町田歯科医院 町田尚道先生｜歯科治療を通じて、患者さまのQOL向上を手助けする

当院は、1990年に開業して32年目を迎えました。歯科医師になったきっかけは、元々医療関係に興味があったということもありましたが、祖母が歯をなくして困っており、助けになりたいという思いから、この道を志しました。歯科医は、食べたいのに、痛みがありうまく噛めない等の食事が思うように摂れないという患者さまが、治療によりお食事を楽しんでいただいたり、喜んでいただいたときにやりがいを感じます。健康な歯を１本でも多く残すために、地域のかかりつけ医として地域密着で末長くお付き合いをしていきたいと考えております。

当院では「歯科の治療が怖い」「麻酔時のチクッとする痛みが苦手」という患者さまのために、「表面麻酔」、「細い針」そして、「自動麻酔器」を使用しております。当院の歯科医師は麻酔について深く学んでおり、麻酔液を人肌に近い温度まで温めてゆっくり注入するといった、痛みを抑える工夫をしております。また、お子さまは麻酔がかかっている状態が長いと、どうしても唇を噛んでしまうため、局所麻酔には作用がすぐに切れるものを使用する工夫もしております。

育児をしていく中で、お子様の歯並びや口腔環境が気になる保護者の方は多いかと思います。特に歯並びは「80％が後天的な環境」が原因だと言われております。そこで当院での予防矯正では、ただ歯並びを治すだけではなく、「お口のポカン」や「滑舌などが悪い」といった、今後起こりうる歯列不正などの説明をした上で、お子様それぞれの状態に合わせたプログラムで、口元や顔つきも変わり、滑舌の改善につなげております。もしお子様の口腔環境や歯並びが気になるようでしたら、取り組む年齢が早ければ早いほど、重症化を防ぎ、早く改善させることができますので、お気軽にご相談ください。

当院では、まずは患者さま自身の歯の状態を知っていただくことから、スタートとしており、治療を始める前にまずレントゲン写真、歯周病検査、虫歯チェックを受けていただいております。その上で、モニターに検査結果や、説明用のアニメーションを使って、視覚的に治療方針や治療内容をお伝えしております。そうすることで、患者さまと私たちが双方納得した上で、治療に臨むことができるからです。ご不安なことやご不明なことは最初にクリアした上で、治療に取り組みます。

お子さまが診療室に入室した時から、どのような性格かを観察するようにし、その子のペースに合わせた治療を考えていきます。また基本的にはお子さまが緊張しないように、女性歯科医師が担当します。お子さまのお口全体を健全に整えていくために、虫歯治療だけではなく、歯並びに悪影響を与える、舌の動かし方、噛み癖などの改善サポートを行っております。食育についてもアドバイスできますので、親御様と私たちで力を合わせて、お子さまの健康な歯を守りましょう。

（取材・文：FINIENCE）