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2021年12月17日 07:15 更新

ダイソーのシューズケースで収納上手♪ 靴以外にもマルチに使える!

収納の理想は「出番がきたらすぐに出して使うことができる」こと。埋もれず忘れずすぐ出せる! 収納のプロがそんな「本当に使える」収納グッズを探していたら、なんとダイソーのシューズボックスにたどり着いてしまいました。靴だけでなくマルチな収納グッズとして活躍する隠れたロングセラーの実力を、たっぷりとご紹介します。

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。

「100円だから」とやみくもに購入する時代は終わった……と自分に言い聞かせつつ、それでもなお100円なのに「おー!これは」という商品が次々出てくるため、仕事でもプライベートでも活用しているダイソー。

そんな中、ダイソーのシューズケースはすでにベストセラー商品ではありますが、今回初めて我が家にお迎えし、実際に使ってみました。改めて気が付いた魅力と様々な使い方をお伝えします。

隠れた名品! ダイソーのシューズケース

ダイソー シューズケース 普通用 男性用
(写真)ヘラス・テラス

100円ショップでは、様々なシューズケースやシューズボックスが販売されています。今回は整理収納アドバイザーとして「これは使いたい!」というダイソーの商品を厳選しました。それがこちらです。

【蓋つきの中身が見えるシューズケース】
・シューズケース男性用(内寸21.5×32×12.3cm)220円(税込)
・シューズケース①(内寸16×29×9.5cm)110円(税込)

透明で中身が見えるためラベルいらず! 蓋つきなので重ねることができます。
200円(税込220円)のケースは少々大き目サイズで男性用。上記のほか、同じプラスチックのシューズケースで蓋に取っ手がついた300円(税込330円)の「シューズBOX」も販売されています。

また、トラベル用品として靴の持ち運びに便利な布製の折りたたみ式シューズケースも。収納でなく持ち運びのために靴を入れるにはこちらの布製がよいでしょう。

専門家が考える「靴収納の基本」

靴はある程度数を決めて所有する方もいれば、コレクションも含めてたくさん所有する方もいます。

靴収納の基本としては、「今、履きたい靴をどんどん履く」ということ。履いてあげることで靴が活かされます。今履きたい靴は下駄箱に人別・頻度別などで収納し、できれば重ねたりはせず、出し入れが簡単な収納にしておきましょう。

夏用・冬用・冠婚葬祭用・おさがりなどの保管モノは、なるべく最小限にしておくことをおすすめします。長年大事に収納しておいても劣化してしまい、履ける状態ではなくなってしまいますので、手に入れたのならばある程度ローテーションをしながらも、どんどん履いていきましょう。

ダイソーのシューズケースおすすめの使用例

まずはシューズ収納として

シューズ収納
(写真)ヘラス・テラス

主に「今は履かないけれども時がきたら履く、今後履く予定のあるシューズ」の収納として活用しましょう。保管するシューズのサイズや形状に合ったケースを選ぶこともポイントです。

女性用のパンプスなどは普通サイズで問題ありませんが、ボリュームのあるスニーカーやショートブーツなどは男性用の利用がおすすめです。スニーカーは基本的にオールシーズンモノなのでケースや箱にしまう必要はないものの、好きな方も多いので、もし量が多いなど必要性があれば活用しましょう。

赤ちゃんの靴などは2~3足収納できるのも便利です。収納するときは無理に蓋をして変形してしまうことがないようにしましょう。ケースが透明なので一目瞭然でラベルいらず、さらには見た目が良くなるというメリットも! 逆に好きな靴の箱がある方は、ラベルなどを張ってそのまま使うほうが楽しいと思います。すべてをシューズケースに入れ替える必要はありません。

季節の雑貨

(写真)ヘラス・テラス

クリスマスやハロウィン、誕生日などの保管系の雑貨をまとめて収納したり、イベントごとに分けて収納しておくのにも便利です。一ヶ所に重ねたり、横並びにして収納しておけば、埋もれることや探すこともなく、時がきたらすぐに使うことができます。家の中のあちこちに点在することのないようにしておくのがポイントです。

