梅雨は「思い出整理」のベストシーズン! 思い出の品の整理と活用術
「いつか整理しよう」お家に眠っている思い出の品、ありませんか? 梅雨のシーズンは「思い出整理」のベストシーズンですよ! 今回はその理由と、簡単にできる思い出の品の整理と、活用方法についてご紹介します。
こんにちは。鎌倉のライフオーガナイザー®むかいはらゆかです。
あなたの家には「いつか整理しよう」と思っている“思い出の品”、眠っていませんか? 思い出の品って、日常生活では使うことがないので、気がつけば溜まる一方なんですよね。
でもスペースには限りがあるから、すべてを残してはおけません。そのままにしておくとあとあと整理が大変になります! 定期的に「思い出の品の整理」をすることが大事です。
実は梅雨どきは、思い出の品の整理をするのにぴったりな時期。その理由と、簡単にできる思い出の品の整理、そして活用方法についてご紹介します。
梅雨どきが思い出の品の整理に向く理由
家にいる時間が長いから、じっくり取り組める
この時期は雨の影響で「外に遊びに行けない」「予定がキャンセルになった」など、家にいる時間が長くなりがちです。
長く時間が取れるからこそ、時間のかかる思い出の品の整理に向いているのです。この時期は家のことにじっくり取り組むチャンスととらえて、有効に活用しましょう。
収納場所の掃除や換気ができて、湿気対策になる
思い出の品はたいてい押入れやクローゼットの奥など、あまり出し入れしない場所に収納されていることが多いもの。思い出の品を整理すると、そういう場所を開けてものを出し入れするので換気ができ、湿気対策になるのです。
押入れなどから思い出ボックスを出したら、ついでに他のものも出して中を掃除しましょう! 扇風機で風を当てて少しでも湿気を逃がしておくと、湿気対策やカビ予防にもなり、さらに安心です。
思い出の品が増える夏休み前に行おう!
夏休みに入ると、子どもが作品や教材などを持ち帰ってきて、ものが一気に増えますよね。さらに、旅行のおみやげや旅先からのいただき物なども加わり、思い出の品も増える傾向にあります。
しかしその一方で、夏休み中は整理する時間がなかなか取れませんよね……。
ものがあふれて収拾がつかなくなる、夏休み前の今がチャンスです! 今あるものだけでも整理しておいて、これから増える思い出品のスペースを用意しておきましょう。
簡単にできる! 思い出整理のステップ
大変そうに感じる思い出の整理ですが、はじめてしまえば案外楽しく、終われば気持ちもスペースもスッキリしますよ♪ 手順を踏まえておけば、迷うことなく作業できます。
次の簡単なステップを覚えておきましょう!
【ステップ1】集める
【ステップ2】厳選する
【ステップ3】収納・保管する
【ステップ1】集める
まず、家中にある“思い出の品”を一度1カ所に集めます。押入れにしまってあるものを出したり、部屋のあちこちに散らばったりしているものを集めてみましょう。
「子どもの作品」「ママの思い出」「パパの思い出」「結婚式」「○○旅行」など、ジャンルに分けておくと、あとあとの仕分けがラクになります。
【ステップ2】厳選する
次にそれぞれを「残すもの」「手放すもの」に分けます。
これからも思い出の品がどんどん増えることを考えると、「厳選したものだけを残す」という意識を持つことが大切です。
手放したいけど心残りがある場合は、写真に収めると気持ちの整理がつきやすくなりますよ。どうしても決めることができなければ「保留」ボックスを作り、次に見直す際の処分候補としましょう。
【ステップ3】収納・保管する
残すと決めたものは、箱やファイルなどに収めます。
上の写真は、わが家の思い出ボックスの例。ひとつは子どもの作品や出産時の思い出の品、もうひとつには私の古い手帳やハガキなどが入っていて、わかるようにラベルをつけています。使っている箱は、セリアのプレンティボックスです。
下の写真は子どもの絵を入れたファイル。ダイソーのA3のクリアファイルに入れています。
このように、100円ショップで手に入るものでもかなり収納できますよ。
積極的に使って楽しもう! 思い出品の活用術
思い出を箱にしまっておくのもいいけれど、せっかくだから飾れるものは飾って楽しみませんか?
わが家での活用事例をご紹介します。
「思い出コーナー」を作る
旅行の思い出は1カ所にまとめて「思い出コーナー」を作っています。現地で買った絵はがきや民芸品、拾った貝殻などを合わせれば、まとまった雰囲気になり、楽しかった旅の思い出がよみがえります。
棚の中で飾る
「せっかくいただいたおみやげや記念品だけど、飾るにはインテリアに合わなくてちょっと……」ということ、ありますよね。そんなときは、棚の中で飾って楽しむこともできます。
上の写真は、わが家の扉付きの棚の中です。息子が幼いときにプレゼントされた絵本と手作りのぬいぐるみ、それに私の退職時にいただいた猫の置物を飾っています。
どれも思い入れの深い品で手放すことはできませんが、飾っておくのは部屋の雰囲気に合わないので、棚の中にイン。開けたときに見ると、心がほっこりします。
子どもの作品はどんどん飾って楽しむ
子どもの作品は積極的に飾って楽しんでいます。何度も眺めていると「ここはこうやって工夫したのね!」という発見があり、子どもとの会話が広がります。
おまけに「飾って楽しんだ」という使用感があり、その後手放しやすくなります。
立体作品を飾るスペースがないときは、写真に収めて飾ると場所を取らずに楽しめます。
作品そのものは処分したり箱にしまったりしていても、普段から見える場所にあると記憶に残りますよね。
まとめ
思い出の品には、出して眺めていたいものもあれば、そっとしまっておきたいものもありますよね。
「出しておくものは定位置を決めて飾って楽しむ」「しまうならわかるようにして保管する」というようにメリハリをつけると、楽しく管理ができますよ。
雨の季節にぜひ整理して、心にも暮らしにも潤いを与えてみてくださいね。