狭い部屋でも楽しめる! クリスマスの飾り付けアイディア
あなたのおうちではクリスマスを楽しんでいますか? 狭いからという理由以外でも、イタズラ好きな犬や猫がいたり、何でも口に入れてしまう子どもがいたりして、飾り付けを躊躇してしまうおうちも多いのではないでしょうか。今回はそんな状況でもクリスマスを十分楽しめるように、スペースがなくても飾れるクリスマスインテリアを紹介します。
スペースがないから……とクリスマスツリーを諦めていたけれど
こんにちは、インテリア好きなライフオーガナイザー®木原ことのです。
12月になると街の雰囲気がクリスマス一色となり、この冬の一大イベントを心待ちにする方は多いのではないでしょうか。子どもの頃は、ツリーに手芸用の綿をちぎって一生懸命雪を降らせていました。華やかな街の雰囲気につられて、自宅にもクリスマスツリーを飾りたくなりますよね。
クリスマスツリーは昔々、ドイツのお祭りで使われていた樫の木なのだそうです。年中、葉が枯れない樫は生命の象徴とされていたという由来があります。
でも現実的にはクリスマスツリーなんて、置く場所も収納する場所もないし、わが家には関係のないこと! と決め込んでいたのです。ところが片付けにお伺いしていたお客様宅で、箱ぎっしりのクリスマスオーナメントを見せていただいて、目がハートに。
割れないように一つ一つ大事に包まれていて、素敵だなぁ、私も欲しいなぁ、と素直に思いました。それからオーナメントの飾り付けができる省スペースなクリスマスツリーはどこ? とアンテナを立てて探していると、ついに巡り合えたのです。
ついに巡り合えた! 壁掛けタイプのクリスマスツリー
この壁掛けタイプのクリスマスツリーは片面が平らな半立体。そしてとても軽量です。裏側に緑のループが付いていているので、簡単にかけることができます。
葉にはポリエチレン素材。軸には金属を使用しているので、葉の広がり具合や向きまでも調節ができますし、オーナメントもしっかりかけることができます。
わが家では玄関を入ったら見える、廊下の壁に取り付けました。元々は絵画を飾っていた場所ですが、この時期は絵画は玄関ニッチ(壁の一部をへこませた飾り棚のこと)へお引越しです。
オーナメントであるゴールドの星はドイツ製。元々、ツリートップ(クリスマスツリーの一番さきっぽ)に飾る星であり「ベツレヘムの星」を表しています。この星には東方の三賢者にイエスキリストの誕生を伝え、ベツレヘムに導いたキリスト教徒にとって重要な意味のある星だそうです。
そしてもう一つのオーナメントであるレースの星もドイツ製。プラウエンレースと呼ばれるものです。レースですがとても張りがあって、窓辺に吊るしたりしても繊細な美しさを楽しめそう。
これからは、このツリーに似合うオーナメントを少しずつ集めていこうと思います。
スイッチオンで幸せ気分を呼び込みます
夜になるとスイッチオンにします。ドアを開けてこんなクリスマスツリーが待っていてくれたら、ホッと癒されます。
本物のモミの木のクリスマスツリーに重いオーナメントをつけると、枝がたわんだり折れたりなど心配することもあるようですが、しっかりしたイミテーションツリーだと丈夫な針金が通っていて枝ぶりのバランスも良く、たくさんのクリスマスオーナメントを飾ってデコレーションを楽しむことができます。
キラキラの電飾は電池が便利!
玄関に一番近い部屋は寝室で、チェストの上に電池をポンと置いています。就寝時にはオフにしていますが、寝るときもキラキラを何となく眺めながら寝たい場合は、プログラムタイマーを利用すると良いかもしれません。その場合はコンセントタイプのLEDになりますね。
プラントスタンドの端っこにもクリスマスコーナーを作って楽しむ
外国のクリスマスオーナメントは吹きガラス製や木製も多く見られます。
こちらはポーランド製で、サンタやスノーマンなども多いそう。手描きの着色がほっこりと暖かい気分にさせてくれます。
またロシアでは野菜や果物の形、イギリスではくるみ割り人形や兵隊、チェコでは花の妖精や猫などの飾りも一般的だそうですよ。
テレビ台にもクリスマスコーナーを設置
テレビの横にスペースがあると、ちょい置きしてしまうことはありませんか? 思い切って飾り付けスペースにしてしまうと、意外と乱されません。「わざわざ、きれいに、飾ってある」ということが伝わると、その状態を保とうとする心理状態が働きます♪
これ、お客様のおうちでもそうなのです。ちょうど良い高さのスペースを「何も置かない状態」にしているよりも、「分かりやすく飾り付けしている状態」にしている方がきれいが保てるという不思議。
お試しの価値アリですよ。
まとめ
スペースを必要とせずにお部屋をクリスマス仕様にするには、普段は使われていない壁面や、テレビ台の横、またグリーンの隣というスペースをほんの少し空けるだけで叶うのではないでしょうか。
LED電飾がいくつかあると、さらにいつものインテリアがクリスマスの雰囲気を彩ってくれることでしょう。最近はいろいろな雑貨店でクリスマスアイテムが手に入ります。
いつものインテリアにほんの少しクリスマスアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか? 仕上げは当日のクリスマスケーキで完成ですよ。