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2018年11月26日 21:00 更新

10円玉を使った裏技3選! 臭い消し・害虫対策・ハサミとして使える?

実は、10円玉が何枚かあれば日々の暮らしに活用できることをご存知でしょうか。使い方は幅広く、消臭や害虫駆除、さらにはハサミとして活用できるというので驚きです。今回は、そんな10円玉を使った裏技を3つご紹介します。

10円玉で靴の臭いを取る裏技

Photo by Jaclyn Moy on Unsplash

運動靴の中に10円玉を入れておくと、消臭効果が期待できると聞いたことはありませんか?

洗濯物と同じように毎日洗うことができない靴は、どうしても臭いが溜まりがちです。では実際に、10円玉に消臭効果は期待できるのでしょうか。

10円玉の効果って?

足は他の部位よりも汗腺が多く、汗をかきやすいです。さらに、常に靴下や靴を履いた状態で過ごすため、蒸れやすい状態にあります。足の裏から出る汗の量は、1日にコップ1杯ほどの量という意見も。さらに、皮脂や爪の間に詰まった汚れが、雑菌のエサとなり増殖。これが悪臭の原因になります。

そんな足を靴に入れておけば、靴が臭うのも納得がいきます。ガンコな臭いに効くのが銅です。銅は水分と結びつくと、銅イオンを発生させます。銅イオンには雑菌を分解してくれるため、除菌と抗菌効果が期待できるというわけです。10円玉の95%は銅でできています。わざわざ銅を探さなくても、純度の高い10円玉を活用すると良いでしょう。

10円玉で消臭する方法

10円玉を活用した靴の消臭方法はとても簡単です。ただ、靴の中に10円玉を入れておけばOK。ただし、消臭効果が期待できるのは10円玉を置いた場所とその周りだけなので、靴全体に効果を出したいなら、片足だけで5~10枚は用意しておいた方が良いでしょう。

パンプスに比べ、ブーツなどつま先が閉まっている靴は蒸れやすく雑菌が繁殖しがち。つま先の部分は多めに入れてください。古いものよりも新しいもののほうが、消臭効果が高まります。できるだけきれいな色で、発行年数が新しいものを入れましょう。

10円玉を入れてから最低一晩は寝かせたいもの。家に帰ってきたらできるだけ早く10円玉を入れて、翌朝履いて出かける前に取り出すという習慣をつけると良いでしょう。

10円玉でボウフラを退治する裏技

Lazy dummy

10円玉の活用法は靴の消臭剤として使うという方法だけではありません。10円玉を水に入れておくことで、ボウフラの繁殖を防ぐことができます。

そもそも、ボウフラとは蚊の赤ちゃんのこと。蚊になる前に退治することができれば、蚊の発生を抑えることができるでしょう。でも、なぜ10円玉だけでボウフラを駆除することができるのでしょうか。

10円玉の金属作用

ボウフラは、水たまりに蚊が産み落とした卵から羽化します。10円玉に含まれている銅は、水に溶けるので、水たまりの水とあわせると、銅イオンが水に流れ込みます。ボウフラは銅イオンが苦手なので、10円玉を入れた水たまりでは羽化できずに死滅してしまうのです。

10円玉ボウフラ対策のやり方

10円玉でボウフラを退治する方法はとても簡単で、水たまりの中に10円玉を入れるだけ。1リットル当たり20枚程度の10円玉が必要になります。駆除したあとは、忘れずに回収してくださいね。

10円玉でお菓子を開封する裏技

Photo by Juan Manuel Giraldo Grisales on Unsplash

スナック菓子などのパッケージは、手で開けようと思っても商品によってうまくいかないことがありますよね。近くにハサミがあれば良いですが、見つからないこともあるでしょう。そんなとき、10円玉が2枚あれば、簡単に袋を開けることができます。

10円玉をハサミにする方法

そもそも、ハサミは2枚の刃を重ね合わせることでものを切る仕組みです。そのため、10円玉を刃の代わりにすればお菓子の袋を開けられますよ。

まずは、10円玉を2枚用意しましょう。切りたいところに10円玉を挟み込むようにセットします。袋の奥側と袋の手前側にそれぞれセットしてください。あとは、10円玉同士が交差するように、奥側の10円玉を手前に勢いよく引っ張るだけ。きれいに開けることができるので、お子さんの前で見せてあげると喜ばれますよ。

まとめ

10円玉の95%は銅でできています。純度が高いので靴の消臭対策や、ボウフラの駆除などさまざまな方法に活用することができます。また、2枚あればお菓子のパッケージを開けるという手品のような活用テクニックも。10円玉を日常生活で活用して、もっと暮らしに役立ててくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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