
コストコのディナーロールが人気!3つのおすすめアレンジ術
コストコで多くの人がカートに入れるディナーロール。あまりの大容量に消費できる? と心配する方も多いはず。そんな方は必見! コストコのディナーロールをおいしく食べきるための保存方法やアレンジ方法を一挙公開します♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
コストコのベーカリーコーナーには、山積みのパンがたくさん! その中でも一番人気で、コストコに行ったらついついカートに入れてしまうのが「ディナーロール」。気になる味やお値段など、人気の理由を探ってみましょう。
コストコ・ディナーロールの特徴

【ディナーロール】
名称:パン
原材料:小麦粉、ショートニング、砂糖、脱脂粉乳、卵、食塩、イースト、V.C
※この製品は落花生、そばを使用した設備で製造しています
原材料はとてもシンプルです。パン作りの基本的な材料だけで作られています。V.CとはビタミンCのことですが、小麦粉を練ってパン生地を作るときに、生地をまとまりやすくする働きがあります。パンに限らず、多くのものに酸化防止剤として用いられている添加物です。
消費期限

消費期限:製造日含め3日間
コストコのベーカリーでは、保存料を使用していません。もちろんディナーロールも保存料不使用なので、消費期限はわずか3日間!
余計なものが入っていない証拠なのですが、うれしい反面長期保存ができないので悩みの種にも……。
量とお値段

正味量:1,350g
値段:458円(税込)
初めて見た時は、大容量さにびっくり! 大袋にこんなにたくさんのパンが詰められているなんて、日本のスーパーではまず見かけません。
正味量は、これまた驚きの1,350g! 1キロを軽く超えた量が1袋なんて……。
売り場のポップには「36個入り」となっているので、1個平均37.5gになります。
そして、このお袋のお値段が458円! 1個当たり約12.7円となります。
近隣スーパーでロールパンを購入すると、5~6個入りで安くても100円前後くらいですが、ディナーロールだと6個で80円もしません。
数あるコストコのおすすめパンの中でもかなりコスパの良い商品です。
味

さて、肝心のお味はどうでしょう? いくらコスパが良くても、味がいまいちだとリピートしたいとは思いませんよね。
コストコのディナーロールは、ほとんどの方が思い浮かべるロールパンなどとは、味も食感もちょっと違います。
手でちぎってみてもわかりますが、かなりきめが細かい、ずっしりとしたパンです。決してかたいわけではありません。密度が濃いのです。
味は、ほんのり甘くて大人も子どもも食べやすい味。ディナーロールという名前の通り、ディナーの時に出されるパンということで、このパン自体で食事を完了するものではなく、料理と一緒に食べるのを想定して作られている味です。
が、結構このままでもおいしいんです♪ 小ぶりな大きさなので、つい1個、2個、3個……と手を伸ばして食べてしまいそうになるのですが、ふわふわ空気ばかりのパンとは違い、しっかり密度の詰まったパンなので、食べた後にはっとします。
お腹がズッシリ重くなるんです(笑)。
初めて食べるときは、自分にちょうどいい量を考えて食べるようにしてください。
おいしく食べるための保存方法

アメリカンな量と安さに驚愕してテンションも上がりますが、「この量を3日間で消費できるの?」と素朴な疑問を抱いた経験のある方も多いはず。
でも、大丈夫です! この量でも、最後までおいしく食べる方法があります。
常温保存
まずは常温保存。袋にも「直射日光・高温多湿をさけて保存してください」と記載されている方法です。
ついやってしまいがちですが、パンを冷蔵保存すると味が一番落ちてしまうと言われています。それは冷蔵庫の温度が、パンのデンプンがかたくなりやすい温度であり、パンの水分が抜けやすくなって食感がパサパサしてしまうためです。
そこで、冷蔵庫に入れるより、常温で置いておいた方が味の劣化が進みません。
冷凍保存

とはいえ、常温で持つのは3日間程度。36個ものパンを食べきるのは、大人数が集まるときはいいのですが、日本の一般家庭で普通に消費するのは至難の業です。
もし3日間で消費できないときには、冷凍保存がオススメです。
ディナーロールを1個ずつラップで包み、ジップロックに詰めて冷凍庫へ。こうすることで、水分が抜けるのをできるだけ抑え、他の食品のニオイが移るのも防いでくれます。
冷凍することで一気に保存期間は伸びますが、段々味の劣化は進んでしまうので、一カ月程度を目安に消費するようにしましょう。
解凍方法

