近所なのに、出産してから一度も我が家に来なかった義母。ようやく義母の気遣いに気づいて…… #「ありがとう」を伝えたい
子どもが生まれてすぐの頃は、慣れない子育てに手一杯で、急な来客があると困ってしまうことも。今回は、「出産後の義母の気遣いに感謝している」という30代女性のエピソードをご紹介します。
近距離に住んでいる義母。でも産後一度も家に来なくて……
息子が産まれてから今日まで、義母から一度も「遊びに行ってもいい?」と聞かれたり、突然家に押しかけられたりするようなことはありませんでした。そのことに、今とても感謝しています。
私たちと義実家は徒歩3分ほどのかなり近距離なので、会おうと思えばすぐにでも会える距離です。にも関わらず、出産してからこれまで一度も自宅に会いに来たことはありません。
産後のストレスで誰にも会いたくなかった
産後、私は実母とうまくいかず、里帰りを2週間で切り上げて自宅で育児をしていました。そのことは義母も知っていましたが、それでもたまに連絡がくるだけで……。
当時はホルモンバランスが乱れていたこともあり、誰に対しても攻撃的な感情を抱き、誰にも会いたくありませんでした。
義母はそんな私とうまく距離を取ってくれ、私の気が向いた時に夫と子どもと3人で義実家に遊びに行く程度。回数にすると月に1~2回です。
義母の静かな配慮に気づいて、心から感謝
子どもが1歳を過ぎた頃から、育児にも慣れてきて気持ちが大らかになり、義母の私への配慮の有り難さに気づきました。
きっともっとたくさん孫に会いたかったんだと思いますが、私のことを考えてぐっと堪えてくれていたんだろうなと思います。それに気づいてからは、週1回は私と子どもだけで遊びに行くようになりました。
今は、自分の実家並みに気楽に遊びに行っています。子どもがいつか結婚して孫ができたとき、私も義母のように「お嫁さん第一」に考えてあげられる人間になりたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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