の年齢が近いと同じような悩みや不安を抱えていたりすることも多く、それをわかちあえたり、育児に関する情報を共有できたりとプラスになることがたくさんあります。
せっかくの出会いを大切にするには、無理をせず上手な距離感を持ってつきあっていくことが重要です。
挨拶はきちんとする
ママ友に限らず人付き合いをするうえで挨拶は欠かせません。苦手と感じる相手にも最低限、笑顔で挨拶することを心掛けましょう。
また、例えば何かをしてもらったらしっかりと感謝の気持ちを伝えること、場合によってはきちんとお礼をするなど常識のある行動を忘れずに。
相手との距離感を考えたつきあいをする
仲良くなりたいがゆえ、相手のことをあれこれ聞きたくなることもあるとは思いますが、相手との距離感を考えることは大切です。徐々に仲良くなっても、プライベートなことに関しては相手から話してくれるまでは根掘り葉掘り聞くことは避けましょう。
逆の場合も然りです。思わぬところで話が広がってしまうこともあるので、私生活のことや深刻な話などは、お互いに相手を信頼できるようになってから話すようにしましょう。
価値観の似ているタイプとつきあう
家庭によって教育方針や、金銭感覚はそれぞれです。ここの感覚がかけ離れている人が相手だと、つきあううちに無理が生じて疲れてしまいます。
価値観の似たタイプが相手であれば、考えていることや楽しいと思うことが自然と似てくるので楽しくつきあえるでしょう。
悪口をいわない
人が集まれば噂話がはじまったりすることもあるでしょう。それがエスカレートして、その場にいない人の悪口大会になってしまうこともあります。そういうときは同調したりせず、さりげなくその場から離れましょう。
その場の雰囲気で自分も悪口にのってしまうと、後から「○○のママもこう言っていた」と広まってしまう可能性もあります。そうすると関係がこじれてしまうだけで、プラスになることは何もありません。
ランチ会の捉え方
ママ友と良い関係を築くため、相手がどういった人なのかを知るためには、やはりじっくりと話してみなければわかりませんよね。
お互いに心地よい関係となれるよう、いろいろな話をするためにもランチ会は有効です。まだあまり相手のことを知らない状態で集まって、食事をしながら話をします。はじめはランチ会を憂鬱なものと捉える人も多いかもしれませんね。
ですが、幼稚園の送迎の時にちょっと顔を合わせる程度、園の行事などで会えば挨拶するくらい…という状態のままでは仲良くなるというのはむずかしい話です。そこでランチ会でゆっくりと会話ができればお互いを知ることができます。
「同じ年頃の子供がいる」という共通点こそあっても、ママたち同士では年齢も違えば出身地も違ったりするもの。いろいろな話を聞くことで世界が広がったり、様々な情報収集ができたりします。「何を話したら良いんだろう…」とランチ会に参加する前にあれこれ悩んでいても、いざ参加してしまえばいろんな話題で盛り上がって楽しめるのではないでしょうか。
ママ友とランチ会をする頻度
ランチ会の開催頻度は月に1~2回がおすすめ
おいしいものを食べて、たくさんおしゃべりをするランチ会は息抜きになって楽しいもの。ですが、頻度があまりにも増えてくると出費もかさむし、だんだんと負担になってしまいます。ママ友とのランチ会は月に1回~2回がおすすめです。そのくらいであれば他の用事との調整もしやすいですし、ランチ代も捻出しやすいですよね。
ちなみに子供の年齢が大きくなるにつれ、ランチ会の頻度はぐっと減る傾向もあるようです。というのも、子供が小学校に入学したりするとそれまで専業主婦だったママもパートなど働きに出たりするケースが増えるからなんですね。だいたいは子供が学校に行っている時間に働くというパターンが多いです。仕事の休みは週末…、でも週末は家族優先。そうなると当然、ランチ会を開催できるチャンスも減ってきます。
無理に参加しない
誘われると断れない…というママも多いと思います。しかし、ランチ会は開催されるたびに必ず参加しなくてはいけないものではありません。家庭の事情もあるでしょうし、「なんとなく気分がのらない…」という時もあるでしょう。月に1~2回のことだから、と無理をしても結局はママ友とのつきあいがつらくなるだけです。
誘われたけど欠席したいな、という時は「お誘いどうもありがとう。でも、申し訳ないのだけど都合がつかないので欠席します。また次の機会にはぜひ参加したいので誘ってください。」というように、今回は行けないけれど今後もあつきあいは続けたいという気持ちが伝わる断り方をしましょう。
