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2018年06月09日 07:00 更新

花瓶にこだわる! フラワーベースのある暮らし

部屋に飾る花をもっと素敵に見せるために、フラワーベースにこだわってみませんか? 花の種類によってフラワーベースを変えれば、さらにイキイキと見えておしゃれな空間になります。この記事では、インスタグラムの写真を参考に、花と花瓶の相性について探ってみました。

季節の花をフラワーベースで飾ろう

家をもっとおしゃれで居心地のよい場所にしたいとき、気軽にできるのが季節の花やグリーンを飾ること。でも、「いただきもののブーケを飾ったけど、なんだかしっくりこなかった」「切り花を飾ってみたものの、なぜかパッとしない」、なんて経験がある人も多いかもしれません。もしかしたらそれは、花やグリーンに合った花瓶をチョイスしていないからかも。

そこで、花瓶を上手に使いこなしているインスタグラマーさんたちをリサーチ。花と花瓶のおしゃれな組み合わせを探してみました。部屋がパッと明るくなるような、素敵なアレンジメントを参考にしてみてくださいね。

花のある暮らしを! おしゃれな花の飾り方

大ぶりな花は一輪挿しで

「おしゃれなお家に住んでいる花好きの人は、必ず持っている」と言っても過言ではない、ホルムガードの「フローラ」に、紫陽花を合わせて。紫陽花の瑞々しさと、涼しげなガラス花瓶が爽やかですね。ホルムガードとは、デンマーク王室御用達のガラスブランド。なかでも洗練されたデザインのフローラは、北欧インテリアの鉄板アイテムです。底がどっしりとして安定感があるので、大きめの花や枝ものでも倒れることはありません。

優しいピンク色のカーネーションと、スウェーデンの人気ブランド、リサ・ラーソンの花瓶「ドレス」を合わせた、かわいらしい組み合わせ。まるでワンピースのような形の個性的な花瓶は、サマードレスをモチーフにしたユニークなデザインで、花を一輪挿すだけで主役級のインテリアになります。

こちらは、白の芍薬(シャクヤク)をブルーのガラス瓶に生けて、清涼感がありつつもどこか神聖な雰囲気に。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の通り、すっと伸びた芍薬の茎が潔く、白とブルーがお互いを引き立てあった素敵なアレンジメントになっています。

小花をこんもりと咲かせるコデマリは、ボリュームがあり、主役も脇役もこなせるフラワー界の万能選手です。牛乳瓶のような形の花瓶は、口がキュッとしまっているので枝の収まりがよく、シンプルでどんな部屋にも似合いそうですね。

柔らかく淡い色彩と女性らしいフォルムが特徴で、どれも10センチ前後の小さな花瓶は、陶芸家 和田麻美子さんのもの。花を買ってこなくても、写真のようにドライフラワーや、庭にある花を剪定して挿しただけで、洗練された空間を作り上げてくれます。

小花をまとめて、部屋の主役に

青紫が美しいデルフィニウムを小分けにして、高さや形の違う花瓶に入れた、爽やかなアレンジメント。統一感のあるグリーンとクリアの花瓶のうち、なんと大きなグリーンの花瓶はポッカレモン、一番左の透明な四角い瓶はお酢の空き瓶というから驚き! 飾り方によってこんなにもおしゃれになるなんて、マネしたくなるアイデアですね。

アクタスで購入したというナチュラルな雰囲気の花瓶に、春のお花をギュッと寄せてかわいらしい印象に。高さが違うお花同士を組み合わせると動きや立体感が出て、華やかさがアップしますね。

道端で摘んだというシロツメクサを生けたのは、デンマークの陶芸メーカー、ケーラーの「ハンマースホイ」。縦の溝がツヤっと美しくデザインされた花瓶に、シロツメクサのホワッとした感じがお互いを引き立てあっています。ハンマースホイはどんな部屋にも合う上品さも持ち合わせているので、和室にお花を飾りたいと思っている人にもおすすめです。

こちらの小ぶりでぶっくりとしたハンマースホイには、ホワイト系のお花を生けて清潔感ある印象に。花瓶と花の色を揃えると、統一感が出て、まとまりがよくなりますね。

もうひとつ、ケーラー社の人気アイテムをご紹介。こちらの「オマジオ」は、ハンマースホイの縦縞とは対照的に、横縞(ボーダー)が特徴的な花瓶です。 素朴で馴染み深い花でも、スタイリッシュで洗練された印象に仕上げてくれる実力があります。

花だけじゃない。グリーンで癒し空間を演出しよう

背の高いクリアな花瓶に、枝ものをばさっと入れれば、男前な空間が完成。「花は生け方が難しくて」と感じている人に、ぜひトライしてもらいたいおすすめのアレンジメントです。背の高い枝は、切らずにそのまま高さを活かすと、部屋の中にメリハリができますよ。

枝もののなかでも人気なのが、ドウダンツツジ。日持ちするので枝もの初心者さんにも扱いやすく、北欧風やシンプルなインテリアとも相性抜群です。新緑が美しく、大きな花瓶にダイナミックに生けるだけで、爽やかで素敵な空間が作れます。

小ぶりのドウダンツツジを生けた花瓶は、長崎の陶磁器ブランドessenceとsenの共同制作「Doily(ドイリー)」。よく見ると、Doilyにはレースのような繊細な模様が付いていて、どの角度から見てもレース模様が楽しめるのが魅力です。ガラスの花瓶ではなく、こうした温かみのある陶器の花瓶にグリーンを飾ると、フレッシュさと優しい雰囲気を作ることができます。

まるで小さな木のように見えるのは、紫陽花の一種、アナベルという品種です。爽やかなライムグリーンのアナベルと、IKEAのシックな花瓶がシンプルなインテリアにぴったり。アナベルはドライフラワーにもできるので、長く楽しめてお得感がありますよ。

多肉植物が入った大きめの花瓶は、滋賀県の食器メーカー、キントーの「アクアカルチャーベース」。水耕栽培でヒヤシンスやアボカド、多肉植物などが育てられるユニークな花瓶です。根の成長が見えるので、普通の花瓶とはまた違った楽しみ方ができそうですね。ちなみに、手前の小さなお鍋はセリアで購入したそうですよ。

まとめ

花を飾ると、部屋の印象もグッとアップして、何より癒されたり元気をもらえたりするのがうれしいですよね。あなたもお気に入りの花瓶を見つけて、花のある暮らしを楽しんでみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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