手持ちの本を減らす3つのアイディアと図書館活用のススメ
趣味が読書だと、気づけばどんどん本がたまってしまいますよね……。実は家に本を置かなくても、読書ライフを楽しむことができるんです。今回はそのひとつ、図書館活用のメリットをご紹介します。収納する本自体は減らしても、読書量は減らすことなく読書ライフを楽しんでみませんか?
本があふれてしまう! 本の断捨離方法3つ
こんにちは! SPACE PLUS+ 東京の整理収納アドバイザーの斉藤夏枝です。
ついつい本をたくさん買ってしまう。一度買った本はそのまま……。そんな方に伝えたいのが「本の断捨離方法」です。
大事なのは、本の保管ルールを決めること! 悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
①本棚に入るだけにする
本棚に入りきらなくなったら、新しい本棚を購入するのではなく、所有している本を見直しましょう。
例えば、コップに牛乳を注いでいるときに溢れ出したら、注ぐのをやめますよね。それと同じように、家の大きさは決まっています。
本が本棚から溢れ、生活スペースを圧迫するようになってしまっては困りますよね。まずは、本の全体量を最初に決めてしまうのです。
② 残したい本を選ぶ
本が大好きなのに「捨てたい本を選ぶ」というのは辛いもの。
欲しいと思って買ったから、せっかく買ったのにまだ全部読んでいないから、また読みたくなるかもしれないから、いつか役に立つかもしれないから……。捨てることを考えると、そんな気持ちになりますよね。
負の感情と向き合うのは辛くなってしまうので、逆に残したい本を選びましょう。好きなものを選ぶほうが、楽しく作業できます。
③他の持ち方をさがす
電子書籍でコンパクトにする方法もあります。最近は小説、マンガ、雑誌など、いろんなジャンルの電子書籍があります。雑誌は月額制で、多くの種類の雑誌を読むこともできますよ。
外出時や隙間時間でも、スマホでさっと読書することができますし、本を持ち歩く必要もなく、本を保管するスペースもいりません。
図書館を活用してみよう!
電子書籍でコンパクトにする以外にも、本をレンタルするという方法もあります。
昔から「本の無料レンタルサービス」といえば、図書館を利用することですよね。我が家は徒歩3分のところに図書館があり、第2の本棚として活用しています。しかし、図書館は古い本しか置いていない、建物も古い……そんなイメージを持っている方も少なくないでしょう。
実は、最近の図書館は、キレイでサービスが充実しているところも多いんです! いくつかご紹介します。
行ってみたくなる! おしゃれな図書館
つい足をのばして行ってみたくなる図書館、佐賀県武雄市の図書館は2013年にグッドデザイン賞を受賞している施設。TSUTAYAで有名なカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営しており、図書館、書店、カフェが一体化していてコーヒーを飲みながら読書ができます。
●武雄市図書館
https://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do
また、関東地区では東京都北区の「北区中央図書館」が有名です。陸上自衛隊の赤レンガ倉庫を再生している、歴史的な趣のある図書館です。中庭やカフェがあり、休日にゆったりと長居できそうです。
●北区立図書館 トップページ
https://www.library.city.kita.tokyo.jp/
図書館の本の種類が豊富に!
さらに、旅行ガイドブックやマンガを蔵書している図書館もあります。週刊誌や月刊誌は、最新のものは館内閲覧のみなどの一部制約もありますが、雑誌もバックナンバーは貸し出し可能です。
視聴覚資料も貸し出ししてくれる
CDやDVDなども貸し出し可能! また、一部図書館では視聴覚資料を館内視聴できるところもあります。視聴覚資料は図書館の隅にある場合が多いので、意外と知られていないサービスです。
予約サービスがある
中には、読みたい本がある場合、予約できるサービスも。
私の住んでいる東京都大田区では、区内に16もの図書館があります。区内の図書館の蔵書がインターネットで一覧検索でき、希望の図書館を指定して、そこに無料で配送してもらえて受け取りを予約できるんです。また、今貸し出し中で人気のある本も予約ができますよ!
図書館側で予約をしている本が準備できたら、あらかじめ登録しておいた電話やメールに連絡が来ます。シリーズものの本の場合、巻数順に貸し出し希望という予約設定もできますよ。
まとめ
家に入ってくる本を減らすためのアイデアのひとつ、図書館を活用する。
図書館は小さな子ども向けの読み聞かせイベントなども開催しており、家族みんなで楽しめるスポットです。在住の方だけでなく、通勤・通学先がある場合も、利用者登録可能の場合があります。
なお、図書館のサービスは各図書館によって異なります。ぜひお近くの図書館を活用して、読書を楽しみましょう!
●SPACE PLUS+とお片付け
https://spaceplus2017.com/