誘われたことはうれしい、という気持ちが相手に伝われば断られた側も嫌な気持ちにはなりません。
「せっかく誘ってあげたのに欠席なんてありえない」という人たちの集まりであれば、そもそものおつきあいを見直してもよいかもしれません。
ランチ会に着る服装
ママ友とのランチ会、いつもの普段着よりもちょっとおしゃれしたくなりますよね。とはいえ、気合いの入りすぎたスタイルにならないよう注意は必要です。
基本的には自分らしい好きな服装で参加すれば問題ありません。ただし、ランチ会の開催場所にあわせた服装は心掛けたいですね。
例えばファミレスでのランチ会であれば、普段の幼稚園の送迎に着ていくようなデニムにカットソーといったカジュアルなコーディネートで良いでしょう。ホテルのレストランランチの場合は、ワンピースやオールインワン等少しキレイ目な服装を意識したいですね。
露出の多すぎない、流行を少し取り入れた服装だと「おしゃれだな」と印象になります。
いくら流行っているとはいえ、流行のアイテムで全身かためてもがんばりすぎている感じが出てしまうので、さりげなく取り入れるのがポイントです。
清潔感のある、相手に不快感を持たせない服装というのが最低限のマナーですね。また、食事の席でもあるので香水のつけすぎには気をつけましょう。
初対面の人もいるママ友会では、第一印象を重視したスッキリコーデを目指しましょう。
外でランチ会をするときの予算
ランチ会での予算、家計を預かる主婦にとっては気になるところですよね。外食ランチ、だいたい皆さんはいくらくらいに予算設定しているのでしょうか?
ランチ会に1,000円以上予算をかけられるという人はけっこう多いようです。ファミレスランチであれば1,000円以内のセットメニューも多いですが、ちょっとおしゃれなホテルやカフェレストランのランチであれば1,000円以上しますよね。たまのランチ会だから少しなら贅沢してもおいしいものを食べる方が良いかな、と考えるママが多いようです。
ですが、「高級志向のママ」「とにかく節約したいママ」など金銭感覚のズレがあると合わせるのが大変になってきます。また、同じ月に何度もランチに行くとなると当然お財布がさみしいことになります。無理に付き合うと自分がつらくなってしまうだけなので断る勇気も持ちましょう。
相手の家でランチ会をするときにお勧めの手土産
ランチ会でお呼ばれした際に、忘れてはならないのが手土産。この手土産、持っていけば何でも良いというわけではありません。「センスある人」「気配りのできる人」といった良い印象を持ってもらえるにはどんなものを選ぶのが良いのでしょうか?
個包装タイプのお菓子
個包装になったものなら、切り分ける手間がいりませんし、相手のお宅でお皿などを用意してもらう必要もないので後片付けの負担を増やさずにすみます。人気店の限定商品などであれば、話題も盛り上がることでしょう。
旬のフルーツ
食後のデザートとして食べやすい旬の果物も手土産に喜ばれます。特にいちごや種なしのぶどうなどは皮をむいたり切り分ける必要がないので手軽です。カットフルーツの盛り合わせなども良いですね。
おしゃれな飲み物
普段、自分では買わないような専門店のコーヒーや紅茶、ハーブティーなどを持っていくのも良いですね。または、ジュースであれば子供も飲めるので喜ばれるでしょう。素材にこだわったちょっと高級なジュースなら大人も一緒に楽しめます。
手土産を選ぶ時の注意点
多くのお菓子は、小麦粉、卵、乳、大豆なごが使用されています。アレルギーの方は食べることができないので、お土産として持って行く場合には注意が必要です。またママ友が授乳期の場合はケーキなど乳製品が多いものやカフェインは避けるようにしましょう。
ママ友と子連れでおうちランチ!簡単に持ち寄れるレシピ特集
持ち寄りランチ会はママたちの交流の場としてだけではなく、子供たちの交流の場としても活躍します。また、レシピ交換できるのも持ち寄りランチのいいところですよね。
まとめ
ママ友とのランチ会は、子供が成長する中で自然と開催回数は減っていくものです。誘われて面倒に思うこともあるかもしれませんが、せっかくなら今のうちだけのものとして楽しんでしまうのも一つの方法です。思わぬ出会いがあったり、自分では知りえなかった情報など世界が広がるかもしれません。
少しずつ良い関係を築けるようになり、さらにはランチ会自体を楽しめるようになればママのリフレッシュの時間として生活にメリハリも出るのではないでしょうか。