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2022年12月07日 11:35 更新

クローゼットオーガナイザーが伝授! 衣装ケースを上手に選ぶコツ

クローゼット収納において必需品となっている衣装ケース。みなさんは上手に使いこなせていますか? もし快適に使えていないという方は、衣装ケース選びや収納法に見直しが必要かもしれません。

こんにちは。クローゼットオーガナイザー近藤こうこです。

クローゼットには欠かせない収納アイテムのひとつが「衣装ケース」。衣装ケースには主に引き出しタイプとボックスタイプがあり、収納したいアイテムや使用頻度で使い分けるのが一般的です。

そのため、衣装ケースを快適に使用するためには、あらかじめ「何を収納したいか」を明確にしてから選ぶのがポイントとなります。

今回は衣装ケースを選ぶときのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください♪

①「何を収納したいか」を明確にする

衣装ケース, 選び方, 収納方法
出典: https://www.instagram.com

よくある失敗が、スペースを埋めるようにただただ衣装ケースを選んでしまい、その結果、収納したいアイテムとの相性が悪く使いにくくなってしまうというケースです。

スペースにぴったり置ける衣装ケースを選ぶのは大切なことですが、選んだ衣装ケースと収納したいアイテムが合っていないと、そのあとまた収納アイテムを買い足して……と、負の連鎖が生まれてしまいます。

たとえば引き出しタイプの衣装ケースを購入する際、厚手のニット類を収納するならある程度深さや幅のある引き出しのほうが使いやすくなりますし、Tシャツを綺麗に畳んで立てて収納したい場合は、深すぎると使いにくくなってしまいますよね。

どんなアイテムをどのように収納したいかで、最適な形状・サイズが変わってきます。ぜひ事前にチェックしてみてください!

【収納アイテム別】引き出しサイズの選び方

小物やインナーには18cmの浅型

靴下や下着、ベルトや手袋など小物類、子ども服などの収納には高さ18cm程の浅型タイプがおすすめです。

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Tシャツなどの立てる収納には23cmくらいが最適

Tシャツの立てる収納やデニム・パンツなどの収納には23cm程度の深さがおすすめです。

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かさばる衣類やバッグには深さ30cmの深型

厚手のセーターやレジャー用品など、かさばる衣類やバッグの収納には、高さ30cm程度の深型タイプがおすすめです。

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② 使用頻度を考える

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使用頻度によって、選ぶ衣装ケースも変わってきます。

使用頻度の高い衣類なら出し戻しがしやすい引き出しタイプのものを。年に数回しか着ないお洋服やオフシーズンのものなど、使用頻度の低い衣類を収納するなら、フタつきでボックスタイプの衣装ケースのほうが、ホコリ対策もできるのでオススメですよ♪

我が家では、子どもの靴下などの場合、衣装ケースではなく無印良品の収納ボックスに収納しています。毎日使用するものこそアクション数を減らす工夫が大切なので、衣装ケース以外のアイテムも取り入れて、快適なクローゼットを目指しています。

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③ 理想的な機能とデザインを考える

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同じ衣装ケースでも、メーカーによってメリットデメリットはさまざま。引き出しケースだけでも、チェストタイプや個々に独立しているボックスタイプ、半透明で中が見えるものから真っ白いものなど、種類が豊富に展開されています。

中でも特に着目してほしいのは「機能性」と「デザイン性」の2点。

ボックスの強度、カラーバリエーション、サイズ展開、使い勝手など、どこを優先するかで選ぶメーカーも変わってきます。今はどのメーカーもネットで購入することができますが、できれば事前に店舗で実物を見てから購入することをオススメします。

④ 素材を考える

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衣裳ケースには主にプラスチック製・不織布製・木製があり、それぞれにメリットが異なるので、目的に合った素材選びも大切なポイントになります。

プラスチック製

多くの人が愛用しているプラスチック製は形やサイズ、デザインの豊富さが魅力。いろいろな形を組み合わせてクローゼットに配置できる自由度の高さも人気で、今では衣装ケースの定番となっています。

密閉性が高い分、通気性はあまりよくなく、経年劣化もあります。長期保存の衣類の保管には不向きというデメリットも……。

不織布製

通気性がよく軽いので、クローゼット上段や押し入れの天袋などに活用でき、お布団類の保管やオフシーズンの衣類の保管などにオススメ♪

人気が高いイケアのSKUBBシリーズのようなデザイン性があるものや、防虫や消臭効果のある機能性の高いものまで種類も豊富◎

使用しないときには折りたためるのも嬉しいポイントです。

軽量なだけに強度が弱く、重たいものの収納には向いてないのでご注意を。

湿度が高い時期はボックス内に湿気もたまりやすいので、除湿剤を一緒に入れるなど除湿・防虫対策はしっかりしておきましょう!

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木製

木製の衣装ケースとして一般的なのが桐のケースです。桐には湿度を調整する機能があるので、湿気に弱い着物収納において特に重宝されています。

値段が高め・収納場所の確保が難しいなどのデメリットも多く、若い世代で使用している方は少ない印象です。

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まとめ

ネットでも気軽に衣装ケースが購入できるようになり便利になった反面、選択肢が多いと、何がいいのか選ぶのが大変になってしまいます。一度購入したら簡単に買い替えられるものではありませんし、せっかくなら長く愛用できるものを選びたいですよね!

衣裳ケース選びに失敗しないためにも、購入する際は今回ご紹介した4つのポイントを確認することをオススメします♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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