ハンドメイド用品

ハンドメイド用品 手芸 裁縫
(写真)ヘラス・テラス

ハンドメイド作家さんなどにも便利に使っていただけます。リボンやテープ、布、ひも、ゴム、など「たまに出番があるもの」に向いています。細かい材料はチャック袋か容器に小分けしてからケースにしまえば乱れません。よく使うアイテムは蓋を外しておくことでさらに使いやすくなります。

DIY関連グッズ

DIY ネジ 釘
(写真)ヘラス・テラス

工具やDIY材料も、様々な形やサイズのものがあり、収納には悩むところです。特にたくさんのアイテムをお持ちの方は「似たようなグループごと」にまとめて収納しておくと便利です。

ネジ系・金具系・フック系・テープ系・ボンド系など、1つのケースに1つのグループでもいいですし、チャック袋などに小分けにしてからまとめて収納するのもいいですね。

シューズケア用品

シューズケア用品 玄関収納
(写真)ヘラス・テラス

靴クリームやブラシ、クロスなどをまとめて入れておけばすぐに使うことができます。最近はシューズケアに熱心な方も多いので、1ケースでは済まない場合も。下駄箱スペースは限られていることがほとんどですので、この蓋つきシューズケースでアイテムごとに収納して重ねておくことで、スペースの有効活用もできます。

備蓄品

防災備蓄 食材 見える化
(写真)ヘラス・テラス

防災備蓄品、特に食材の収納にもおすすめです。奥の奥にしまい込まない限り、中身が見えるのでいざという時には誰でもわかる状態にしておくことができます。レトルトや缶詰、ゼリー、お菓子などを入れておけば、埃も防ぐことができしっかり保管できますよ。忘れがちな備蓄品の見直しも、丸見えなので取り掛かりやすいです。マスキングテープなどに期限を書いて貼っておくとさらに良いです。

製菓道具

製菓道具 イベントの時だけ収納
(写真)ヘラス・テラス

こちらは我が家のように、製菓頻度が低い方におすすめです。イベントの時だけ出番のある製菓道具や材料なども、まとめて収納して重ねておけば十分優秀な収納になります。よく作るという方はケースの蓋は外し、製菓の種類ごとにグループ収納すると効率アップしますよ。

思い出の品

思い出の品 写真 見える化
(写真)ヘラス・テラス

アルバムに挟むのを諦めた写真をまとめて収納したり、お子様のファーストシューズなどの思い出の品を厳選してまとめて保管しておくのもいいですね。「もっと上質な箱に入れたい」などの理想がある方もいらっしゃるでしょうが、中身が見えたほうが目にも触れ、保管する目的に叶うと考えてみて。モノの存在を忘れてしまうことがないようにすることも、モノを所有する責任です。

爬虫類や虫の飼育ケース

ダイソーのシューズケースを爬虫類やヘラクレスオオカブトなどの虫の飼育ケースとして活用している人もいるようです。透明なのでケースの外からでも観察しやすいのがうれしいですね。
ただ、シューズケースで生き物を飼うにはケースに穴を開けたりケース内に床材を敷いたりとそれぞれの生き物に適したカスタマイズが必要。生き物の命にも関わることなのできちんと調べたうえで適切に利用しましょう。

まとめ

蓋つきで安価な収納用品はたくさんありますが、100円均一のダイソーなので
・導入しやすい
・中身が見える
・重ねることができる
・サイズが限られるので悩まず簡単
・多用途に使うことができる
などのメリットがあります。

おすすめ収納物の共通点としては「たまに使う、時がきたらお世話になる」言わば保管系に適しております。毎日よく使うモノに関しては、蓋を外して引き出しの様にも使うことができますし、場所を選ばずに使うこともできるので、つぶしが利く収納アイテムであることは間違いありません。「見える化収納」で、活きる収納を実現してください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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