解凍するときは、自然解凍で大丈夫です。
時間に余裕がないときには、電子レンジやトースターなどを使ってもおいしく解凍することができます。
冷凍庫から出したばかりのパンを、そのまま一気に解凍するのは失敗する可能性大。凍ったままの丸ごと1個をトースターに入れると、表面が焦げて中は凍ったまま、なんてことも。
「じゃあ、電子レンジでチンすればOK」と思ってしまいそうですが、電子レンジは水分が抜けやすいので、ちょっとでも加熱時間が多いとカチコチにかたくなってしまいがち。
電子レンジに解凍コースがある場合は、それを使うといいのですが(それでもかたくなることがあるので、様子を見て調整してください)、ない場合にはこんな方法があります。

オススメの解凍方法は、丸ごと1個ではなく、半分にカットして解凍すること!
冷凍庫から出したばかりのパンは、凍っていてかたいので、半分にカットするのは大変。ちょっと面倒ですが、2段階に解凍すると失敗しません。
まずはラップに包んだまま、電子レンジで15~20秒加熱。電子レンジによって差があるので、時間は様子を見て調整してください。

少しだけ解凍して、表面がふわっとした感触になる程度に熱が通ります。中はまだ凍っていますが、カットしやすい状態になっています。
半分にカットしたらトースターやグリルで焼くと、表面はカリッと、中はふわっと仕上がっておいしいです。
それなら初めから半分にカットして冷凍すればいいんじゃない? と思われる方もいると思いますが、半分にカットするとラップに包む手間が倍になり、カットしたことで水分が抜けやすくもなるので、丸ごと包む方が楽ちんで、おいしく食べられると思います。
オススメのおいしいアレンジ方法

セルフサンドイッチ

大人数が揃うときには特にオススメです。具材を用意すれば、あとは各自お好みの具を挟んでもらうだけでOK! ディナーロールも、袋から出してお皿に盛りつけるだけなので手間がかかりません。
小さなお子さんは大人の助けが必要かもしれませんが、小学生以上ならワイワイ楽しみつつ自分の分を作ってくれるので、お母さんはその間ゆっくりしてください♪ 具材はお好みで何でも大丈夫!
ディナーロールがほんのり甘みのあるパンなので、どんな具材にもマッチします。
例えば……
・ベーコンレタスバーガー
・ホットドッグ
・卵サンド
・ツナサンド
・ハムチーズ
・コロッケパン
・カツサンド
・焼きそばパン
などのお総菜系から
・フルーツサンド
・クリームパン
・ジャムパン
などのスイーツ系パンまで幅広く使えます。
トースト

そのまま食べてもおいしいディナーロールですが、焼いたらまた違う食感でおいしいです。
バター塗って焼くだけでも、こんがりサクッとした食感で、溶けたバターがふわっと染み込んだパン生地がなんともおいしい~♪
ハーブソルトやガーリックをバターと一緒に塗れば、ハーブパンやガーリックトーストにもなります。

トーストも乗せる食材によってアレンジ自由! おいしいものがたくさん作れます。
・ピザトースト
・たらこマヨネーズ(海苔トッピング)
・チーズ&大葉
写真はこちらの3種とハーブパン。意外と和の食材を合わせたものもおいしいです。
他には……
・バジルチーズ(ジェノベーゼソース&チーズ)
・明太子
・グラタンパン
・味噌チーズ(ねぎをトッピング)
・チーズ&海苔
・小倉チーズ
など組み合わせ自由!
魅惑のディップ

そのまま塗って食べても、塗って焼いて食べても、どちらもおいしいディナーロールにぴったりのディップです。
どれも混ぜるだけの超簡単レシピなので、ぜひお試しください♪
ミルクバター&ナッツのディップ


ミルキーなディップとナッツの香ばしさが絶品です。
ディナーロールだけではなく、マフィンやカップケーキ、クラッカーなどにも合います。
ココアディップ


バナナやマシュマロをのせても、とろけるおいしさを味わえます。
きなこバターディップ


こちらもそのまま塗って食べても、塗って焼いて食べてもおいしいのですが、イチオシなのがバナナ&キャラメルソース乗せ!
相乗効果でおいしいので、だまされたと思って食べてみて欲しいです! チョコソースやはちみつでも合います。
きなこバターの代わりにピーナッツバターでもおいしいですよ! 甘くないアメリカンなピーナッツバターがオススメです。

組み合わせ次第で無限に広がるアレンジ。
友達と一緒にいろんなアイデアを出し合うのも楽しそうですね♪
まだまだあるアレンジレシピ
他にも、フレンチトーストや、揚げパン、ラスクなど、ディナーロールのアレンジ方法はたくさんの方が開発しています。
皆さん、あの大容量を最後までおいしく食べきるために、おいしいレシピを見つけて紹介しているのでぜひネットで検索して探してみて下さい。
まとめ
味よし、コスパ良し、のコストコ・ディナーロール。大容量でも、シェアできなくても、冷凍保存すれば大丈夫。
上手に解凍して、おいしく食べることができるので、いろんな味わい方をして楽しんでください♪