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2024年04月06日 07:01 更新

先輩パパ・ママのお墨付き! 復職後に絶対役立つ商品&サービス18選

産休・育休を終えて仕事に復帰する前に、ぜひ準備しておいてほしい商品やサービスがあります。今回は「買ってよかった!」「頼んでよかった!」という先輩パパ・ママのリアルな声を集めました。ただでさえ忙しい復帰後の毎日を、少しでも快適に過ごせるよう、検討してみてください。

便利な時短家電

便利な時短家電

●Amazon Echoのスマートスピーカー。目覚ましはもちろんのこと、学校行事をリマインドしたり、天気予報など、朝スマホの時間も見てられないくらい忙しいときに音声で伝えてくれるところと、日用品などの買い出しも一緒にスピーカーから注文できるから。
子どももよく話しかけているので、(その間に)自分も支度しやすいと感じる。(女性/37歳/自動車関連/事務系専門職)

●お掃除ロボットや洗濯乾燥機。家事の時間を省略しようと考えた。(男性/46歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

●圧力鍋。料理の時短になり、子どもがぐずっても勝手に調理してくれるので、子育てに時間をさけるようになった。(女性/31歳/医療・福祉/専門職)

時短家電は、働くパパ・ママの強い味方です。現代の家電三種の神器といえば、ボタンひとつで洗うところから乾燥まで終わる「ドラム式洗濯乾燥機」と「食器洗い乾燥機」、そして仕事で留守にしている間にお掃除を完了してくれる「ロボット掃除機」。どれも日々の家事の負担を減らしてくれる神アイテムです。ほかにも「圧力鍋や保温調理器を購入した」という声があがっています。

仕事のある平日はもちろん、休日も余裕を持って過ごすために、ぜひ導入を検討したいアイテムばかりです。

食事の支度を手早く!

●コープ宅配を利用しました。子どもがいるとなかなかゆっくり買い物したり、重たい荷物を持ったりできないので、すごく便利でした。(女性/26歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

●残業や疲れで食事が準備できそうにないときのために、持ち帰り弁当サービスに登録しておいた。復職してから仕事に慣れるまでは、仕事の後に家事をする気力や体力がなかったので、食事を作らなくて済むのはすごく助かった。(女性/36歳/医療・福祉/専門職)

●週に2回程度、毎日の食事に備えて簡単な調理キットを注文していた。帰宅が遅くなった際にも、子どもたちにすぐに夕飯を食べさせることができて助かった。(女性/35歳/医療・福祉/専門職)

掃除や洗濯は1日休んでもなんとかなりますが、ごはんは毎日食べるもの。「今日は面倒だからごはん抜き!」というわけにはいきません。それに子どものことを考えると、「おいしくて栄養のあるものを食べさせてあげたい」と思うのが親心。

とはいえ、疲れているときの食事の支度は本当に面倒で、気力体力がないと続きません。

そこで、先輩たちが使っていたのが食事系のサービスです。各地にある生協の宅配サービスは、個別配送に対応してくれたり、オリジナルのミールキットがあったりとかなり便利に進化しています。そのほか、ご飯とおかずがセットになった冷凍弁当やお惣菜の宅配サービスなど、いろいろな種類が展開されています。

職場環境を整える

職場環境を整える

●テレワーク環境の社内申し込み。子どもが体調悪いときも家で仕事ができた。(女性/41歳/情報・IT/技術職)

●仕事の引き継ぎ連絡ノートで、逐一連絡を取った。(男性/40歳/警備・メンテナンス/技術職)

●子どもの発熱で、急に出社できなくなったときのために、在宅ワーク環境(デスクや椅子など)を整えておいた。仕事に穴をあけて周囲に迷惑をかけることがなくなったので、体調不良も比較的気にならず、助かった。(男性/39歳/情報・IT/事務系専門職)

復職後は、時短勤務やフレックス制などを利用して働く予定の人も多いのではないでしょうか。男性の育休取得も推奨されており、男性女性問わず、ライフワークバランスを重視した働き方が社会的に認知されつつあります。

コロナ禍でリモートワーク・テレワークに対する抵抗がなくなっているなか、多様な働き方を認める会社も増えてきました。子ども優先だけれど、仕事もおろそかにしない働き方の準備ができるといいですね。

