大掃除は秋が勝負!? 年末の家族団らんが叶う、秋の大掃除の方法
今年も年末が見えてきましたね。大掃除もそろそろ気になる時期が到来です。そこで、年末は大掃除をしない! 家族で楽しく過ごしたい! と思うようになった私の掃除方法を紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎の松谷麻子です。
年末が見えてきて、家のところどころにはホコリが被っているところがあるけれど、見えないふりしつつ(笑)、大掃除が頭をよぎる時期ではないでしょうか。
かつては大掃除=年末、と思って、部屋の汚れが気になるものの「年末の大掃除の時にすればいい」と放置プレーを続けていた私ですが、せっかくの冬休み、掃除に追われる年末はやめたい、家族と楽しく過ごしたいと思うようになりました。そこで、私が意識して取り入れたことをまとめてみました。
気候がいい秋が勝負!
慣習として12月になると「大掃除をする」というイメージがありますが、体が一番動きやすく、汚れも落ちやすいのは冬よりは秋! 寒い冬に水仕事をするのをやめて、暑い夏が終わって過ごしやすい時期になった今こそ、大掃除を少しずつスタートします。
年1〜2回の大掃除をしたい場所を決める
普段はこまめに掃除しなくてもいいけれど、大掃除のときは掃除したいと思う場所を決めます。普段から掃除しておきたいところと分けることで、何をいつどれくらいやればいいのかが見えてきますよ。
大掃除でまとめてやりたくないから、日常のお掃除を少し丁寧にやる日を設けよう、など日々の掃除の中で気をつけるようにもなります。
家族を巻き込む
大掃除リストを作る
家族を巻き込むには、やはり何があるかを見せることが一番!
我が家では、大掃除したい場所を決めたらリストを作ります。そして、子どもたちにやりたいところに名前を書いてもらいます。
ここで面白くなさそうなものばかりや、難しそうなものばかりだと「無理ーっ」となってしまうので、ちょっと面白そうなことや、具体的に簡単に終わりそうなものも書いておきます。
例えば、
・賞味期限切れの食品探し
・具体的なアイテム「鏡」「ボトルの底」
など。
賞味期限切れの食材を見つけつつ、引き出しの中の拭き掃除ができますよね。また、1アイテムに絞って書いておくと「これだけでいいの?」となりますよね。「これなら楽しそう!」「自分にもできそう」と、ゲーム感覚で軽く名前を書いてくれますよ。
そして、天井に近いところの掃除は全て夫に任せることにしています。これは私が背が低く以前四十肩を発症してしまったからなのですが、それからは無理せず「お願い!」と任せることにしました。
掃除道具をまとめて置いておく
家族がすぐに取り掛かりやすいように、掃除道具は一カ所にまとめておくのが理想です。さらに、キッチン、洗面所、それぞれの水回りに分けておくと取り掛かりやすくなります。
プロに頼む
仕事が忙しくて、お休みの日は日々溜まったものを片づけるのに精一杯……なかなか大掛かりな掃除には手が回らない、という方もいらっしゃるかと思います。
今は多種多様なクリーニングサービスが存在していますので、思い切ってお願いしましょう。12月繁忙期は予約も取りづらくなる上、値段にも差があるようですので、早めに大掃除に取り掛かれば、予約も繁忙期を避けることができます。
「一日1カ所」「一日1ジャンル」で少しずつ!
今日はいいお天気だー! いっぱいお掃除をするぞ! と思いつきのままいろいろ手を伸ばすのは危険。秋にスタートしておけば、一日1カ所、もしくは一日1ジャンルにすれば、十分年末までに間に合います。
1ヶ所というのは、洗面所、お風呂、トイレ、下駄箱、などその空間でもいいですし、キッチンでしたら、冷蔵庫、引き出し、など小さく分けてもいいと思います。
また、1ジャンルというのは、各部屋にあるようなもの、例えば、換気扇、照明、などを一緒に掃除すると洗剤や掃除グッズも同じものを続けて使ったり、つけ置いたりすることができ、掃除を効率よく終わらせることができます。
まとめ
寒い中、時には風邪を引きながらの大掃除は、行事のようになっていました。自分がどうしたいのかを見直した結果、このようなやり方に変えました。世の中も大掃除にとりかかるのが早くなっているような気がします。
家族を巻き込みながら進めるのはなかなか難しい時もありますが、年末のギリギリの時に慌ててやらなければ、様子をそっと見守ることもできます。家族が住まう家は家族できれいにするのは当然、とぜひこの機会に家族でやってみてはいかがでしょうか。
年末は、せっかくの長期休暇ですから、おせち作りに集中したり、帰省したり、家族団らんで過ごしたり……などと、それぞれの過ごし方に使って有意義に過ごせるといいですよね。