子どもの病気に備えて

子どもの病気に備えて

●子どもが急な病気や怪我をしたときのために、かかりつけ以外の小児科でも診療カードを作っておき、いざというときに受診しやすいようにしておいた。
病院によって平日休みだったり、午後の診察が遅くまでやっているなど違うので、使い分けることができて安心できた。特にネットで予約できる病院が便利だった。(女性/33歳/医療・福祉/専門職)

●子どもが急な病気になったときのために、シッターサービスと病児保育に登録しました。保育園も0歳児から延長保育、日曜保育できるところを探しました。結果的に急な病気はならなかったけれど、サービス業なので毎週土日休めるわけではなく、職場に迷惑をかけずに復帰することができました。(女性/41歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

●子どもが病気になって保育園から呼び出しをもらってもいいように、必要なものを詰めたお迎えバッグを用意した。転んでけがをしたときに着替えや消毒液などが役に立った。(男性/41歳/情報・IT/技術職)

幼い子どもはよく発熱します。インフルエンザをはじめとした流行性の病気であれば、数日は保育園・幼稚園に登園することはできません。子どもの急な病気への備えとして、病児保育の登録、病気でも見てもらえるシッターさんの手配、かかりつけ医の選定などがあげられています。病児保育は、受け入れできる施設がまだまだ少ないのが現状です。子どもが病気になったときの対策オペレーションを、家族で決めておくことをおすすめします。

病気になってなによりつらいのは子どもです。子どもが少しでも安心して休めるように、環境を整えておきましょう。

外部サービスと連携

外部サービスと連携

●ファミリーサポートの登録。送迎のみの利用もでき、週1回はお願いすることでフルタイム復帰ができました。(女性/32歳/不動産/事務系専門職)

●ベビーシッターを用意しておくと、急な対応でも慌てなくて済む。(男性/35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

●共働きで子どもが2人いて、私の仕事が忙しいこともあり家事が追いつかないので、家事代行サービスを利用しています。料金が高いので利用しているのは週に1度だけですが、追いつかなかった家事を全てやっていただき、帳尻を合わせられています。
家事代行サービスを利用してから家事の心配をすることがなくなり、気持ちに余裕を持って暮らせるようになったので、利用してよかったです。(女性/39歳/建設・土木/事務系専門職)

ファミリーサポートは、自治体がおこなっている子育て支援サービスです。サポーターとして研修を受けた有償ボランティアが、利用登録をおこなった家庭に対し支援し、利用料は自治体によって異なります。
サポーターは地域の子育て経験者が多く、子どもの保育園の送迎や家事支援もお願いすることができます。

ベビーシッター、家事代行など、一般企業が提供するサービスもそうですが、事前の登録は必須です。復職前に利用できるサービスについて調べておくとよいでしょう。

意外な買い物も……

意外な買い物も……

●子ども乗せ電動自転車。子どもと一緒に安全快適に登園・通勤できて、急なお迎えの際にも渋滞知らずで対応できてよかったです。(女性/39歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

●一人目を出産し復職するにあたり、警察署よりチャイルドシートを借りました。このことで、急な病気等で保育園から呼び出しされた際、誰でもお迎えに向かえるように。
復職してからミーティング等で保育園からの呼び出しに対応できないときに、祖父母が代わりにお迎えに行ってくれ助かりました。(女性/32歳/家具製造業/事務系専門職)

●職場復帰することで、お互いの出社・帰宅時間が違ったりでスマホでのやり取りが増えて、妻との会話がとても減るだろうと……何かないかと話していてノートを1冊用意。
交換日記ではないけれど、ちょっとした走り書きや落書きを見たときに、何だか心がほっこりした。(男性/45歳/機械・精密機器/技術職)

これまでご紹介したモノやサービス以外に、ちょっと意外な買い物もあげられていました。電動自転車は、夫婦それぞれに1台ずつ買ったというご家庭も。小回りがきくので、晴れていれば車より便利かもしれません。

ほかに、子どもの鼻水をとってあげるための「鼻吸い器」、保育園に持たせる紙おむつに名前を押せる「おむつスタンプ」も複数回答がありました。各ご家庭の生活スタイルにあわせたご準備を!

まとめ

復職後しばらくは、自分や子どものペースをつかむまでドタバタと忙しい毎日が続きます。日常のちょっとしたこともこなせないほど、疲れてしまう日もあるでしょう。

何事も、備えあれば憂いなしです。ご家庭でしっかりシミュレーションをして、助けになりそうなモノやサービスはどんどん利用しましょう。細かいことですが、消耗品の定期お届けサービスも便利ですよ。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年12月7日~9日
調査人数:157人(20代~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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